2011年12月3日土曜日

ツンデレ

今季のサッカーJリーグ最終戦が各地で開かれ,柏レイソルの優勝が決まった。
すでに監督の退任が決まっていたガンバ大阪は3位のままシーズンを終わった。
大会社を親会社に要するガンバは毎シーズンの二チームから有望な選手を「強奪」するかのように次々と採用していたが
それでもなかなか優勝できなかった。

このブログでも「ボールをつなぐばかりでなかなかゴールに結びかない」「攻め一辺倒で守りが手薄」と西野監督の采配をさんざん揶揄してきたが,
アトランタ五輪(1996年)のグループ予選でブラジル代表を破った「マイアミの奇跡」以来,
西野朗監督をずっと応援してきた。

ちょうど上京した折には,当時監督をしていた柏レイソルのかつての本拠地,柏の葉公園総合競技場に応援に行った記憶がある。
ガンバ大阪の監督に就任してからは,本拠地まで出かけることはなかったが,ずっと応援してきたことには変わらない。

他方で,冒頭に記したように素人目には「ボール・ポゼッション」に拘る余りゴールに攻め込むのが遅くなったり,攻めが単調になったりしているように見えて,イライラさせられた。
Jリーグチームの中では最も戦力が恵まれている、親会社のバックアップ絵終えているように,た見えるからこそ要求も厳しかった。

翻ってみると,
ガンバ大阪10年間でJリーグ優勝1度,天皇杯優勝2度,アジアカップ優勝1度というのは名将と呼ぶに十分な成績かもしれない。
選手との軋轢が伝えながら,自分のスタイルを貫く生硬さも憎めない。

今後どのチームに移っても
また豊富な戦力で優勝を逃しても
ずっと応援しますよ,西野さん。
お疲れ様。

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