前にも述べたかもしれないが,東北に来て「春を待ちわびる」気持ちを覚えた。
西にいる時は春は順番に訪れる四季の一つであり,2月は「逃げる」,3月は「去る」といわれているように冬はあっという間に過ぎ去り,3月には桜も咲いていた。待つ暇もなく飛び込んでくるのであった。
しかし,山形市のように雪が深くなくとも,道路が雪で覆われ,ノロノロ運転が続いたり,夜近くに出るにも一々外套を羽織ボタン・チャックをしっかり閉めなければならない状態では,一旦帰宅すると外出するのも憚られる。事情により仙台に引っ越してからも,ノロノロ運転こそ年数日くらいに収まったものの,夜外出するのが億劫になっているのは同じだ。ゴールデンウィークGW前にようやく開花するくらいである。
当時は私生活上の問題もあって「早く春が来ないかなぁ」という切実な思いがした。
しかし,ここで言う「春を待ちわびる」気持ちはそれとは別だ。
単純に春休みが来ないかな,ということである。
法人化前後から長期休暇中もさまざまな仕事が割り振られ,春休みは3月後半ないし下旬から4月新学期が始まるまでの僅かに期間になっているように思う。
24日も論作文講座を済ませ,教養教育FD合宿の記録を校正しただけで一日が終わった。
ジム帰りのファミレスでようやく自分の時間を確保している有様だ。
このようなことは別に「白河以北」に限られないであろうが,春を待ちわびる気持ち頻りである。
2月24日 夜遅く帰宅した後,自作PCにアプリケーションソフトをインストールしたため,スッカリ寝坊。バスを乗り継いでいたら3,4校時に予定されている公務員対策講座に間に合うか不安だったため久しぶりに車で登校。国道286号線(川崎宮城からは高速銅)はスッカリ雪が溶け乾燥していた。さてその公務員対策講座。今日は,先週提出して貰った課題論文の内2つを取り上げ,参加学生に「設問に答えているか」の理解力,「外院院,対策が整合しているか」「主張に一貫性があるか」の展開力,「読みやすいか」「分量,段落バランス適切か」文章力の3点に亘って採点を書き出して貰った後,合評,最後に講師講評という手順で進めた。しかし,講評の時間が短くなり,充分ポイントを伝えられたか。上の3点が大事だということ,また3点からみた各党案へのコメントもプリントにして渡しているが,取り上げた2つの作文以外の全てではないにしても,いくつかについては具体的にアドバイスした方が良かったかなぁ。結局,いつもの早口コメントになってしまった。予めシナリオを作成し,シナリオ通りに喋った方が良かったかも。夕方,ゼミ生来訪。進路について。特秘?
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