2010年2月28日日曜日

お節介


行動を改めるのは難しい。
理屈から言えば,このような変えるべきだと思っていてもなかなか改まるものではない。
結局,問題はあっても現状に止まるという慣性の法則も作用しているだろうし,変わることへの恐怖心があるのではないか,と思う。

自分の問題だってそうなのだから,他人の行動を変えることはもっと難しいだろう。
第一,他人のことなどよく知らないのだから,立ち入ったことをいうのは憚られる。
親しい人といっても知っていることはごく一部にすぎない。
相手の勘定も思い図って、やんわりとそれとなく諭しても伝わらない。
踏み込めば踏み込んだで,感情のもつれが生じる。
そして,結果を見れば,変わるってことは滅多にないので,「お節介だったなぁ」と徒労感が募る。

結末は見えているのだが,助言すべきか悩むところが関係性なのだろう。

 2月26日 一日中机に付いていたが,ほとんど進展せず。というか,特定の論点で佇んでいるみたいなものだ。午後,昨日に続いて本部で小会議。
 2月27日 二度寝して昼前起床。ドトール・コーヒー,ファミレス,ジム,ファミレス。「古伊万里の取り皿」届く。従姉妹から出産祝いのお返しに貰ったギフトカタログから選んだものだ。熱心な伊万里焼ファンであった主任教員の逢坂充先生から就職祝いに頂いた壺を除けば,自分にとっては「初めての伊万里」だ。
 2月28日 2日続けて長時間睡眠。しかし寝足りずにファミレスで微睡む。ジムにてストレッチ教室。ファミレス。

2010年2月25日木曜日

逸機

 準備不足でチャンス(機会)を逸するほど惨めなものはない。
 自宅のデスクトップPCをパーツ一式,PCケース以外は入れ替え,OSもXPからWindows7 64bitに切り替えたところ,無線LANルーターのアダプタが対応していなかった。
 昨秋のWidows7発売は,不況に挙げ喘ぐ電機業界にあって唯一と言って良いくらいの商機であろう。
 そしてWin7からは32bit版と64bit版が一緒に梱包されているという(自分のは部品に付随して販売される廉価版で32bit版か64bit版のどちらか一方のみ)。しかも,メモリが安くなっており,ユーザーは3GBしかメモリを認識しない32bit版よりも64bit版を選択する可能性が高い。
 とすれば,OS一新とともに周辺機器が売れるこの時期こそ,自社が開発販売している周辺機器を64bi版に対応させるべくドライバを開発しておくことは当然であろう。

 OS刷新に合わせて周辺機器も買い替えようと思っているエンド・ユーザーが64bitOSに対応していない周辺機器など見向きもしないのは必定である。64bit版ドライバを開発していなかた メーカーはOSの普及・更新に何を期待していたのであろうか。

 2月25日 前期日程入試。大学としては無事に終わりますように。受験してくれた学生が逸機に終わらないように。夕方本部で会議。

2010年2月24日水曜日

早春賦

 前にも述べたかもしれないが,東北に来て「春を待ちわびる」気持ちを覚えた。
 西にいる時は春は順番に訪れる四季の一つであり,2月は「逃げる」,3月は「去る」といわれているように冬はあっという間に過ぎ去り,3月には桜も咲いていた。待つ暇もなく飛び込んでくるのであった。
 しかし,山形市のように雪が深くなくとも,道路が雪で覆われ,ノロノロ運転が続いたり,夜近くに出るにも一々外套を羽織ボタン・チャックをしっかり閉めなければならない状態では,一旦帰宅すると外出するのも憚られる。事情により仙台に引っ越してからも,ノロノロ運転こそ年数日くらいに収まったものの,夜外出するのが億劫になっているのは同じだ。ゴールデンウィークGW前にようやく開花するくらいである。
 当時は私生活上の問題もあって「早く春が来ないかなぁ」という切実な思いがした。

 しかし,ここで言う「春を待ちわびる」気持ちはそれとは別だ。
 単純に春休みが来ないかな,ということである。
 法人化前後から長期休暇中もさまざまな仕事が割り振られ,春休みは3月後半ないし下旬から4月新学期が始まるまでの僅かに期間になっているように思う。
 24日も論作文講座を済ませ,教養教育FD合宿の記録を校正しただけで一日が終わった。
 ジム帰りのファミレスでようやく自分の時間を確保している有様だ。
 このようなことは別に「白河以北」に限られないであろうが,春を待ちわびる気持ち頻りである。

