2011年2月2日水曜日

結局どれも削りたくないんですね

1月は晦日。起きると,喉の痛みと微熱は残っていたが,頭痛は消えていた。

午前中,来年度の「地域社会論」に係わって挨拶状数通認める。

午後,受講生が体調不良で休みがちだった「経済原論演習」の,月曜日変速開催。

まず始めに公務員対策講座の,計36枚に上る講義スライドを受講生に見せて
クドイ,細かいと思うスライド,逆に説明不足と感じるを挙げてくれるよう依頼した。
A4版1ページに6スライド載せるので6枚単位で減らしたい。
24スライドならA3版1枚に左右2面の両面印刷でちょうど収まる。

早速「III(非正規雇用の構造的問題)とIV(解決の方向)のつながりは?」と手厳しい。
非正規雇用が拡大したのは労働者派遣法の成立とその改正が大きく寄与しているのは間違いないが,
正社員と非正規雇用の処遇格差はそれ以前からあるので,
派遣法を元に戻す,あるいは廃止すれば良いというわけではない,と言いたいんだ。
「政策提言までは触れなくてイイんじゃないですか」
問題提起だけでは学生には問題のリアリティが伝わらないんじゃないかな。

さらに「一番言いたいのはどれですか?」と来た。
「これとこれは口頭で述べるだけで良くないですか」
口頭で述べるだけでは理解して貰えるかな。
それにその図表はスキャナーで読み込んだ末に加工してようやく枠に収まる大きさにしたんだ。

「結局,どれも削りたくないんですね」。

もはや攻防の末は見えた。
そう観念して24枚にした。

しかし,当日まで見直してみると一度落としたスライドが復活したり,
新たなスライドが加わって原案より増えるのが通例で。。。
例えば,24枚で表面上スッキリしたものの,スッキリが表面的解説になっていては講述する意味がない。
一番懸念するのは,強調したいのは問題の多面性だから,丁寧に説明しないと問題の絡み合いや解決策も多岐に亘ることが伝わらないということ。
もちろん多面性は「詰め込み」に転じることも通弊で。。。。
当日まで悩ましい。

さて,学生の報告で攻守交代。
「2年間いろいろ手を出したためまとまりませんでした。やはりテキストに専念すれば良かったのかな,と」
それ後書きだよね。
卒業研究なんだからA4版で15枚は欲しいなぁ。
本文だけでも10枚じゃ,甘いかな?
「。。。。」
そう?とにかく10枚ね。

卒業レポートの指導が一番楽しい^^;。

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