2010年4月3日土曜日

バルセロナ

ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ準々決勝,英アーセナル2×2西バルセロナ戦を録画で観た。

結果,バルセロナの連覇は,可能性はあるにしても厳しいことがわかった。
バルセロナは,特に前半,圧倒的に試合を支配しながら点を奪えなかった。
FWイブラヒモヴィッチが再三のゴールチャンスに,シュートを外しまくったからだ。
ところが,後半早々,そのイブラヒモヴィッチが立て続けに得点して2-0とアーセナルを引き離した。現在「世界一のFW」イブラヒモヴィッチにして,ムラがあるわけだ。

しかも,後半中頃,アーセナルがウォルコットを投入すると,一挙に形勢が逆転し,バルセロナは望遠一方となった。そして終了間際,セスクに同点弾を決められてしまった。バルセロナは,ボール・ポゼッションによって試合を支配しながら,後半バテていた。ウォルコットの快足ドリブルが効いたわけだ。

バルセロナが優勝候補の筆頭であることには違いないが,
FW特有のムラとボール・ポゼッションを重んじるサッカーが抱える体力消耗は試合の行方を不安定にする。連覇が万全とはとても言えない,と実感した。

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