 2月24日 夜遅く帰宅した後,自作PCにアプリケーションソフトをインストールしたため,スッカリ寝坊。バスを乗り継いでいたら3,4校時に予定されている公務員対策講座に間に合うか不安だったため久しぶりに車で登校。国道286号線(川崎宮城からは高速銅)はスッカリ雪が溶け乾燥していた。さてその公務員対策講座。今日は,先週提出して貰った課題論文の内2つを取り上げ,参加学生に「設問に答えているか」の理解力,「外院院,対策が整合しているか」「主張に一貫性があるか」の展開力,「読みやすいか」「分量,段落バランス適切か」文章力の3点に亘って採点を書き出して貰った後,合評,最後に講師講評という手順で進めた。しかし,講評の時間が短くなり,充分ポイントを伝えられたか。上の3点が大事だということ,また3点からみた各党案へのコメントもプリントにして渡しているが,取り上げた2つの作文以外の全てではないにしても,いくつかについては具体的にアドバイスした方が良かったかなぁ。結局,いつもの早口コメントになってしまった。予めシナリオを作成し,シナリオ通りに喋った方が良かったかも。夕方,ゼミ生来訪。進路について。特秘?

2010年2月22日月曜日

蘇る杵柄

 人間の対応力はすばらしい。
 どんな困難にも,また異なった環境にも直にそれなりの対応をしていく。また初めは要領を得なくても直に習熟していく。
 さらに一度覚えた要領はしばらく用いないまま時間を措いても錆びることはなく維持されるようである。

 現在自宅で用いているデスクトップPCこそショップブランドの出来合製品だが,それ以前の2,3台はほとんど自作したのでマザーボード,CPU,メモリ,ハードディスク,そしてOS,Windows7だけ取り寄せ,PCケース,DVD-ROMはそのまま用いることにした。「居抜きPC」だ。
 「自作」というとマニアックに見えるが,IBM互換機の世界は完全に規格化されているので,信頼できるパーツであれば,後は料金ないし性能を睨みながら部品を組み合わせた上で組み立てるだけである。
 しかも「自作」によってほぼ1ヶ月前更新した研究室の生協ブランドモデルに比べ,能力が少し増しているにもかかわらず,費用はほぼ3分の1以下で事足りる。性能をすこし落としてよければ,半額以下で済ますことも困難ではない。
 もちろん,自作は久しぶりとあって,規格の変更には疎かった。
 例えば,シリアルATA規格のHDDについては不案内であったため,電源コネクタや接続ケーブルの端子がHDDについてこないことさえ知らなかった。そのため,無理矢理押し込んでコネクタの一部を破損させたり,部品を追加購入したもののの,後で追加した電源に附属していて余らせたりした。
 しかし,それらも小さなことにすぎない。加齢によってジャンパスイッチの差し込みなどは苦労するようになったが,要はコネクタの形状,組立の順序等を間違いない限り,組立にはさほど時間を要しない。むしろオフィスやユーティリティソフトなどアプリケーションソフトをインストールする方がよほど手間がかかる。

 こうして組み立てたPCに電源をつなげ,ディスプレイなどをつなげると,BIOSが起動しないし,起動音が鳴らない。深夜1時間少々で組立を済ませた後に,もう一度パーツを外し,1点ずつつけてチェックする,を延々繰り返す。結局,マザーボードだけにしてもBIOSが鳴らなかった。1,2時間かけてようやくマザーボード自体が問題らしいということがわかった。
 そこで翌朝D社のネット通販で購入したパーツ一式を同社店舗に持ち込んだ。
 店員がいろいろチェックしていたところ,突如マザーボードが起動し,BIOS画面登場。
 結局,マザーボードとメモリとの相性とのこと。メモリを何回か抜き差しする内に相性も合ってきた。「差し戻しといいます」

 2日を亘る自作の末に
 「パーツには相性がある」ことこそPC自作の基本の基本「杵柄」であることが記憶に蘇った。

2月22日 教養科目「市場経済」に対する授業評価へのコメント作成。先週金曜日〆切の人文学部学生用図書のリスト作成。
 2月23日 大幅に寝坊し急遽自宅研修。昼,ネットで購入した部品をD社に持ち込む。また現行機のPCケースの電源280Wでは現在の高出力CPUやグラフィックボードには「力不足」とのこtとで,電源を追加購入。ジム帰りに翌日の公務員対策講座向けに学生の提出した小論文を読み返し,講評を完成。

忙中閑あり

 2月20日 4分の3オフ。自宅の消火器点検に付き合った後,デイパックを担いで外出。篠田節子『天窓のある家』(新潮文庫)より「世紀頭の病」。アイデア先走り?帰りにドトール・コーヒー。構想の転換中,歩みは蝸牛の如し。

