2014年2月27日木曜日

玉稿御礼

来月26日杉並経済学研究会でご一緒する東経大岡本英男先生より論文抜刷7編!届く。御礼申し上げます。

早速2編読んでみると,
「筆者は,世界的にも特異な「失われた20年」,そしてその原因となっている根強い
デフレから日本経済が脱するには,現実的には「異次元の金融緩和」しか残されていなかっ
たと考えている。そういう意味で,他の2本の矢はともかく,第1の矢であるリフレ政策
については,筆者は高い評価を与えている」(岡本英男「「失われた20年」と財政金融政策」」「東京経大学会誌「経済学」279(2013年)236頁)。

著者はリフレ派とは相容れない増税派と理解していたので意外に思えた。

2014年2月24日月曜日

終戦直後には世に出ていた郷里の言葉

 2月23日(日) 夕方,スタバからジムに直行。帰途,淳久堂にて日経に短評が出ていた小林信彦と萩本欽一が昭和のコメディアンを振り返る『ふたりの笑タイム』。

 伴淳三郎の「アジャパー」は最初「アジャジャ~」と言った後,間を置いて「パーですわ」と続けていた,前段は故郷山形の言葉ですかね,とある。

「じぇじぇじぇ」も終戦直後には浅草の劇場でお披露目されていたことになる。

2014年2月19日水曜日

影響は降雪が終わった後

 掻き出した雪が歩道側に積み上げられたままだ。山形市の大通りと異なり,歩道には融雪設備が埋設されていないため,駅前の大通りも雪はなかなか解けない。繁華街から少し外れると,未だに一面雪の歩道も多く,行き交う人,自転車が互いに道を譲る「離合」をせざるを得なくなっている。「年明けてから雪が少ないですねぇ」と訝しがっていたのが嘘のようだ。
 何より驚いたは関山トンネル前後で雪崩が起きた国道48号線の通行止めが続いていること。
 トンネルを抜けた後,東根市,天童市と下って山形市に至る48号線は遠回りになるので滅多に利用はしないが,村山地方北部尾花沢や新庄)あるいは庄内地方(鶴岡,酒田)に行く際には利用するし,天童市の山形県総合運動公園はモンテディオ山のをホームグランドだ。また,48号線の宮城側は「作並街道」と呼ばれ,近所を走っているので,他人事のような気がしない。
 東根市観音寺のスキー場「黒伏高原スノーパーク・ジャングルジャングル」は,週末には約1800人が訪れる。宮城県からが半数を占めてい宮城側からの利用が多い為,痛手が大きいという(河北新報)。

 2月23日(日) 行きつけのコンタクトレンズチェーン店が開くまで,自宅で確定申告の準備。ここ数年e-tax(電子申告)しているが,何せ年1回の手続き,詳細を想い出せず,記載エラーの表示が2箇所。眼科で診療後,紛失した右目のレンズ処方。レンズは新装ないし交換できるが,低下した左目の視力は回復の当てもなし。

 2月22日(土) 朝からデイパック担いで外出。スターバックス「本日のコーヒー」を2回お代わりしたものの,進捗は僅か。帰途コンタクトレンズ紛失。駅前をあるい英手まぶたに指が当たって数干してようやくに紛失に気付いた。普段はまぶたに指が掛かっても,レンズがずれるくらいで済んだが,今回はその眼球内でズレている感じがしない。しかし,気付いた時は既に遅く,雑踏の中に埋もれてしまったようだ。

 2月21日(金) 学部共通科目「地域社会論」の,来年度の講師の方々へ日程案と講義の進め方について案内を発送。例年はE-mailで済ますところだが,新任の方が増えたことや講義の進め方を変えることに伴い,文書で案内することにした。

 2月20日(木) 臨時学科会議は学科長選挙。その後,経済経営系会議。

 2月19日(水) 高速バス何時もより1便遅いだけの,始発から3便目立ったが,それでも山形市内に入ると渋滞。
7時40-50分頃だったが,駅に繋がる道路は,歩道との境や中央分離帯に掻き出された雪が車道に溢れ出し,2車線が実質1車線と化していたからだ。
歩道は,一部解けた雪が踏み固められ圧縮状態。
表面もデコボコしているが,ほぼ真っ白なのでよく見ないと気付かない。足を踏み入れる場所を選ばないと滑ってしまう。

