人はそれぞれに原風景がある。
自分の場合,山形と言えば,なぜか冬の道路のノロノロ運転を思い浮かべる。
赴任したのは4月だが,車を運転するのも山形に来てからだし,冬道を運転するのも初めてだ。スタッドレスタイヤでは,スパイクタイヤと異なり,急ブレーキを踏まないよう速度を落とすので,街は渋滞気味となる。
仙台と言えば,市街地の商業ビルや施設ではなく,これだ。
山形で6年過ごして,事情により仙台に越したとき,住んだのが向山というところで,
鹿落坂(ししおちざか)から臨む霊屋橋(おたまやばし)とその先の市街地が原風景だ。
もちろん,広瀬川の蛇行ぶりも欠かせない。
鹿落坂を登り切ったところに住んでいたので,向山と言っても最も市街地,米ヶ袋よりだが,
中心街と住宅地八木山へのバスの便がは多く便利だった。
反面,鹿落坂は歩道がなく路肩帯だけだったので,
自転車で降りるときは背後の車を感じながら必死でハンドルを握っていた。
大地震から半月経って,その鹿落坂が崖に経つ旅館が崩落したため通行禁止となっていると聴いて,昼食後自転車で駆けつけた。
立ち入り禁止のため
鹿落坂の頂からは撮影できなかった。
愛宕橋から八木山香澄町まで出て裏道を通れば頂に辿り着いたかもしれないが,
今回は時間がなかった。
早く鹿落坂を自転車で駆け下りたい,
ハンドル握っている手を強張らせながら,
と願うばかりである。
3月30日 自宅IP電話が大地震後,繋がったり繋がらなかったりで電話で問い合わせるも,NTTとプロバイダーの間で盥回し4,5回。「ぜんざい公社か!」「電話会社が転送できず,別にかけ直せとは何事か!」仕舞いには切れてしまった。夕方ドトールコーヒー経由でジム。昨日構想が大きく動いて気分は昂揚したもの,一晩明ければ,いくら曲解してもせいぜい1節で論文にはならないと落胆。この繰り返し^^;。
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