 2月21日 久しぶりに長時間睡眠。近くのドトール・コーヒー。D社のネットショップで購入したパソコンのパーツ届く。現行PCはD社のショップブランドだが,2世代ぶりに自作してみたくなり,マザーボード,メモリ,ハードディスク(現在利用しているのは起動用としては容量が小さいので),OS(Windows7 64bit)を購入。その他DVD-ROM,CPUファン,ケース+電源は現行PCのものを流用する「居抜き」自作だ。箱を空けた途端,ケーブル類が少ない,別途購入しなければならないように思ったが,「後ろ髪を引かれる」ような思いでファミレスへ。自作魂が疼いていたのか,単に頭が寝坊気味なのかほとんど進まず。帰宅後,自作に取りかかるもシリアルATA電源ケーブルがマザーボードに附属していなかったため2,30分で頓挫。

2010年2月18日木曜日

下策

 筆を執って5日。ようやくスライドに記した構想を文章にすることができた。
 しかし,読み返してみると「構えが小さい」。
 持論を抽き出すのに,ある論者の労働規定を検討しているが,後者が長すぎて,個別論説の検討という形になっている。
 論説批判になることは初めから承知していたが,もっと普遍的な問題構制に移す方が良いように思う。

 論作文講座などでは書きながら構成を考えるのは下策と指導している。
 実際,本日,旧稿と同時に発送した解説記事などは準備期間を別にすれば,10日前後で書き上げるので,事前に頭の中で組み立てられていた構成をほぼ踏襲する。一般人向けの解説なのでなるべく簡潔に述べることには意を配るが,そんなに時間を割いてはいられない。構成に凝って見通しが悪くなったり,難解との印象を与えては元も子もない。

 しかし,論文はこれまでの見方を覆すことが求められる。これまでの見方には自分のそれも含まれる。これまでの経験でも,問題構制を大胆に組み換えられるほど,出来映えがよい。但し,それには相当の時間が求められる。効率志向の昨今の風潮とは全く相容れないから根気も必要だ。
 少なくとも構成の見直しと同時に,3月完成も早々放棄することになりそうである。

 2月18日 連合山形のK氏来訪。『春闘パンフレット』に載せた「経済指標の解説」の原稿料とパンフレット本体受け取る。紀要原稿「労働の同質性と種差性」の抜刷発送。今書いている論文構成の変更を決断する前にテーマについて高らかに宣言していた^^;。春闘パンフ,山形県経済社会研究所年報に載せたコミュニティ・ビジネス調査記事も同時に発送。学科教育委員のミーティング(秘^^;)。ジム帰りにドトール・コーヒー。

代わりに水を汲むこと

人を説得することは難しい。

よく言われるように,「馬を水辺まで連れて行くことはできるが,無理矢理水を飲ませることはできない」(You can lead a horse to water, but you cannot make him drink.)
本人がその気にならなければ何事もなしえないということでもあるが,本人がそのことの必要性を確と認識しているか否かが先決だ。

馬鹿でない限り,あることが自分にとって得か損かの計算はできる,否,常にしている。
しかし,現状を改める,別の行動を取るとになると,合理的計算とは別に逡巡が生じる。
誰でもそうであろう。自分も思い当たることが多々ある。
そこには単純な収支とは別に価値観も存在するからである。

そこで,他人は給水の重要性を語ったり,水を汲んだりする。
しかし,本人に成り代わって水を汲むことまでしていると,本人にとって必要性の認識がかえって虞もある。
ここが一番難しいところである。

2月17日 臨時学科会議,専攻会,研究科運営委員会,定例教授会,研究科委員会その他,私費留学生入試,大学院入試の合否判定手続が必要だったため一日中会議の連続だった。

2010年2月17日水曜日

浜の砂子は尽きるとも進路の悩みは尽きまじ

 2月16日 紀要論文仕上がり抜刷りを受け取る。
 ゼミ3年生の申し出で面談。詳細は伏すが,表題の格言^^;の通り,誰にも当てはまる普遍的テーマなのだが,そこが伝わったかどうか。
 公務員対策講座2コマ目は実践形式でその場で課題を示し論作文を書いて貰った。山形県方式2,250字はきつかったかな^^;。来週水曜日の3コマ目は,今日の答案を読み合わせ論評する予定。
 ジム帰りにドトールコーヒー。箇条書きのスライドと文章が異なるのは当然だが,文章にしてみると,構成の細部が未だ詰め切れていなかったことがよくわかった。見切り発車だったかな^^;。それにしても仕事の段取りを見直さないと,旧稿の抜刷を発送する日取りさえ見通せない。
 深夜,先日作成した確定申告書を電子送付。有り難くも義務を果たさせていただきます。