今日は学部長選挙投票日,大学院専攻会,昼休みには臨時学科会議,午後定例教授会。

 2月18日(火) 午後から学部の教育FDワークショップ「やる気がでる授業はどのように作られているか」。
学生が3班に分かれて,テーマに関し議論して一般化を図り発表。出席した教員や他班の学生が質問。

2月17日(月) 土日雪が降っている間は,近所のドトール各2往復したくらいでほとんど外出しなかった(日曜日16日にはジムに出掛けたが)

しかし,月曜日,平日となるとそうはゆかない。
市内バスが来ないとわかれば,高速バスの始発駅,県庁市役所まで歩いた。
所が,バスに乗ると,山形自動車道下り線,関沢-山形蔵王間通行止め,とのこと。
実際笹谷トンネルの出口手前で渋滞。
さらに笹谷ICを出るとさらに渋滞。ピタリとも動かない。
市内バス不通のせいで,高速バスも普段より30分以上後の便であったため,
高速道路から一般道におり当たりがちょうど山形市内の通勤ラッシュの最後の方にかち合わせ。

歩道はと言えば,大通りは融雪設備で路面が顔を出しているものの,
一般の歩道は,おそらく土曜日以降,車道との間に掻き出した雪が歩道側に崩れ落ちている。
歩道は,人が雪道に踏み入れてデコボコ状態になっているだけではなく,
岩みたいな雪の塊が歩道側に落ちて足の踏み場に苦労するくらいだ。

そんなこんなで自宅を出て3時間余りでようやく研究室に。

2014年2月15日土曜日

今日,明日は冬眠

2月15日 朝日新聞に是枝裕和監督のインタビュー「日本の記者や批評家はよく『この映画に込めたメッセージはなんですか』と聞きますが、これも海外ではほとんどありません」。

同調圧力の強い日本。
7時過ぎ「暴風雪大雪警報」発令。
ニュースでは「明日にかけてさらに降ります」。
しばらく冬眠するしない?

2014年2月14日金曜日

雪の合間に

更新が遅れたのは大雪のせいではないが,細かな仕事があり。。。


2月14日(金) 出張講義用に借りていた学部のプロジェクターを担いで登校。文献複写と電話連絡したくらいで,さして進展なし。
帰宅後,昨日の出張講義で回収したレスポンスカードに記されていた質問への回答をスライドに記述。配付資料にして,そのPDFを進路指導の先生に送信。

2月13日(木) 宮城県立仙台東高校の大学模擬講義に出張。
同講義は午後2コマ目に14大学が90分講義を18クラス同時開講。「年金の話」を講義。


馴染みがない地域だったので,早めに出発して,市の中心街を越して,高校により近いファミレスでお仕事。
ところが,日曜日の大雪の影響があちこちに。大通りは道の真ん中に雪がかき集められ,右折車線を塞いで渋滞を引き起こしていた。
さらに一方通行などの裏道は路面に雪が残っていて,凹凸や轍を作り,車のハンドルが奪われ,車がしっぽを振り,蛇行する始末。
国道286号線のファミレスを出てからは,ほぼ片側一車線。
雪で道幅が狭くなっていたり,自転車が道路を走っていたり。
また細かな脇道が多く,カーナビの指示を間違えて迂回し,所要時間16分のところ倍以上掛かった。



写真の手前は水田を覆う雪。
教頭先生のお話では,在校生の9割は自転車通学で,雪が降っても変わらず自転車で投稿しているとのこと。

さて,肝心の講義。
年金未納問題,第3号被保険者制度を通して,現在の年金の置かれた状況,背景としての社会構造の変化を考えて貰うのがテーマだが,年金の仕組みに立ち入羅ざるを得ず,その点が高校1,2年生には細かく,迂遠に映ったのではないか。帰宅後,講義スライドに修正を加えた。板書で示した年金が勤め人対象に出発した等の経緯をスライドに追加。また,未成年に年金の種類を身近に感じて貰うために,高校生も加入している公的医療保険の種類と親の加入する年金とはほぼ対応していることも等々。


