2010年4月27日火曜日

段取り

前言を簡単に翻すようで悪いが,単に机に付く時間が長いのをワーカホリックというのは適切な表現ではないだろう。

裁量が余り認められていない仕事の場合には,机に付くのが長いのは割り振られた仕事の分量が多すぎるからに他ならない。(お付き合い残業は除く)

仕事に裁量性がある場合には,ノルマがきつすぎる可能性も大ではあるが,本人の仕事の段取りが悪いことも大きな要因になる。勝間本などノウハウ集が売れる所以だ。

そして仕事の段取りとは,要は優先順位の付け方が適切ではないということであり,
適切な判断ができないということは,本人の資質を別にすれば,結局,周囲の人への配慮から急がなくても良いことを後回しにできない,ということであろう。

こうしてみると,問題の根幹は本人の覚悟ということになって,ますます勝間本が需要されることになる。

しかし,一歩退いて,仕事の目標を緩やかに設定すれば,優先順位の設定に幅があるということは「余裕を持って仕事をしている」ことであるから決して悲観的に捉える必要はない。

結局,周囲へも仕事へも自覚的であることが肝要ということになる。

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