口を揃えて政府に盛んに為替対策を求めるマスコミに違和感を覚える
出来ることは限られているし,
慌てて対策を打っても,投機筋には一層の円高期待を抱かせる虞がある,
と記した。
現に昨日の日経第1面は,円高による景気への悪影響を打ち消す策の一つとして,法人税現在や規制緩和を挙げていた。「火事場の。。。」という気がしないでもない。
今日26日も「円高対策 時機を逃す懸念」として「想定される主な追加緩和策」を列挙しているが,他方で,円安に戻した「今のタイミングで動いたとしても,本当に有効な政策手段があるのか」という声が日銀内で出回っていることを紹介している。併せて,外国為替市場がここ数年間で3倍近くに膨らみ,介入が「かつてのような神通力はない」との市場の声まで紹介している。
にもかかわらず,為替介入を求めるのはなぜか?
日記は「円高・株安が加速し,さらに効果の大きい政策を迫られる」との国内証券会社の声を紹介してる
しかし,ヨーロッパではギリシア国債の償還危機に機にユーロ不信が起きていること,米国では労働市場や住宅市場が反転せず二番底の虞が大きくなっていること,オバマ大統領がドル安による輸出増を狙っていることなどいずれの要因を考えても,この程度の円高で収まるとは期待できないであろう。
もう一段の円高は不可避であり,為替対応力を増したり,内需を確固とする政策の方が求められているのである。
その際,ギリシャ国債と絡めて,早急な財政再建を追求するのは,今の時期としては不適切であり,しばらく封印すべきであろう。
主要マスコミでは唯一,毎日新聞が昨25日,社説「円高株安 古びた発想から卒業を」で論じたように,円高下の成長戦略を探るべきであろう。
8月23日 6月末受けた人間ドックの経過観察で病院へ。追加検査ともう1件予約。
8月24日 留学生の研究計画書指導。午後は,関連文献を探巣だけで時間が掛かり,下校も遅れ,仕方なくジム通いをパス。
8月25日 近くの歯科医院へ。女医さんは治療も懇切で熱心だが,研修医?の指導にも容赦がない。あけすけでねちっこい言葉が診察台の左右で飛んでくる。誰しも通る修業時代ということか。その後,別の病院に移動して人間ドック後の経過検査。家にいると,無意識?のうちにお菓子を頬張り,コーヒーをお代わりしかねないと危惧したため。朝から絶食は問題ないが,水しか飲めないのが苦痛。待合室で文献読んでいても睡魔が度々襲った。夕方驟雨。ジム経由でファミレス推敲。
8月26日 2度寝したため遅く登校。昼休み行きつけの美容院でカット。
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