2010年6月25日金曜日

後を絶たない先に立たない話

ここ一両日に仕事が2,3件舞い込んできた。
例によって「二つ返事」で引き受けたものの,
授業の大半を前期に固めているため瞬く間に首が回らなくなった。

こうなると,「構想の見直し」と称して逡巡を続けたり,文章を読まなくなった学生に長いものを呼んで読み取りを課してみよう,と教材選びに時間を費やしたのが悔やまれる。

筆を執ってから,講義が始めてからプランを変更するくらいなら,その前にシッカリ準備すべきであろう。
また一旦始まれば,割り切りも必要だ。
そんなことは誰にもわかり切ったことだが,いざ始まってしまうと,
いろいろ不備が目立つもの。

逡巡,ブレが大きすぎると,
鳩山前首相か岡田日本代表監督か,ということになる。


 6月22日 「経済原論」は商業信用。毎回講義しているところだが,この部分は山口重克氏の説明に則りながら,テキスト(日高普『経済学』)の叙述も併記しているために,両者の説明が重複していたり,関連が不明確だったりしてしまった。そこで終了後,解説は山口説に統一し,テキストの引用は参考としてポイントを下げる形でパワーポイントの配付資料を改訂し,Blackboard上の講義資料を差し替えた。午後,合同ゼミの検討会は前に述べた通り。
 6月23日 「市場と組織」は非正規雇用について内部労働市場との関連に重点を置いて説明。午後,第44回山形仙台圏交流研究会。村山総合支庁より4月国交省より認定された「めでためでた♪花のやまがた観光圏」について報告。「地域社会論」は「地方の交通網維持」というテーマで野村浩志山形鉄道社長にお話し願った。明るい社長の愉快な話からは,年間赤字が数千万円に上る状況の中で,いろいろなイベントを開いたり,グッズを開発して少しても収入を向上させる一方,赤字を補填する出資者である自治体の住民に理解・関心を求めているために社員一同が工夫を重ね努力していることが十分伝わってきた。
 6月24日 近くの皮膚科に通院後,自宅研修。症状が少し改善。

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