2022年1月29日土曜日

アッサリ終了

 1月24日(月) 「マルクスのアソシエーション論とその制約」の校正が済ませた。

  編集者からは「遅くとも2月上旬まで」と聞いていたため,締切日夜に投稿した当方は校正も最終グループの2月上旬だろうと予測して,担当科目のまとめシート(講義科目は毎回の確認問題のほか2,3回に分けまとめ問題をオンライン出題している)の出題期間,採点期間をずらして設定していた。思っていました。(後で考えると,英文査読をスキップしたので順位が上がったのかも知れません)
 他方,本務校では郵便集配所が別棟に集約され17時閉所となっているため,郵便チェックできない日が続いた。18日は学生の感染者が発見され2コマ目以降キャンパス入稿規制が敷かれていた,19日は会議授業が詰まっていた。
20日は振替休暇を取っていた。21日も当日の郵便が到着する昼過ぎに集配所を訪れ,初校到着に気付いたが,既にある科目のまとめシート採点に着手しており,校正を始めたのは22日(土)昼前になった。

 そのため,24日の校正締切り当日に投函するにしても実質3日しか残されていなかった。
 研究室においていた資料が必要な引用原典との照合は24日に回して,朱入れは土日2日間だ。

 とはいえ,年末の投稿以来,何度か読み返し,読み返す度に不備が目に付いたが,そもそも論文の構成は変えようがないし,展開不十分な点を補うにも校正で許される紙幅拡張は限られいる校正の前の週までには,校正のポイントを2つに絞っていた。それぞれ論者の見解を原典に即して明確に示せているか,という点であった。

 内容上の朱入れは土日で済ませ,月曜日は引用原典との照合に当て,初稿ゲラのPDFを提出した(現物は当日投函したので,2日遅れの到着になった)。

 結局,校正は念入りにしなければと気構えていたが,日数が限られたため,小幅な変更・追加でアッサリ終わった。

 自分でも気付いた不備な点を一層掘り下げて次稿に繋げたい。


2022年1月18日火曜日

隙間を作って

  1月から2月初めは,授業の準備,後処理の他に,テストの作成,採点,単位評価など学期末の業務,恒例になっている春闘パンフレットに載せる「経済指標の解説」執筆,そして今回は論文校正の必要がある。
 しかし,校正は一校,二校がいつ届くか不透明なために,それ以外の業務について,スケジュールの隙間を見つけて準備する必要がある。
 もっと言うと,「隙間を見つけて」というより「隙間を作る」ことになる。
 業務それぞれには最終期限が決まっているが,早めに済ませることは可能なので,業務によってこちらが作業を行なう期限をずらすことによって隙間時間を作ることになる。

 こうしてこしらえた隙間時間に「経済指標の解説」の資料集めと執筆を集中して行ない,期限の14日(金)に提出した。

 後は残っている講義資料2回分の作成と課題の採点をしつつ,事前校正?を進めることになる。


2022年1月6日木曜日

穴埋め式

  冬休みの間,提出した論文にも不備が多々浮かんできた。

 構成自体は,これまでも種々悩み,何回か手を入れてきたが,今さら変更しようがない。しかし,局面毎には説明不足だったと思われる点は見過ごしにできない。原典との照合も不十分だった。そう考えると埋めるべき穴が山ほどある。

 他方で,二兎追いしてきこの数ヶ月,後回しにしてきたことも少なからずある。毎週の講義やその時々に発生したことをこなしてきたのは言うまでもないが,締切りが先のことはたいてい先送りだった。終盤の講義資料作成,期末テスト問題の作成,前期科目のまとめ,春闘パンフレットに載せる経済指標の解説。

 それぞれ期限が異なるのが救いで隙間を見つけて穴を埋めてゆきたい。

2022年1月3日月曜日

国宝を読む

 元日は27インチ液晶画面で,2日は朝からサウナとリラックスルームを行き来して,Kindle端末でストーリーテーラー吉田修一による歌舞伎役者一族の起伏に富んだ物語『国宝』(上)(下)





年末気分

  歴史が動く局面では現実が物語の上演のような感覚が生じる。  他方で,一人一人には歴史感覚はなく,日常の享楽や保身に現を抜かしている。  野口武弘『幕末気分』

 Kindle本,読んでいる箇所が全体のどの位置かつかみにくい。

 リビングまでの

廊下が寒い大晦日だった。