2010年6月17日木曜日

合同ゼミのテーマ

7月17日,本学で開催する第18回三大学合同ゼミのテーマとしてゼミ生が「結婚格差」を考えてきた。

もう少しその動機,根拠を聞き出せば良かったが,
一つには結婚格差問題は日本に限らないこと。
もう一つは女子大も参加するので「少し柔らかめのテーマ」にしたとのこと。

しかし,そのプランを他大学に伝えると,不安が広がった。
1年半前に取り上げたばかりの「婚活」と重なる,
新卒就職難のご時世ではそれに連動する「結婚」も難しいと「議論するのはつらい」要だ,と。

これをゼミ生に伝えると,「テーマについて考え」てみるいう反応だった。

もとよりこの合同ゼミは経済学の議論をしているのではない。
三大学4つのゼミはみな経済学のゼミだが,
経済学部,人文学部法経政策学科,文芸学部人間文化学科と所属が異なれば,
同じ経済学上の専門科目と言っても,カリキュラム上の位置づけが異なる。

したがって,過去のテーマも「少子高齢化」「格差」など経済的なものもあれば
「イラク戦争」「NHK民営化」「地下鉄東西線問題」「婚活」など政治的あるいは文化的なものもある。

経済理論をベースに議論するのではなく,
学問上の知識,枠組みにとらわれず,身近な問題を自分の知識,見聞を総動員して考え,話し合おう,というのが趣旨である。
ゼミ生も「3分の2は真面目な話,残り3分の1はおしゃべりでも良いと思っている」と話していた。

またそれ自体お勉強ではないから
日常の出来事や話題をかみ砕いて説明し,どのような角度,考えから話し合ってもらうか,その材料・情報提供こそが肝をなしている
しかし,実はこの話題の切り口こそ勉強の蓄積が物を言う。

といって勉強したことの,知らない学生への横流しでは話は弾まない。
フロアーの学生が自分の問題として受け止めるように仕向けるためにはそれ相応の知識の蓄積が重要なのだ。
誰でも知っている新聞情報レベルでは賛否等反応を別にして話が進まないからだ

つまり,テーマは皆が名前だけでも知っているような日常の出来事なら何でも良く,切り口こそが問われているのがこの合同ゼミなのだ。

 6月16日 「市場と組織」は雇用調整。昼休み,研究科運営委員会。教授会と並行して「地域社会論」は荘銀総研を退かれ,政策形成ネットワーク山形の事務局長をされている石川敬義さんに地域づくりについて講義していただいた。
 6月17日 昨晩からBlackboard上にて「地域社会論」および教養セミナー「格差を考える」のコメント入力の準備。両科目は毎週,外部講師の話,報告者のレジュメ,司会等についてコメントして貰っている.つまり,毎週,コメントページを作っているが,学期末を睨んで数回分作り溜め。山形経済社会研究所のFさん来訪。昨年の県政フォーラムに相当するものを企画中とのこと。コメンテーターについて。午後,教養セミナー「格差を考える」の学生来訪。「一応レジュメを作ってみたんですが,これでは議論にならないと思って」。専門じゃないので,節タイトルの意味が説明でき出れば充分だよ。

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