2018年5月31日木曜日

気分転換も半ば

最悪の事態を想定して6月半ばまでの講義スライドを作りダメしてきたが,事態は予想した最悪の線で推移。

 6月半ばの学会誌編集委員会では報告が最大で4件重なると思っていたら,その4件求められることになった(差し障りあるので内容には触れられない)。

 まず報告書を4つ準備しなければならないが,その下調べに追われ,未だ1件も報告書作成に着手していない。

 気分転換にと,ネットニュースで目にした「注染手ぬぐい」とタペストリー棒をアマゾンで注文。
 翌日には届いたが,写真イメージと異なり,地味目で気分転換は半ば。
 

私費出張2

 周回遅れだが,5月26日,27日埼玉大学で開かれた社会政策学会第136回大会に参加。

 埼玉大学を訪れたのは,馬渡尚憲先生の還暦記念論集の刊行に向けて仙台経済学研究会が開かれて依頼だから10数年ぶりか。
 その馬渡尚憲先生も亡くなられて数年。
 命日30日の直前に埼玉大学再訪というのも奇縁か

 2日間でいくつかの報告を聞いたが,興味深かったのは共通論題の報告。
 かつて所得政策と言えば,インフレ退治のための賃金抑制策だが,こんにちでは賃上げ目的となっておりいわば「逆所得政策」になっている。春闘の3%賃上げは定昇込みであり,ベアは1%未満である者の,最低賃金決定は政府の介入により成功した,と。
 なるほどと思うと同時に,実際の賃金上昇には,量的金融緩和による円安誘導が利いていたのではないか,とも思う。

2018年5月24日木曜日

スライド職人

 今週はずっと講義スライドの編集を行なっている。
 6月半ばに学会誌編集委員会があり,6月前半はその準備に大わらわとなるため,委員会までに予定されている講義の資料を作り貯めしようとしているのだ。

 といっても,ほとんどが前年度の講義資料をもとにしているし,先週までに6月初め分までの作り貯めているので,講義コマ数としてはそんなに多くない。

 しかし,講義を前期に固めているうえに,1コマだけの講義が2つ入っている。
 あるいは学生から常々「難しい」という感想を受けるので,スライドにおける解説や分量の調整も必要だ。
 またおおよそどの科目も毎回確認問題を出題し,配点しているので,その採点,成績入力,あるいは質問への回答もその都度済ませなければならない。

 このような作業を集中的に2,3日行なっていると,かなり疲れる。
 それ以外のことはほとんど手を付ける暇がないので,スライド職人のような気持ちになる。本来の自分の仕事を後回しにしていると「一体,何をしているんだ」という気持ちがする。

 とは言え,6月半ば締切りの2,3の,イヤ3,4かな^^;報告書作成の時間を空けておかないと,来月上旬は塗炭の苦しみを味わうことになる。
 しばらく職人に徹する必要がある。

2018年5月19日土曜日

私費出張

 5月19日 専修大学神田校舎にてポスト資本主義研究会
  田中史郎宮城女子大学教授が近著『現代日本の経済と社会』(社会評論社)を元に報告。
 青木孝平さんと片桐幸雄さんがコメンテーターを務めた。


開始前に談笑する青木孝平さん(右)と田中先生(右から2番目)。その左は石井先生,桜井先生か

右の紹興酒は少し舐めた

 終了後,近くの中華料理店「華龍飯店」神保町店にて懇親会。

 ビールを勧められるためにコップを空けていたら,紹興酒の前に出来上がってしまい,宿にした横浜の叔父宅までがつらかった^^;





2018年5月13日日曜日

乞うご期待

 GW旅行から戻った翌日から講義とその後処理に追われていたが,
5月10日,7月に出る学会誌,経済理論学会『季刊経済理論』第55巻第2号の編集後記を出版社に寄稿。締切り当日になった。
 同号の特集は「現実主義的アプローチから見た経済成長と所得分配」。
 ただ,編集後記は初めてだし,
 何より数理系は門外漢なので,
特集にはあまり触れず,編集委員としての仕事にまつわるエッセイになってしまった。
 乞うご期待^^;。

慣れていたはずが

 今年のGWは,伊豆・箱根旅行だった。
 しかし,自分は箱根は小学生の時,叔父の新婚旅行に親族一同で付いていって以来,何度も訪れていた。一時は,Qの会が法政大学の「強羅荘」で7月と12月に開かれていたため,年に1,2度通っていた。(Qの会は,その後,渋谷にある文科省共済組合の保養所「銀杏荘」に移り,その後,銀杏荘が取り壊しになり,また主催者の降旗節雄先生が病気療養後,亡くなられて休会状態になった)。

 今回の箱根は北九州のT君の希望で,自分の目的は修禅寺再訪にあった。
 実家の玄関には,木彫りの般若のお面が飾られていたが,自分には修禅寺参拝の記憶がない。
 2日は夕方まで授業があったため,当日は新幹線を乗り継いで熱海はニューフジヤホテル泊。

翌日,お宮の松,など熱海の海岸を散策の後,富豪の別邸で文豪愛用の旅館にもなった起雲をTシャツ1枚で見学。
 午後,JR踊り子号にて修善寺駅。修禅寺まではバス。
 1時間近く掛けて一体を散策。














 修善寺駅からJR踊り子号で熱海を超え箱根湯本駅へ。駅からはホテルを巡回するバス。ホテル南雲荘。
前日のホテルも造り,サービス,料理はちゃんとしていると思ったが,なんせ料金が2倍^^;。





 4日は,箱根登山鉄道で強羅駅,ケーブルカーで早雲山。
 しかし,その先,ロープウェイは強風で運休,バスも乗車待ち多数で大涌谷行きを断念した。
 ケーブルカーで小涌谷まで降り,バスにも何とか乗れて元箱根港。
 大湧谷からの南下ではなく,元箱根駅から海賊船で桃源台港まで北上し,戻りは箱根町港。
 強風で吹き飛ばれそうになりながら,展望デッキから富士山クッキリ!

 見慣れたはずの箱根でも,富士山が視界に立ち現れたときは感激した。

 その後,箱根関所見学。
 小田急線で町田まで。その後JR横浜線,東急田園都市線と乗り継いで,前述の叔父宅へ(北九州から来たT君は終点新宿大宮から来たT君のお宅泊)。

 帰宅後,母に要約修禅寺を再訪できたと告げたところ,「鬚髯参拝したのはあんたが産まれる前でに訪問したときに,お面も妹がプレゼントしてくれた」とのこと。

 



 



2018年5月3日木曜日

さえない18GW前半

 ゴールデンウィークは九州福岡時代の友人と毎年温泉旅行に出掛けている。
 東北の温泉地はあらかた回ったということか,最近は茨城,群馬,函館,静岡・山梨(要は富士山)と東北の外へ脚を伸ばしている。

 今年の温泉旅行はGW後半なので,前半少しでも仕事を進めようと,自宅近くのドートールコーヒーまで3往復,合間にジム通いを三日続けた。

 しかし,成果は乏しい。
 あーでもない、こーでもないと堂々巡り。
 
 もちろん、このような過程を経なければ、何事も前に進まない。

 そうはわかっていても、シンドい。
 こうなったら旅行で頭を切り替えるしかない。