2015年6月28日日曜日

貧乏性

6月27日(土),久し振りにタクシー利用。
最近,年2回開催される社会政策学会全国大会は,東京開催の春季大会を中心に耳学問のつもりで参加している。

東京開催なら当日出発しても早朝の新幹線を利用すれば,開始時間にぎりぎり間に合う。
しかし,平年より梅雨入りが大幅に遅れていた南東北も昨晩からの大雨で梅雨入り。
市内バスでは間に合わないし,自転車も利用できない。

地元でも出張先でもタクシーを利用することは滅多にない。
その貧乏性の故か,タクシーを利用すると運転手に「最近景気はどうですか」と必ず質問する。
「特に良くないねぇ」
「復興需要の賑わいも2年前から1年半前まで。今,国分町が賑わうのは金曜日くらいでは」



学会は初日のみ参加。
午前はテーマ別分科会・第2「社会保障・税一体改革とその後」
午後は自由論題・第3「労働市場政策」テーマ別分科会・第7「『高度成長』と『日本的雇用慣行』の再検討」
に参加。

1年生に向けて

6月25日 経済経営系の教員が主に1年生に向けて一人1回ずつ担当科目の紹介を兼ねて講義する「総合講座III」。
「労働市場とセーフティ・ネットについて学ぼう」と題して,労働市場が正社員を中心とした内部労働市場と外部労働市場の2つに別れていること,内部労働市場にも離職の他に,定年制,雇用調整という出口があること,雇用調整は解雇に限らない(正社員には一時休業や配転・出向等数ステップがある)ものの非正規雇用はいきなり解雇であること,失業時のセーフティ・ネット,雇用保険,求職者支援制度,生活保護においても非正規雇用は不利な立ち番に置かれたり,給付が十分でないことを解説した。

学生は出席カードに感想・要約等を記すことになっていて,その中にいくつか質問があった。
「雇い止め=契約不更新の意味がよくわからなかった」
「失業給付を受けられない人はどうすれば良いのかと考えたが,生活保護受給者も増えているので,福祉の負担も大きくなっていくのではないか?」
「生活保護受給者が増えているのは,格差の拡大が原因ではなく,不正受給が増えたからでは?」
「生活保護と求職者支援制度の同時受給は可能か?」
「なぜ女性は非正規雇用比率が高いのか?」

翌日までにそれぞれに対する回答をスライドに図表を載せて示し,配布資料スタイルにして掲示を依頼した。




6月24日 教授会。組織改革についてはほとんど執行部内の質疑に終始。

2015年6月15日月曜日

浮き彫り

 6月14日(日) 例によってカフェ,ジム通いの合間に球場に駆けつけた。
 序盤から得点した上に,今季調子の良くなかった則本選手も危なげない投球で2時間半くらいで試合は終わった(中日ドラゴンズ0X4東北楽天イーグルス)。

木曜日に2000本安打を達成したばかりの和田一浩選手は東北福祉大学出身。
抑えるのが最も困難な一人の好打者だが,この日は無安打に終わった。

交流戦,終わってみれば,
東北楽天イーグルスが,12球団で防御率が最も低い代わりに,打率も最も低く,おまけに失策最多。

交流戦のお蔭で謝金は1まで減らせたが,Aクラス入りとその先を目指す際の課題も浮き彫りになった。


2015年6月14日日曜日

容易には抜け出せない借金生活

6月13日(土),借金完済の瞬間に立ちおうと,珍しく試合開始前から馳せ参じたが,先制するも直ちに逆転され,2度は追いついたものの3度目はなかった。5回もたない先発,2度とも失点に結びついたエラー,バントミスも2度。基本ドリルが必要なようだ。

質問の先

現在,国立大学法人は文部科学省から組織改革を迫られていて,本大学本学部はこの1年そのことで大わらわ,の体である。
そのことについて,全学の案が固まらない状態が続いていたため,学科会でも教授会でも発言を控えてきたが,
従来よりより踏み込んだ案が学長より示されたのを契機に,6月10日(水)に開催された学部臨時教授会では,執行部案に質問してみた。