2010年2月16日火曜日

時間は平等ではない

 2月15日 来年度「地域社会論」で1回ずつ話して下さる学外講師の方に配布する講義の手順(来校時に持参して貰うもの,来校時間,受付先から講義する上での注意事項)を作成・印刷,その他事務連絡数件,しただけで下校。
 かねて「時間がない」「忙しすぎる」とは本人の問題に気付かない者の戯れ言だと指摘してきた。24時間拘束されている債務奴隷ではあるまいし,自分で自分の時間を管理できるのに管理仕切れていないかお決まりのボヤキになるわけだ。要は段取り能力の問題だ。
 ところが,顧みれば,研究室では自分の仕事が出来ず,ジム帰りにファミレスに寄って遅れた仕事を少しでも挽回しようとしている自分がいる。
 もちろん,ジムに寄る時間や忙しくてもちょこちょこと雑誌や小説を盗み読んでいる細切れ時間,弱いのに続けているナイトキャップを傾ける時間を省けば,まとまった時間ができる。
 しかし,それでは別のストレスが生じるし,問題の根本的解決にならない。段取り能力の向上にならないからだ。

 振り返ってみると,仕事に優先順位をつけることは無意識のうちにこなしているし,その順番に誤りはないとは思うが,仕事に取りかかるまでが遅い!お湯を沸かして,コーヒーを淹れて,ネットで諸々の情報を漁って,ようやく仕事が始まる。これも「段取りが悪い」と言って良いであろう。ファミレス残業が解消できないはずだ。

 「時間は平等ではない」。物理的には同じ24時間が,仕分けが甘い人間,腰が重い人間の前では速く過ぎ去っていくのであろう。

2010年2月15日月曜日

いよいよ・その3

 Ubuntu10.4のインストール失敗以来,起動が遅くなっていたデスクトップPCが遂に起動しなくなった。ブートレコードが壊れたのか??
 Windows7の発売に合わせてマザーボード,CPUなどパーツを一つひとつ吟味して丸ごと最近のモノに買い替えようとしたが,e-Tax用のICカードリーダーがWindows7 64bit版に対応していないため,今回の確定申告を終えるまでPC一新を控えていた。(32bitOSではメモリ搭載は3GBが限度)
 この2ヶ月くらい自作欲求をひたすら抑えてきたのに,確定申告の受け付け開始16日を目前にして起動しなくなった。
 結局,Windows Vist 32bitが載っているノートPCレッツノートR8に電子申告関係のドライバ,ソフトをインストール。

 以前に比べPCが安くなっているので自作しても費用的にはさほど変わらない。1-2割安くなるくらいだろうか。現に現行機はショップブランドだ。また,自作機やショップブランドはケースのデザインがメーカー製PCに比べると格段にダサイ。またパーツの相性等予期せぬトラブル,煩労に見舞われることも珍しくない。しかし,パーツを一つ一つ吟味して選べる点に大いに惹かれ手を染めてゆくわけだ。
 すったもんだ,紆余曲折の末,いよいよ自作の時が来たようだ^^;。

 2月14日 未明までスキージャンプノーマルヒル決勝を見ていたため昼前起床。午後,先週末の大雪で剥がれたドアのプロテクトモールを取り付け替えて貰うためにディーラーへ。かなり待たされた末に部品誤発注を告げられた。同じ車種でも色によっては左右両側のモールをセットで交換せざるを得ない(つまり2倍費用がかかる)とのこと。それじゃあと,今回は剥がれたモールを糊付けするに留めることにした。無料で済んだのは良いが,当分大雪には遠慮願いたい。15時過ぎにファミレス。スライドに記された構想を文章にするだけで数日かかりそう。ジムにてストレッチ教室。帰宅後はTVから流れる「膠着サッカー」を尻目に確定申告の書類をほぼ完成。 

