2010年6月28日月曜日

看板倒れ

実績がなくても雰囲気が変わり,目先の成績が良ければ,期待されることがある。

サッカーイングランド代表がそうだ。
サッカーの母国と言っても
「放り込むだけのサッカー」というイメージが拭いがたく
優勝候補に挙げられることは久しくなかった。

ところが,イタリアの名将カッペロが代表監督に就くや
ヨーロッパ予選を無傷で通過。
もともと力自慢のサッカーだったから,戦術と規律を身につければ強い。
あれよあれよという間に本大会優勝候補の一角を占めるまでになった。

決勝トーナメントの相手はドイツ。
「技術はなくても最後まで試合を捨てない粘り強さ」が信条のチームも
90年大会の優勝以来,2大会続けてベスト8止まりだった(スゴイ成績だが)。
今世紀に入って02年日韓大会で準優勝,06年地元大会で3位と復調を見せていた。
といっても,若い代は根性を引き継がず,技術は増してもかつてのような絶対的存在ではない。

期待してTV観戦してみたものの,ドイツ4X1イングランドと一方的展開に終わった。
イングランドには,1対2とビハインド1点のみの前半,ランパードのシュートが跳ね返って戻ったため,ゴールラインを超えていたことを見落としたレフリーからノーゴールと誤審された不運もあったものの,守備陣がドイツ選手の信仰に振り回されていたので,ランパードのゴールが認められていたとしても,負けは必然と言えた。

誤審以上に,直前の練習試合で,守備の大黒柱ファーディナンドを闘莉王のファールで失ったことの方が影響が大きかった。
さらに本大会でもグループリーグ初戦でアメリカ選手のなんでもないシュートをゴールキーパーが後逸して勝利を逃している。

予選もその後の国際試合でも「向かうところ敵なし」だったイングランドは,
ファーディナンドの故障から歯車が狂ったまま再び噛み合うことがなく大会を去ることになった。

それでも言いたい。
FWにプレミアリーグの得点王ルーニー,MFに「両雄並び立たず」という贅沢な悩みを与えたジェラードとランパード,DFにテリーとワールドクラスの駒をいくつも揃え,
大将に「面白くないけれど」の,優勝請負人カッペロ監督をいただき,
サッカーファンの期待を膨らませるだけ膨らませておいて
ベスト16止まりとは「看板倒れも良いとこじゃん」。

 6月26日 消防訓練。発動機の実演係でありながらまごつく。その後,月例理事会。そのままデイパックで外出。寝冷えしたのか鼻水,クシャミ止まらず。マックにスターバックスとグローバル資本主義のお世話になりっぱなし^^;。
 6月27日 昼は吉野家牛丼軽盛。よく考えたら前日も^^;。これもグローバル資本主義?夕方スポーツジムにて「ストレッチ教室」。ストレッチというより軽いヨガかな。効き目も軽いし^^;。

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