そこで,文科省の求める「出口を意識した」の内容について質問してみた。
出口を意識したキャリア関連プログラム等を充実させることは理解できるが,
執行部案のように,進路先と一対一対応の課程プログラムである必要があるのか,と。

しかし,言いたかったことはその先にあった。
自分の考えを簡潔に記せば,

  • 定員対策の改組問題と文科省の求める組織改革との混同していないか。

    前者は自発的で期限もないが,後者は。。。
  • 組織改革とは,他大学の例を見る限り,「需要は人社系の外にある」ということである。
  • したがって,人文学部のカリキュラムをひねくり回したところで,それだけでは組織改革の要件を満たせない。<br>
    むしろ,旧学部内でカリキュラムを従来と一変させようとすると,現行学士(文学,法学,政策科学,経済学)はいずれも維持不能となり,教員側も受験生側も混乱をきたす。
    (「出口を意識する」を進路直結カリキュラムのように捉えているが,4つの課程の内,人間文化課程はそうではないし,グローバルスタディーズ課程も進路先ではなく,育てる能力という機能的分類になっている)
    (学長案には,地域教育学部の大胆な改革案も含まれているが,それだけで組織改革が終わた大学はない。また,同案の形式上の最大の問題は計画養成の復活であろう。)


    では,どうするかはいずれ^^;
  • 2015年6月7日日曜日

    幸いです

     6月6日 昼過ぎ,日曜日のさくらんぼボマラソンのために来山された松尾秀雄先生(名城大)を山形空港から寿ゞ喜総本店(山形市)へお連れした。

    マラソン大会は,空港のある東根市で開催されるが,ホテルは山形市内に予約されていたからだ。
    以前は出張でしょっちゅうお会いしていたが,
    最近は春夏の八王子合宿や秋の学会でお会いするぐらいなので,
    道中よもやま話。


    松尾先生は「そうざ蕎麦」自分は板蕎麦

    「山形の蕎麦は美味しいねぇ」。

    喜んで頂き幸いです。
    10㎞マラソン頑張ってください。

    2015年6月4日木曜日

    合同ゼミ久々開催

    10年以上前から続いている「三大学合同ゼミ」。
    入れ替わりがあったが,現在,東北学院大学経済学部の半田ゼミ,菊地ゼミ,宮城学院女子大学の田中ゼミ,そして当ゼミの4つゼミで年2回の合同ゼミを持ち回り開催している。
    したがって2年に1回は当番校,主催校になる。

    しかし,諸般の事情で^^;,当番校を引受けられなかった。
    私自身は毎年東北外大学か宮城学院女子大学の合同ゼミには参加していた。ほぼ皆勤。
    ただ,ゼミ生が。。。
    ゼミ生がいても当日ドタキャンなどして,私自身は最後の講評係としての参加であった。

    そのゼミ生が今回「合同ゼミをやってみたい」と言い出して,当番校を引受けることになった。
    7月4日(土)13時半開催。
    テーマ未定だが,楽しみだし,やる気になってくれたことは嬉しい限りだ。

    諦めたわけではないが

    5月30日(土) マンション管理組合定期総会に出席後スターバックス。30分遅れで到着した球場は対巨人戦ということもあってほぼ満員。「これをもちまして観客動員、球場最高記録を更新しました」。球場を満員にするのは交流戦の阪神戦や巨人戦くらいだろうと,1つ前の記録を調べてみたら,今年5月3日の西武戦だったらしい。

    喜ぶのも束の間。
    そのうちに追いつかれ,互いにゼロ更新。
    4時間半,11回も掛けて突き放された(巨人5x3楽天)。

    翌日は,昨季まで一軍出場わずか1試合の7年選手中川からサヨナラHRが飛び出し,対巨人2勝1敗と勝ち越すことになったが,当初降雨と予想されていたため,別の予定を入れ,観戦できず。

    現時点で5-6,リーグ4位。
    Aリーグ入り,クライマックスシリーズ参戦を諦めたわけではないが,
    勝率4割台後半まで回復すれば,週末観戦としては十分楽しめる。