義務を想い出した

 サッカー日本代表の試合を久しぶりに生中継で観ることにした。
 ほぼ毎日スポーツジムに通っているので,置いてある日刊スポーツ,サンスポのサッカー欄もほぼ毎日目を通している。その他,スポーツニュースで映像も目にすれば,ネットでも情報を漁っている。しかし,明るい情報はほとんど目にしない。展望が開けいないのだから,わざわざ時間を取って生中継を観るまでまでもないと考えるのは当然であろう。現にスタジアムはガラガラというではないか。
 しかし,今日,2月4日は日曜日なので,端からTV観戦と決めていた。既に中国が韓国に勝っているので,今日の韓国戦に勝っただけでは優勝できない。点差が問題だ。
 ジムでのスポ新取材に手間取り,遠藤のPK1点はカーナビ「ゴリラ」のフルセグでしっかり見届けた。
 しかし,帰宅後,しばらくして同点に追いつかれ,間を置かずに2点目被弾,そしてDF闘莉王退場と転げ落ちるような展開で一気に関心が萎んだ。
 満足に点が取れないチームなのにリードされ,DFを失うとは....。
 後半はたまに画面をチェックしつつ,確定申告のために書類整理。
 「国民の義務」を果たすべく書類を整理しながら,ノー天気にW杯南アフリカ大会ベスト4進出を口にしているように見えて,オシム危篤を承けて急遽日本代表監督にした岡田さんの義務はW杯アジア地区予選突破までだったことに気付いた。

2010年2月14日日曜日

いよいよ

 論文構想がますます煮詰まってきた。行き詰まりという意味の誤用ではないよ^^;。
 この2週間近くパワーポイントで作成したプロットを毎日書き換えても構成はほとんど変わらない。もちろん細部に不確かなところはあるが,結論を導く部分はここ2,3日で固まった。
 講義を前期に固めているため3月中に仕上げる必要がある。

 2月13日も寝坊したため昼前にドト-ルコーヒーに駆け込んでスライドを校正。その後,昼食がてらに?ファミレスでも校正。しかし,もはや細かい点で修正を繰り返しているだけのような気になった。そこで急遽筆を執ることにした。細部にこだわりすぎると,かえって全体像が見えにくくなることを怖れてのことだ。
 時間が足りず,ジムに通った後,再びファミレスで筆。途中まで埋めて書き繋いでいては細部にとらわれ,パーツ毎に文章の長短,内容の粗密が生じる虞がしたからだが,粘った割にはパワーポイント12枚分のスライドの箇条書きと大して違わない^^:。相当練る必要がある。しかし,それを含めて「いよいよ」だ。

篠田節子『天窓のある家』(新潮文庫)より表題作。例によって理知的な女主人公が「何も考えない」幼い友人や配偶者にあきれつつ付き合ってゆく。しかし,何が言いたかったのかよくわからなかった。他人の夫婦関係に首を突っ込むことの滑稽さか,客観的には先は見えていても,W不倫がつつがなく進行する現実社会の滑稽さか。しかしどちらにせよ「今更」の感がして腑に落ちない読後感ばかりが残った。深夜,昨日作成した'10東北楽天イーグルスとモンテディオ山形の合同試合日程とは別に,'10東北楽天イーグルス試合日程'10モンテディオ山形試合日程をそれぞれ別々にGoogleカレンダー上に作成。


 

2010年2月13日土曜日

いよいよ開幕

 「いよいよ開幕」と言っても冬季五輪のことではない。サッカーJリーグ,そしてプロ野球のことである。
 Kスタ宮城球場のチケットも確保し,3月末の地元開幕が待ち遠しい。
 深夜楽天イーグルスとモンテディオ山形の試合日程をスポニチサイト及び球団サイトから抽出し,Googleカレンダー上に2010年度東北楽天イーグルスとモンテディオ山形の試合日程カレンダーを作成。

 2月12日 来年度の学部共通科目「地域社会論」で新たに講師を引き受けて下さった7名の方に履歴書提出の依頼と科目の紹介を兼ねた文書を印刷,発送。大学院入試。早めに下校し,ジム,ファミレス。

2010年2月11日木曜日

煮詰まり,それとも行き詰まり?

自分で言うのもおかしいが,論文構成の練り直しを続けてきたのでもうかなり煮詰まってきた気がする。
書き始めたら1週間か10日で仕上げるような予感すらする。
しかし,他方で,対象認識が充分でない,差し当たりの論点を超えた含意が薄いという気がして筆を執れないでいる。これってよく耳にする「煮詰まる」の誤用ではなく単純に行き詰まりだろう^^;。

2月11日 寝坊したため自宅で少し準備して昼前にファミレス。夕方ジムに寄ってまたファミレス。半月くらい前にゲットした中古のレッツノートR8好調。バッテリーが4時間くらい持つ。Netwalker並みだ。他方,2ヶ月前にゲットして一時は待ったNetwalkerはインストールされているOpenOffice(無料頒布のMS Office互換ソフト)が重い,互換性が低い,落ちやすいの「使えねー」3拍子が揃ってスッカリ関心が遠のいてしまった。

