宮城学院大学「経済社会特論」は期末試験前最後の講義だったが,講述に時間目一杯使ってしまった。
詰め込みすぎだ。問題を具体的にかつ多面的に解説しようとするとどうしても盛り沢山になる。
時間の関係上(山形大学90分,宮城学院女子大80分),パワーポイントのスライド24面を上限にしているが,
24面に収めようと精選する,取捨選択を繰り返すと,説明不足になる。
いつもの反省である。
1月19日 遅く登校したものの,水曜日は午後から忙しくなるので,昼休み少し前に外出していつもの美容院。13時より公務員対策講座(春休みを利用して,時事問題の解説,論作文指導,集団討論指導を行なうの正規の科目)の打合せ会。教授会の合間に「自治体経営」のお世話。ジムに寄る時間もなくドトール・コーヒー直行。
1月20日 宮城学院大学「経済社会特論」の後,そのまま車でディーラーに押しかけ定期券点検。その合間にファミレスにて昼食及び構想,夢想。早めにジムに入りリラクゼーション・マッサージ。「今日は普段の肩,背中ばかりでなく,首も凝ってますねぇ」。20分走ってドトール・コーヒー。だんだんに詰まってきたような,行き詰まってきたような^^;。気分転換に就寝前,西村賢太『暗渠の宿』(新潮文庫,2010年)。表題作の真ん中3分の1。短編を少しずつ読んでいるが,同棲する女性への余りに卑屈な劣等感丸出しの感情吐露に感心した,というか笑ってしまった。直前読んだ高樹のぶ子『蔦燃』の主人公と全く逆だからだ。後者が目の前の人との二社関係,具体的には性的関係を基盤に人間関係を考えるとすると,前者は目の前の女性との極私的関係をもその女性の背後にある男性の影を念頭に考え直してしまう。西村の「私小説」は主人公の,劣等感,卑屈さをこれでもかと書き連ねる。
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