2月12日(水) 公務員対策講座にて講義「格差の現場」。生活保護制度の仕組みと現状。同基準額切り下げの影響。寡婦控除みなし適用が自治体に広がっていることなど。
終了後,学生から出た質問への回答を作成。スライド配付資料をPDF化して,事務方に掲示依頼。

2月10日(月) 15時過ぎ「理学部2号館3階で火災が発生しました。校庭に出て下さい」
訓練以外で避難誘導は大震災以来。銀杏並木挟んだ人文棟に延焼はなさそうだが,サイレン鳴り放しのため下校。(古い電源コードから出火した模様)

2014年2月7日金曜日

自炊はツライしイタい

学生時代も一人暮らし時代も自炊はたまにしか行なわなかったのでその時の感慨はあまり思い出せない。

むしろ最近になって,本や雑誌をスキャンしてPDFし,さらにAcrobat等で日本語認識させて電子書籍を自家製造する,自炊をしばしば行なっている。
こうしておけば,原本は保存されているようなものだから,線を引いたり,マークしても,いつでも綺麗な原文を示せる。
また,そのファイルをDropbox等のクラウドにおけば,自宅でも外出先でも,またデスクトップPCでもノートPCでも,タブレットでもスマホでも,つまりどこからでも取り出せ,読むことができる。
さらに,プリンターさえ利用で切ればどこでも打ち出せる。

本も裁断してしまえば,オートフィーダー付きのスキャナーで次々,かつ両面とも読み取ってくれる。
もちろん,図書館の本は裁断できないので,紙の本を購入したうえで裁断する。
安い中古本が出回っていれば助かる。

しかし,古い人間なもので,書籍を裁断するのは気が引ける。
著者への申し訳のなさ等か,切断分を小さってしまい,フィーダーに数十ページ分差し込んだうち,糊付け面で繋がった2枚が一緒に噛み込まれ,自動化しているはずのスキャンが止まったり,場合によっては繋がった2枚目まで引っ張られて紙がクシャクシャになる時がある。
裁断するのもクシャクシャにするのもツライ。

今日も,裁断分が小さすぎたのか,2枚噛み込んでスキャナーがストップした。
フィーダーから取り出し,もう一度紙を拠って,裁断面が繋がっていないことを確認してフィーダーに戻した。

ところが,今度は複数枚噛み込むはずはないのに,噛み込まれた2枚がへちゃげる音がしてスキャナーが止まった。
確認すると,本の間に挟み込まれていた著者からの挨拶状だった。
「この度。。。。を上梓しました。1部送らせていただきますので,ご笑覧いただければ幸いです」調のあれである。

著者から贈呈された本を売るのは悪いとばかりは言えない。
蔵書が増えれば研究室に収まりきれなくなるし,
多くの者には退職の際には蔵書全部を自宅に持ち帰ることは難しい。
逆に中古市場に出回すことは,他の研究者にとっては安く手に入れられるということだから助かる。

しかし,著者からの挨拶状を残して売るのはどうだろう。
私は本を出したこともないし,その予定もないが,
著者にとってばかりでなく,第三者宛の著者の挨拶状を見た者にもイタいことするな,という気分となるのではないか。

2014年2月5日水曜日

雪に代わって


朝目覚めると,高速バスの周囲は冬化粧。
乗った時は晴れていたのに。
冬の恒例行事。

ところが,今シーズンは,特に年明け以降,山形も雪が降らない。
ニュースでは年の暮れから,何度も「日本海側で大雪」と報じられていたが,
バスが着いても晴天,という日が続いていた。

降っても朝だけ,とか。

2月5日はほぼ一日中降っていた。
期待にようやく応えられた雪になり代わった気分で,ホッとした。

2014年2月2日日曜日

踏み倒す

 1月27日(月)から1月31日(金) 他に仕事を入れず,月末締切りの原稿に向かっていたが,
思ったほど捗らず,
もっと悪いことには集中できないまま時間が過ぎ,
31日金曜日夜提出の予定が,2月1日土曜日になり,
さらに土曜日早朝提出の予定が,早くて2日曜日午後にずれ込んでいる。

その間,月末締切りの来年度シラバスを入力したり(右の連絡事項にリンクを張った),
原稿でもまとめをTexで一覧表にする方法を調べてみたり(罫線を途中端折る方法がわからなかった),インデントの深さの設定に試行錯誤したりしていた。

これは来週も同じ作業かな。