餅は餅屋か

 2月10日 公務員対策講座で生協主催講座でも講師を務めているA先生の「論作文の技法」を聴かせていただいた。講義プリントの印刷・配布,出席カードの配布,回収を頼まれたいたので,昨年に続き傍聴することになった。小論文の課題テーマに対して決して深入りせずバランスをとりながら回答する模範例を読むと「餅は餅屋」と納得した。
 こちらはつい新聞解説以上のことを述べようとか,ヌエ的表現(失礼!)では見え見えの誤魔化しと忌避しがちだが,いろいろな専攻の学生が受験する小論文では専門的で断定調なことは求められていないのであろう。

 引き続き「集団討論の技法」の講義が設定されていたが,出席カードを配って人文学部の「授業改善FDシンポジウム『成績評価を考える』」に参加。学生,教員から成績評価についての貴重な発言があった。学部として意見統一する場ではないので,それぞれの考えが述べられたに過ぎないが,惜しむらくは他大学にも参考になる成績評価上の普遍的な問題を取り上げるという視点があってもよかったのではないか。社会から「学士力」が問われ,他方で独立行政法人の仕分けが日程に上る今日では,内部で合意すれば済むという問題ではないように思われるからである。先祖秘伝が自慢の餅屋では立ちゆかないのではないか。途中で退出し出席カードの回収。

 朝一番,教養科目「日本国憲法」の試験監督補助。こういう時はちゃんと目が醒める^^;。夜,SGCIMEの春合宿のテーマについて幹事にメールで確認。全体会で昨秋上梓された小幡道昭先生の『経済原論』が取り上げられるとのこと。

2010年2月10日水曜日

懲りない人

 何度失敗しても懲りない人がいる。
 詰め込みすぎると,説明を端折ってしまう,聴く方も消化しきれないし,退屈に思うようになる。
 量を絞るに限る。スライド36枚を24枚にする。
 しかし,枚数削った分だけ詰め込みになる。
 しかも,サービスのつもりで,本筋を離れて補足を入れる。
 枚数を削っても結果が替わらないのも宜なるかな。

 2月9日 公務員対策講座で「格差・講義問題」を講義。上のような事情で昼休みを数分喰ってしまった。出席カードの中に1枚だけ「わかりやすかったです」とコメントされていたのが救いか。学部教育委員会の後,出席カードに記された質問への回答を作成。ジム帰りにドトール・コーヒー。論文構成の練り直しが先週以来続く。

2010年2月9日火曜日

見間違い

 ジムに通っていると,いつも同じ時間に通うメンバーは固定される。
 4月や10月の入学,異動時期に合わせて入会キャンペーンを張っているから,4月や10月は新人が増えるものの,早期に止める者が多く,やがていつものメンバーに落ち着く。
 2月になって新人とは珍しいと思っていたら。いつものメンバーだった。
 化粧を変えたのか,○○を受けたのか,気付いてしまうととても声を掛けられなかった。。。。
 しかし,イメージを変えてみたいという欲求は誰にもあるのだろう。第三者的には外見に無関心な自分の方こそおかしな奴だと遠巻きに見られているのかもしれない。
 変えるとすればどこか?○○に△△,そして××も,挙げてしまうと切りがないから,無関心を装っていたのだった。

 2月8日 教養科目「市場経済」の期末試験の結果を再チェックした上で,単位評価をオンライン入力。試験成績と単位評価を受講生が確認できるようににBlackboardマイ成績表に転送。午後は半数近く講師を入れ替える「地域社会論」の日程割振り。

2010年2月8日月曜日

期待はしていなかったが

 6日の東アジアサッカー選手権,対中国代表戦は,TV中継さえ観ていないが,0対0のまま終わり,日本代表チーム「サムライブルー」は観客からブーイングを浴びたらしい。翌日もネットでは批判や悲鳴がこだましていた。
 しかし,岡田ジャパンの,「出口のないサッカー」はワールドカップ地区予選から明らかだったではないか。ワールドカップ南アフリカ大会まであと4ヶ月と本番が迫ったからといって急遽改善するわけでもない。そもそも日本サッカー協会が選ぶ代表監督には,加茂(予選途中から岡田),トルシエ,ジーコ,オシム,(病に倒れたオシムに代わり急遽)岡田と一貫性がない。その時その時で不足を補うような場当たり的専攻を繰り返してきた。協会に明確なビジョンがないから,「南ア大会でベスト4を狙う」と代表監督が何の根拠もなく公言し,そのまま報道される始末だ。マスコミも強化の手順,プロセスを問い質す気配がない。サポーターといえども,しばらく観戦を控えた方が良いのではないか。

