2011年12月20日火曜日

思案

後期唯一の朝一科目が宮城学院女子大学「経済社会特論」(リンク修正,日程更新)であり,続いて「経済理論」(日程更新)も担当している。

そのため,日曜日は早めに就寝すべきなのだが,つい夜更かしし,
おまけになかなか寝入れず,うとうとしたまま朝を迎えてしまった。

起きてしまえば,そう眠いということはなかったが,
講義中,言葉が出てこなかったり,言い間違いをしたりしたのはやはり睡眠不足のたたりだろう。

その後,近くの皮膚科への通院の後(このときが一番眠かった),「経済社会特論」の小テスト採点を済ませ,残り2回の講義で何を話すべきか検討。

シラバスで予定は示していたし,講義でもその都度予定を話してきたが,
やはりあと2回となると考える。
ここ2回くらいは固有の経済領域を超え,いわゆる段階論や現状分析の領域となる。
経済理論」は当初,最後の2回を管理通貨制度と現代資本主義,戦後ドル体制の話ににしようと考えていた氏,講義すら夷の準備も半分くらい済ませていたが,
改めて検討してみると,今までの話と少し離れる。

いわゆる経済原論が資本主義経済の存立機構や運動法則の解明という意味では,現代資本主義の枠組みである「管理通貨制度」や「ドル(IMF)体制」の萌方が似つかわしい。しかし,学生には2回では小難しい話,というだけになりかねない。

もう一つの候補は,言語の日本経済を特徴付ける株式持ち合い,法人資本主義で,その前提として株式会社における支配の仕組みやその前段としての財閥や戦前に発する内部昇進制度の解説である。
こちらの方が,17章の金融資本の話との関連性が高いし,現実的具体的な話になるが,
他面で情報量が多く,詰め込みになりかねない。

種々検討の末,期末テストの出題候補としてみれば,やはり先週,今週の金融資本と関連の深い株式会社と法人資本主義について情報量を絞りながら2回に分けて話すことにした。

夕方,ジムにてリラクゼーション・マッサージ4文の3以上寝ていた。





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