筆を執って5日。ようやくスライドに記した構想を文章にすることができた。
しかし,読み返してみると「構えが小さい」。
持論を抽き出すのに,ある論者の労働規定を検討しているが,後者が長すぎて,個別論説の検討という形になっている。
論説批判になることは初めから承知していたが,もっと普遍的な問題構制に移す方が良いように思う。
論作文講座などでは書きながら構成を考えるのは下策と指導している。
実際,本日,旧稿と同時に発送した解説記事などは準備期間を別にすれば,10日前後で書き上げるので,事前に頭の中で組み立てられていた構成をほぼ踏襲する。一般人向けの解説なのでなるべく簡潔に述べることには意を配るが,そんなに時間を割いてはいられない。構成に凝って見通しが悪くなったり,難解との印象を与えては元も子もない。
しかし,論文はこれまでの見方を覆すことが求められる。これまでの見方には自分のそれも含まれる。これまでの経験でも,問題構制を大胆に組み換えられるほど,出来映えがよい。但し,それには相当の時間が求められる。効率志向の昨今の風潮とは全く相容れないから根気も必要だ。
少なくとも構成の見直しと同時に,3月完成も早々放棄することになりそうである。
2月18日 連合山形のK氏来訪。『春闘パンフレット』に載せた「経済指標の解説」の原稿料とパンフレット本体受け取る。紀要原稿「労働の同質性と種差性」の抜刷発送。今書いている論文構成の変更を決断する前にテーマについて高らかに宣言していた^^;。春闘パンフ,山形県経済社会研究所年報に載せたコミュニティ・ビジネス調査記事も同時に発送。学科教育委員のミーティング(秘^^;)。ジム帰りにドトール・コーヒー。
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