 2月7日 寝坊したので午前中そのままオフ。午後,ファミレスとファミレスの合間に通ったジムでストレッチ教室に参加した以外は平日と同じ。

2010年2月7日日曜日

わかりやすい冷徹さ

 篠田節子の小説,エッセイをたまに目にするが,いつもその独特なシニカルな視線にどきっとさせられる。

 ということで,半月前ブックオフで買った篠田節子『天窓のある家』(新潮文庫)の最初の2,3編を読んみた。
 いずれも家庭を持った女性が主人公。夫は甲斐性がなく,主人公一人思い悩んでいる。読みやすい,わかりやすいが,少し類型的。夫に限らず主人公以外の登場人物の書き込みが薄い,浅い。

 冷徹さで言えば,「女は金の貸し借りに友情を利用したりはしない。男女関係を利用することはあるが,たいていは下半身がらみで,精神までも利用しないという点において,はるかに清潔だ,と有子は思った」(p23)という見立てに一瞬ひやっとしたが,次の瞬間,そうかなぁと疑問がもたげた。本来ビジネスライクなことに人間関係が絡んで思い悩む(悩まない)は人によるとしか言いようがないからだ。普段意識しない闇をつくのは心地よいが,紋切り型の,つまり類型的な決めつけでは対象とされた男性ばかりでなくとも,鼻白む読者も多いのではないか。

 2月6日 早朝デイパックにノートPCを詰めて外出。戻った時には道路も歩道も圧雪状態。

2010年2月5日金曜日

当てにならない

 マイナス6度の最低気温予測に身構えた昨日は朝晩空気が冷たかっただけなのに,それより最低気温が高かった今日の方が,降雪が多く,仙台はフロントガラスが雪で覆われ,山形は車道歩道とも圧雪状態だった。
 この当てにならなさはちょうど人に頼み事をしてすっぽかされたのと同じだが,これが私生活の上でのことに止まらず,仕事の上でのすっぽかしだと当てにならないでは済まされず,人の眉をひそめさせるから,マイペース「KY人間」としても用心が必要だ。

 2月5日 来週の学部教育委員会打合せ会議。午後,教養科目「市場経済」の期末テスト。もう1件会議。当日中に1回目の採点を終える。

あっけない

 最低気温「-6度」との予報が出ていたので,高地登山用のライニングパンツで登校してみたが,寒かったのは早朝のバス停と夜ジム帰りくらい。たまに小振りでは雪も積もらない「拍子抜け」。
 逆に,今回も「拍子抜け」というか,「看板倒れ」に終わると思っていた,日本相撲協会の横綱朝青龍処分問題。
 唯一客を呼べる横綱に解雇をちらつかせて引退を惹きだした理事会の毅然とした対応に感服した。こちらの方は,舞台裏が報じられるにつけ,やはりドタバタの風で貴乃花理事選立候補も宜なるかな。
 しかし,一番感銘したのはプロフェッショナルの引退は唐突,ということ。 一般の被用者のようには定年で自動的に退職とはゆかない。それだけ現役時代を充実させておけ,ということであろう。

 2月4日 学部共通科目「地域社会論」のテーマ見直しに伴い,今年度講義していただきながら来年度の講義はご遠慮していただく学外講師7名にお断りの挨拶を発送。講義をお願いする分には良いが,断るのは辛い仕事。しかも内容に問題があったからではなく,テーマをローテーション化するためだから。しかし,いい顔ばかりは出来ない。お断り,お詫びも仕事の一面だ。他方で,引き続いて講義願う方には日程照会のメール発信。

2010年2月4日木曜日

病膏肓

 研究室でボンヤリしている内に会議や用事が入り,ほとんど何もしないままに下校する,
ということはしょっちゅう,否しばしば,あるいは頻々とあるが,最近のケースはちょっと違う。

 進まない原因がハッキリしているからだ。
 目先の論文構想に腑に落ちない点があるため,筆を執れないでいるのだ。
 だったら,腑に落ちないことを一つ一つ埋めてゆけばいいのだが,埋めずにせっせと他の用事に勤しんでいる。
 むしろ,筆を執る日を週末,あるいは来週と先延べして,わざわざ腑に落ちるまで期間を確保している。
 こうなると,腑に落ちないという鬱屈感やがて落ちるプロセスを楽しんでいるようで病膏肓に入る感じだ。故事に倣えば,新麦が穫れるまでには論文が形をみるだろうか。

 2月3日 久しぶりに早朝登校したものの,ぼやぼやしている内に会議,第二期山形仙台圏交流研究会第40回研究会と定例学科会議の時間となり,公務員対策講座の講義資料編集だけで終わった。

