2010年1月26日火曜日

蘇る大味キング

 1月25日 先週末戻ってきた紀要原稿の校正。明後日正午〆切なので今日午前を引用原典との照合。既に書き終わった原稿の校正なんか関心がない。酷く非生産的に思える。しかも原典との照合なんか機械的作業だから,誰でもできる。秘書が雇えれば任せるられる仕事だ。こんなのやっていたんじゃ自分の仕事が出来ない!!そんな態度で臨んだせいか,引用ミスが2箇所見つかった。もう三校なのに^^;。 午後は諸連絡で終わる。
 学生だった云十年前,近所の「餃子の王将」によく通っていた。餃子定食,鳥の唐揚げ定食,麻婆豆腐定食をローテーションしていたような記憶がある。単に「単に安くて満腹」というだけでなく,本当に「おいしい」と思って食べていた。しかし,ある時,学部時代の同級生にそれを告げると「大味なのが好きなんだねぇ」と言われ,グルメではないことを悟った。
 昨今は「B級グルメ」ブームで「餃子の王将」にもスポットライトが浴び,「行列が出来る」ようになったと聴いて唖然として。昔から繁盛はしていたが,決して行列を作ってまで食べる料理ではなかったからだ。今日混んでいたら明日にしてもよい。そんな店だった。
 しかし,「餃子の王将」の看板をみると,往時のことを想い出して,帰途寄ってみた。18時過ぎ,繁華街でも行列は持ち帰り注文の客のみで,店内ににはすぐに入れた。迷った末,餃子1人前,唐揚げ3ピース,ミニかに玉にご飯の王将定食を注文。程なく配膳された定食を食すると,ほんのり甘い「大味」王将が蘇った。甘い分,冴え,切れを感じさせない。これが同級生のいった「大味」なんだなと改めて実感した。他方,安い米を使ったと思しきご飯は甘ささえ感じさせず,大味記憶が吹き飛んだ。
 ジムの帰りファミレスに寄ると,禁煙コーナーのテーブルは自分以外は学生ばかり。期末試験勉強組がファミレスでの勉強体験として後に想い出すのは何だろうか。やはりファミレス料理特有の大味さだろうか,それともお代わり自由のドリンクバーで継いだキャラメルマキアートなどの甘さだろうか。

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