2012年12月31日月曜日

一日が経つのも早いよ

 ○○へ
 伊万里はどうか。それとも嫁さんの実家,福岡は香椎に帰省したのか?
 こちらは一日中晴天だった。日本海側は大雪らしいがな。

 ところで三浦しをんを呼んだことがあるか?
 今日明日と休養をとることにしたので,初めてのしをんをアマゾンのKindle本で購入して5.5インチ画面のスマホで読むことにした。

 最初は展開がご都合主義にみえて,ヌルいと思ったが,全編を通して伝わってくる人生観のようなものは面白い,と思った。

 居間のソファに根を下ろしたままとんど動かなかったので居眠りを繰り返し,今ようやく読み終わった。
 (「年々,一年が経つのが早くなった」と記していたが)「一日が経つのも早いよ」

2012年12月30日日曜日

女子高生の間心

 12月28日 御用納めは登校せず自宅研修。
結局,スタバ-スタバ-ドトールコーヒーと河岸を変えたものの,集中力足りず進捗僅か。

昼,吉野家に赴くと,
クラブ活動の帰りか,お揃いのウィンドブレーカーを羽織った女子高生3名が狭い店内を窺っていた。
「関離ればなれでも良くない?」
「入り口どこ?」

そんな声を背後に自動ドアの一部をタッチして入店。
最近の定番「牛丼生盛り生卵生野菜サラダ」を注文。

出されたお茶をすすっているうち,
横の男性が店を出て,3席空いた。

女子高生3名がぞろぞろ入店して「並盛り」と注文。
先に届いた牛丼に醤油を掛けた生卵をぶっかけたり,サラダにドレッシングを掛けたり,紅ショウガを丼に盛ったりしているうちに隣の女子高生にも牛丼並盛りが届いた。

「感激」
「ちょーうまい」
「こんなとこでバイトしたら確実に太るよね」

今どきの高校生はどんなことに関心もっているだろうか,とはしたなくも聞き耳立ててみたが,
クラブ活動で疲れていたせいか,食欲の赴くままの会話だった。

 12月29日もほぼ同じ行動をとったが進展なし。
 違いと言えば,高校生は利用しない一番丁のとんかつ屋で昼食をとったのと,ジムで久し振りに走ったくらいか。

2012年12月29日土曜日

どうすりゃ委員会

 12月27日 研究室がある棟の耐震工事が終わり,いよいよ引っ越し。
 テーブルや椅子,書籍を詰めた重い段ボール箱は,大学院生の助けを借りて運搬。
 後は荷造りしておらず自分しか仕分けができないため,院生を帰した。

 3,4往復で済むと思ったいたが,どの段ボールに入れようか,それとも捨てようかと一々惑ったため結局数往復。

 パソコンに機器を繋いで立ち上げたものの,インターネットに接続できない。
 あれこれ試したが,お手上げ,段ボールの荷ほどき同様,来年に廻そうとして他が,
 事務室に避難先の鍵を返しに行って,IPアドレス変更を初めて知った。繋がらないはずだよ^^

 研究室には新たに換気扇が設置されていたが,スチーム暖房が撤去されていた。
 例年より寒そうなこの冬,どうすりゃ委員会

2012年12月26日水曜日

アップロードできない

 ほぼ1週間ぷりのアップロード。

 12月20日 1日進展なし。
 12月21日 教養セミナー「格差を考える」。テキストを終わり,年明けから始まる個人報告の割当決定。
 12月22日23日はスタバ行脚,24日はドトールコーヒー行脚しただけ。
 12月24日 改札の その先は徒歩 福岡便。三連休の最終日とあってか福岡の街は,イブにもかかわらず,賑やかさもそこそこ。街は変わってもスタバと宿舎を2往復。駅前という立地のせいか,スタバは韓国人旅行客がひっきりなしに利用していた。
 12月25日 午前中スタバ。午後,研究発表会。その後,恩師と喫茶店。
 12月26日 出張中「日本海側,大雪」ニュースに接していたので,膝まで雪を覚悟して臨んだ山形は靴の底程度しか積もっていなかった。その代わり寒さが半端ではないが,凍てつく空気ばかりはアップロードできない。

