関心を伝えるのは本当に難しい。
それぞれ専門分化して関心が分散しているのか,具体的現実的政策に関連しないかぎり友に考えてみる,という姿勢が失われているのか。(ここまで言うと独善的か。少し反省)
八王子合宿で「生産的労働論の意義がわからない」という質問を受けたので,いわゆる宇野理論では,生産的労働という形での「労働の二重性」措定が価値と労働を結びつける結節点になっていることを丁寧に説いたつもりだが,同じような質問を受けた。
主な質問は2つで1)価値形成労働,つまり労働価値説に言及する意味,および2)生産的労働を再定義する意義。
回答したことは,1)価格の決定については,単なる効用や生産費用に止まらず,資本の効率性原則で締め上げられていることが重要だと考えているから,2)a.生活関連活動に不生産的「労働」という位置づけを与える,b.熟練労働,裁量的労働,能力主義的労働など価値非形成的生産的労働が原理的に必然的なものとして光を当てる,c生産的労働措定の場以外に労働の二重性,特に労働の同質性は措定できない。
8月20日 仙台経済学研究会第36回研究会のあと,秋保温泉「ニュー水戸屋」に場所を移して懇親会兼馬渡尚憲先生古稀祝賀会。翌朝,マンションの消火器点検が予定されていたため,飲まずに車で帰宅。
8月21日 研究会2日目 共通論題は「構造改革と代替経済政策-リーマン・ショック後の世界」。この研究会,前夜祭,懇親会(含む2次会),後夜祭?と飲み会続きだったのに,みんな忙しくなったのか,そのまま解散。ジム経由でファミレスにて推敲。
8月22日 完全オフのつもりがデイパックにノートPCを詰めて外出すると。。。。
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