2010年2月3日水曜日

本末転倒

 ダイエットのため朝食を抜いて間食に走ったり,勉学や仕事で集中力を切らす。徹夜で仕事,勉学を行い,翌日居眠りする。こういうのは誰が見ても本末転倒であろう。
 しかし,結末が予想できても,目先のことに駆られ,本質を失うことはよくある。
 2月2日 来年度の地域社会論の外部講師調整など細々した作業をするうちに下校時間。ジム帰り,ドトール・コーヒーにてようやくじっくり机に付くことができた。普段はコーヒーだけ注文するのに,疲れたいたため甘いものが欲しくなりハニーミルクレープを食したところ,意外にコッテリ,気分ぼんやり^^;。

2010年2月2日火曜日

年間計画

今年1年で論文を3本書く。年頭に誓ったことだ。
といった年間計画ではない。
今日からプロ野球のキャンプが始まった。
プロ野球の世界ではキャンプ初日が元日という習わしなのだ。

居住地に創設された球団として東北楽天イーグルスを5年間応援してきた。
もっとも最初の2年間は「地元だから応援する」とは公言していたものの,実際に球場に通ったのは計2,3度という「表見ファン」だった。
その後ろめたさと2年目からヤクルト,阪神と応援してきた野村克也氏に監督が代わったこともあり,球団創設3年目から1シーズン通して座席を確保した上で応援することにした。
その後4位,5位と低迷しても惰性で席の確保を続けたら「棚ぼた」ではないが昨季は3位を飛び越え,2位に浮上した。
しかし,応援してきた野村監督の契約は更新されなかった。
しかも,オーナーは報知のインタビューに答えて「いつまでも右肩上がりの成長は続けられない。踊り場が必要」などと常勝チームのオーナーになったつもりか耳を疑うような発言をしている。

「A-24-2X」。3年間通い詰めた3塁側バックネット裏席は,通路脇で出入りがしやすく,最上階の個室に向かう三木谷オーナーや島田代表を間近に見ることができる。(「ちゃんと補強してよ」とは何度も口から出かかって遂に出せなかったが)
しかし,これまでのように強くなろうとしているのか,結果を求めずエンタメに徹しようとているのか,球団の方針が見定められないので,年間計画を立てられないでいる状態だ。

マスコミではブラウン新監督や岩隈投手などの「優勝発言」が踊っているが,
東北楽天イーグルスの年頭の誓いを実際に立てているのは誰なのだろうか?

 2月1日 飲み薬が切れたので皮膚科に通院して登校したところ,研究室はスチームが効き過ぎて暑く,上半身の痒みが止らなかった。ところが,夜ジムを出ると一面雪が積もっていてお天道様も無計画では,と感じた一日。

2010年2月1日月曜日

暴落

 この2ヶ月の間,起動が怪しくなった古いノートPCをリカバリーしたり,PDA"NetWalker"を導入したり,さらにそれでは力不足と中古のレッツノートR8を追加したりしたため,そのたびに無線LAN接続を繰り返した。
 NTT東日本が貸与しているレッツ光のモデム兼無線LANルーターV110は設定が厄介なだが,繰り返しているうちに,その厄介な設定が癖になって^^;書斎のデスクトップパソコンも電力線通信(PLC, Power Line Communication)から無線LANに切り替えてみた。NTT東日本のモデム兼無線LANルーターが遅いから電力線通信に設定していたのだが,期待したほど速くはなかったということもある。しかも「有線」だから次々に導入されたノートPCを繋ぐには不向きだ。折からネットではバッファローのAirStation以上に安定していると評判のNEC WARPSTAR"Aterm WR8300N/NU"が今月,つまり今日限りで特売中だった。速くて安定したn規格の無線LANは普及しつつあり,仮にパソコンがn規格に対応していていなくとも, b規格やg規格とも併用可能だ。つまり,これ一台でノートPCもデスクトップPCもインターネットに繋ぐことができる。
 こうしてお役ご免となった電力線通信機器を無線LANルーター代の足しにとドスパラ系中古店,ジャンバラに持ち込んだ。「800円です」そりゃないよ,速くて安定したn規格が普及しても無線の届きぬくい家屋では電力線通信は今も有用だろう。そうましくたてる前に「マニュアル一式揃って千円が相場になっていますが,本体だけですので」はいお願いします^^;。
 n規格で接続してみると,確かに電力線通信機器の相場が暴落するだけのことはある。少なくとも上がり回線は有線と遜色ない。

 1月31日 午前中「寝正月」午後ファミスレ,ジム「ストレッチ教室」,ファミレスと「平日並み」。