2012年12月19日水曜日

慌て者はどこにもいる

慌て者,粗忽者はどこにもいる。
自分自身,その一人で,講義資料やブログばかりでなく,原原稿でも誤字,脱字を見落として恥を掻いている。

しかし,本人はそれで良し,としているわけではない。
むしろ自分に限らず相手に迷惑を掛けるのはケシカラン,と思っている。

今日も帰りの高速バスで,携帯の大きな呼び出し音が鳴ったときは,マナーモードにしておけよ,と思った。
さらに1,2分後,同じ呼び出し音が鳴ったときは学部忘年会帰りで疲れていたこともあり,イラッとした。すが

「もしもし。今どこですか」川崎(インター過ぎ)です。(バス会社からの業務連絡らしい)
「それではこれから指令を出します。Y社のバスが交渉して菅生パーキングエリアにいます。その乗客22名を拾って下さい。そちらは何名ですか」18名です。
「それでは十分乗せられますね」
「慌てなくて良いですから,ちゃんと確認して乗客を乗せて下さい」
料金はこちらで受け取って良いんですか。「そうです。」(2社で共同運行している)

空いていたのでゆったり座っていたが,22名も乗せるとキツキツになる。
ヤレヤレ,とは思ったが,故障車の乗客はもっと不安な気持ちで後続車を待っているだろう。困っているときはお互い様だ。

しかし,解せないのは「慌てなくて良いですから」の一言だ。
一般的注意事項ならともかく,特定運転手への個人的な注意なら大丈夫かな,と不安になる

不安がもたげたところで,みたび例の呼び出し音が鳴り響いた。
「先ほどの指令を取り消します」
えっ。
(えっ,と声を上げたのは運転席の2つ後ろで聞き耳を立てていた乗客の方だ)

「故障車がいるのは(既に通り過ぎている)古関パーキングエリアでした」了解。

「慌てなくて良いですから」と念を押した方が勘違いしていたのだった。

慌て者がどこにもいる。
勘違いして指令を出したバス会社の人間もそうだろうし,
「慌てなくても良いですから」と諭された運転手もそうかもしれない。
さらに,思わず「えっ」と声を漏らした自分はその一人だろう。

2012年12月18日火曜日

父曰く

歳を取ったせいか,睡眠が短くなり,起床時間まで,目を覚ましてはまた眠りに就くを繰り返すことが多くなった。

今朝もよく寝たと思ったら未だ12時40分で,1時間くらいしか寝ておらず,
逆にその後5時間弱寝入った後は眠りが浅い,未だ眠いと感じられた。

一昨日もそうで,選挙速報「アホらしくて見てられるか」と早寝したら
1時前後には目が覚めてTVでアホらしさを再確認した後,再び眠りに就くことになった。



朝のワイドショーでは政治部記者が「今回の争点は政権党とは何か,だったと思いますね」と述べていた。
原発もTPPも増税もさして争点にならなかった中で
唯一の争点は,民主党が政権党たり得たか,という点だったようだ。

自民党の比例得票数が前回の,2009年総選挙比で若干減の中で
民主党が2900万票から900万票に減らした,というのが
小選挙区という制度的要因によって増幅され,
自民党大勝,民主党惨敗という結果を齎したのであろう。

次の安倍自民党政権がどのような布陣でどのような政策を優先的に進めるかは未だ明かではない。
マスコミ辞令では,郵政民営化を主導した菅スガ義偉ヨシヒデ氏が官房長官,民営化に反対の麻生元首相が副首相格で財務相,民間からTPP推進の桜井よし子氏が内閣に迎えられる,と報じられており,
仮にそうなれば主義主張よりも首相との親しさを優先する「お友だち内閣」再来となる。

しかし,どのような主義主張のお友だちでも,選挙公約は無視できないだろう。


例えば,p23 少子化・若者対策では
「少子化問題克服のための,抜本的な意識改革や,仕事と家庭の両立支援など環境整備を促進します。」
とある。
また,p20 女性力の発揮には
「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上とする目標("2020年30%"(にぃまる・さんまる))を確実に達成し,女性力の発揮による社会経済の発展を加速させます。」


