2010年10月21日木曜日

ちょっと。。。

アマゾンから届いた星亮一『偽りの幕末動乱』(だいわ文庫,20099を就寝前に読破。

著者が戊辰戦争研究会の主催者ということで期待したが,
幕末,ペリー来航以来の,幕府を中心とした鎖国・攘夷から開国への方向転換を辿りつつ
ところどころに自説---幕府自体は時間をかけ開国へ転換しようとしたが、時間をかけすぎ優柔であったし,将軍,老中に実行力がなかった,他方,薩長は皇室を利用して幕府にそれをさせなかった。結局,優柔不断な開国派と狂信的攘夷派が幕府を解体に導いた---を披露しているが,
反証(どういう異説があるか)を考慮せず,論拠を一つ二つ挙げているだけなので,コメント風にしか感じられなかった。
だから一晩で読了できたわけだが。。。

当時の世界情勢、アヘン戦争等を知る者は皆本音では開国不可避を考えていたわけで,それを実行する手順を示すことが出来なければ,とても開国派とまでは言えないのではないか。
あるいは当時は誰も明治維新の客観的意義---資本主義社会への転換---を理解できなかった、喧噪・混迷のなかで事態が進んでいたのだから,客観的意義は個別の言説や行動とは別にある,と言ってしまえば皆そうであるわけだ。

 10月20日 教授会の合間に「自治体経営」の講師への挨拶,学生への紹介、終了時の質問取り。母の術後半年毎の検査無事終了。

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