2011年3月30日水曜日

陸の孤島

温泉旅行の仲間からGW旅行の打診が来た。

「何を暢気な」と思われるかもしれないが,
実際状況はかなり緩和していて,都市ガスが未だに復旧しないという以外は限りなく日常生活に復帰している。

しかも,来年度の開講が2週間ないし4週間繰り延べになったために,GW開けるまでは大学はそれほど忙しくない。

しかし,具体的な旅程を組もうとすると,直ちに行き詰まった。
仙台空港はようやく流された自動車1000台を排除し,滑走路を3,000mに伸ばし救援用の発着を確実にした段階で民間航空機の利用については「民間旅客便の再開は未定」。
代替的に利用され臨時便が出ている山形空港はそもそもキャパが小さくGWは予約殺到必死。
東北新幹線のうち未だに運休している那須塩原-一関間は4月下旬には復旧するとの発表があったが,本数についてはよくわからない。
高速道路は一般車にも供用されて異様になったが,肝心のガソリンは何時間も待って給油20L限定。

勇気づけようと,温泉旅行に誘ってくれるのは有り難かったが,
今の状況では学会出張さえままならない。
さしずめ「陸の孤島」にいるようだ。

 3月29日 自宅研修。昼,中央郵便局に出かけたついでに母の希望で吉野家牛丼。郊外の店はプロパンガスのため営業を続けられたようだ。11時半頃,店のテーブルは空いていたが,労務者風情一挙に10名。他方持ち帰りは「20分程度お待ちいただきます」。3つ前の予約は牛丼15個。満腹後は机上でボー。ドトールコーヒーによっても居眠り。しかしそのおかげで妄想に耽ることもできた。今までのノートがしょせん抜き書き的だったのを強引に編集。ちょうど優れた似顔絵は一件誰か判らず,よく眺めて初めて判明するように,原著者本位の構成を曲解して初めて自分のものになる。妄想家の言い訳かな^^;。夕方,久しぶりにジムでトレーニング。半月ぶりなので最初は流し気味に,と思ったが,いざ始めると普段と変わらないペースに。但しさほど汗を掻かなかった。「基礎代謝が落ちたかもしれませんね」インストラクターは率直^^;。

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