「天の声にも変な声もたまにはある」とは
現職の総理総裁でありながら,自民党総裁選で敗れた福田赳夫首相(福田康夫元首相の父)の言葉だ。

天の声は変でも,
「神(紙)の声」選挙公約は,福田派末裔の新首相も尊重せざるを得ないのではないか。

2012年12月15日土曜日

身についた耐性

駅東口のマックで昼を済ませて
駅スタバに戻ってしばらくしたところでドスン。

客同士,店員も一瞬顔を見合わせたが,
後は何事もなかったように,
各自お仕事,会話。

揺れが長く続いた本震,余震,あるいは予震を経験しているせいか
ドスン一撃には耐性ができてしまった(12/12/15)。

2012年12月13日木曜日

序盤も本番

12月12日朝6時20分西道路陸橋より

こちらは6時過ぎでも未だ明るい。つまり冬も序盤。
でも寒さ本番。既に裏地付ズボンをはいている。
来年1,2月はどうなることやら。

2012年12月12日水曜日

5日間の旅

昨日校正依頼が届いた。
締切りは翌12日。
えっー。

消印の日付は判読できないが,
要請文は7日発だ。
なぜ5日も。

よく見ると,郵便番号の先頭「9」が「0」になっていた。
どうも北海道に着いた後に,こちらに戻されたらしい。

相手は猶予をくれるとのことだったが,
他の仕事を横に置いて本文のチェック及び引用文の原典照合。
今日12日昼前,まずゲラをスキャナーで読み込んでファイル送信。
用心のために郵送。
こちらは封筒にゴム印が押されているので,迷子にはならないだろう。

2012年12月9日日曜日

プレしんしん


カフェを渡り歩いていたので外の様子はわからないが,
朝から雪。
「しんしんとというほど,積もる予感はさせないが
さぁ「しんしん」シーズンが始まったな,という予感はした。



2012年12月8日土曜日

ヘリの音だけ

高速バスは貴重な睡眠補給場所。
7日もうとうとしているとアラーム音が一斉に鳴り響いた。
「青森県で震度6、宮城5の地震」。
続いて「津波警報が出たので避難せよ」と仙台市の一斉メッセージ。
三度目は「マグニチュード7超」。

バスは通常のスピードで走っているが、もはや居眠りできなかった。

着いてみると
バスの所要時間も普段とさして変わらなかった。
光のページェントが始まった定禅寺通りも例年通り賑わっていた。
自宅も大震災の時のように,大きく,しかも長く揺れたらしいが,被害はなかった。

山形新幹線や仙台空港発着便が終日運休になったらしいが,
一市民としては上空をパトロールするヘリコプターの音だけが大地震の記憶をかすかに蘇らせていた。

2012年12月5日水曜日

検討しない方が良よい経済政策とは

一橋大学の斎藤誠教授の
「なぜ、無制限の金融緩和が私たちの経済社会にとって有害なのか?」(pdf)

冒頭サマリーで,日銀の預金には日銀券と準備通貨がある,と説いて
日銀券発行による資金調達は、すでに限界に達していた。そもそも、支払手段として必要とされる日銀券の規模は、名目GDPのせいぜい8%である。現在の名目GDPは500兆円弱なので、経済取引に必要な日銀券発行残高はたかだか40兆円程度となる。基金が創設された2010年10月には、80兆円近くに達していた。....それでは、準備預金による資金調達はどうであったか。ゼロ金利環境のところに年0.1%付利されていたこともあって、日銀は法定準備預金額(7兆円台)を超える資金を民間銀行から調達することができた。本年(2012年)10月末で30兆円台半ばの資金を調達してきた。」

「日銀の基金拡大を通じた金融緩和については、供給された大量の紙幣が経済全体を駆け巡るようなイメージを持たれ、デフレ対策の切り札のように理解されがちである。しかし、上述のように日銀の資金調達と資金運用をセットで考えると、金融緩和がそのような効果を持たないことが明らかになってくる。
日銀が基金を通じて民間銀行から長期国債(長国)を買い入れるとしよう。長国買入資金の原資は、日銀券発行が限界に来ているので、準備預金を通じて民間銀行から調達する。具体的には、日銀が長国買入代金を民間銀行名義の準備預金に振り込み、民間銀行は引き続き準備預金に資金を置く。何のことはない、長国は民間銀行から日銀に移動し、民間銀行は長国を準備預金に振り替えるだけである。すなわち、実体経済とはまったく独立に、日銀と民間銀行の間で資金が一巡しているにすぎない。」

