2010年4月5日月曜日

思わず振り返る人々



振り返ってしまう人がいる。

戦力の乏しいチームは終盤2,3点リードされただけで負けが読める。
同点,逆転の可能性がなくはないとはいえ,非常に低い。
ましてもはや主軸に打席が廻ることがないとわかれば,居残って応援しても仕方ないと思うのである。

バックネット裏席は全て指定席である。通路で観戦することは,その後ろの席からはグラウンドが見えにくくなることもあり,禁じられている。
試合の展開に見切りをつけ,席を立った後は,球場を去るしかない。
しかし,出口近くになって,やはり試合の展開が気になってグラウンドの方向を振り返る。通路は立ち見禁止とわかっていてもである。

グランドが見えにくくなる立ち見は「迷惑だなぁ」と思いつつ,
下位打線にも一縷の望みを持ちたがる気持ち
これは戦力が乏しいほど強いのではないか。

戦力が乏しい集団ほど,下位打線はとんでもなく非力である。
ファンとしては祈るしかない。
どんなに劣勢でも席を立つことがない身としてはその気持ちがよくわかっているつもりだ。

 4月4日 観戦勝率,昨季は30試合前後で7割だったのに今季は今のところゼロ。3戦全敗。返す言葉もない。
 4月5日 紀要社会科学編編集委員会。午前中その資料作り。

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