「いやいや、気合いを入れて思い切った金融緩和をし、準備預金に頼らずとも、紙幣を経済に無理矢理押し込めば、いずれはインフレが起きるはずである」と主張する向きがあるかもしれない。
しかし、この議論はあまりにも非現実的である。先述の通り、支払手段として経済全体を駆け巡る紙幣量は、名目GDPのたかだか8%である。すると、現在の日銀券発行残高80兆円を経済全体に行き渡らせるだけでも、名目GDPで測った経済規模は1,000兆円、現在の2倍とならなければならない。生産活動が一定だとすると、物価は一気に2倍、年3%のインフレとはわけの違うハイパーインフレである。」

そして,
そのような非現実的な効果を念頭とした経済政策は検討しない方がよい。」(太字,斜体は引用者)

2012年12月4日火曜日

思い出公示

3日,急遽経済理論学会の西南部会が設定され,報告の機会を得た(「いわゆる再生産労働について」)。
月曜日の変速開催にもかかわらず,恩師や弟弟子?が参加して下さり,貴重なご意見を様々いただいた。
これからゆっくり検討し論文に反映させたい。

当日は,博多駅のセンタービル前からバスを利用した。
現在では大学の案内ではJR駅からでも天神(私鉄福岡駅)からでも地下鉄の利用を勧めているが,
せっかくなので,昔利用した,当時の系統番号10番ないし20番のバスに乗ることにした。

4,5年前,全国学会の時も乗ってはいるが,待ちの移り変わりを確かめてみたかったのだ。
経路自体は全く変わっていない。
特に箱崎近くの旧路面電車の線路を利用した道路は狭い道ままだ。
ただ,学生時代,一時通った料理屋はスナックに変わっていた。

別の,院生時代のアパートに近い喫茶店Wには回収券まで購入して週3,4日利用していた。
小柄なイケメンマスターと少し小太りした女将さんの2名で切り盛りしてして,
客も多かったが,二人が仲が良すぎて客の居る前で夫婦喧嘩することも珍しくなかった。
客も毎度のこと,というように店に置いてある漫画本や週刊誌をめくったり,食事していた。

店は普段音楽を掛けていたが,たまにラジオ放送を流していて,
阪神タイガースが20余年ぶりに日本一になった瞬間はこの店のラジオ中継で聴いた記憶がある。

また,あるとき,見覚えのある銀髪の紳士が尋ねてきた時にはビックリした。
やはり学生街の,より正門に近いところで洋食屋Sのご主人だったからだ。
討ち入りでもなかろうに,何事かと様子を伺っていると,
銀髪紳士はただでさえぎょろっとした目をさらに輝かせて「宜しく」と声を掛けてパンフレットを置いて行った。
当時の政権党のパンフレットで,業界団体の役員として選挙活動をしていたのだろう。

銀髪紳士の店は,5年前に訪れたときには既に店仕舞いしていたが,
仲の良い夫婦も既に年金生活に入っているだろうから,店を畳んでいても不思議ではない。

それだけ思い出深い店ではあったが,
今日から衆議院選挙の公示のせいか,
不思議と思い出すのは年中行事の夫婦げんかよりも,
銀髪紳士がパンフを持ち込んできた場面の方である。

2012年12月2日日曜日

魂胆は何だ


昔は駅ビルも,脇の交通センター(バスセンター)もビルが古く,ゴミっぽい感じが漂っていたが,
いつの間にかテナントが地元百貨店から中央(関西系)百貨店に代わり
今日は,画面下部の駅前広場一杯に青白いクリスマスイルミネーションがきらびやか,というか派手。

思わず「魂胆は何だ」
と独りごちしてしまうのは貧乏性故か。

明日に備えて

空港を出て見覚えのある看板にホッ。


80席前後の航空機,新聞なし、音楽放送なし。
唯一の友は機内誌「翼の王国」。
見開き写真1ページ,文章1ページのルポ,エッセイがほとんどで,
次々とめくっていったが,
帰りの便のために4分1少々残すことにした。

この間,ジムにも顔を出さず,帰宅後,直ちに近所のドトールコーヒーへ。
を繰り返して,泥縄式にスターとした論文構想もようやく形が見えたかな,というところで時間切れ。

明日の学会では,報告資料としてスライドの配付資料と引用集のみ配布予定。


 12月1日 西野監督が就任して以来,応援していたガンバ大阪が来季J2転落決定。今季よりJ2のモンテディオ山形といい,応援するチームが表舞台から消えてしまった。ゆくゆくは楽天イーグルスも?