2011年7月31日日曜日

憲法!民法!刑法!!

普段同僚の講義風景を覗くことはない。
誰もそう明言しているわけではないが,勝手に覗くのは礼儀に反する,という暗黙の理解がある。

しかし,土曜日はオープンキャンパスだったので,
運営側の委員として,各会場,模擬講義や学科説明会,教師との集い,在校生との集いなどを練り歩き,
結果として同僚の講義に接することができた。

「就職先として公務員が多いとして,ではどういう職場が多いのだろうか」
某先生は少し抑揚が掛かっている。
学科説明会は同じパワーポイントのスライドを用いて3会場同時に進めているが,
別の先生は「同封されている資料,学部案内を見て下さい」抑揚も付けずに淡々と説明している。

模擬講義でも,ふだんから声が上ずりがちの先生が,専門用語の原語の発音に拘われるものだから,すべてのフレーズが尻上がり,のような印象を受けた。

今回学科で模擬講義をお願いした3名の先生は図らずも皆パワーポイントを利用されなかったが,
講義プリントも紙面びっしりの先生から見出し中心の先生までさまざま。

「大学での勉強で一番大事なことは自分の頭で考えることです」
冒頭,そう注意された先生の講義プリントは解説でびっしり埋まっていた。
さらに「5分観てもらいます」とビデオも利用されていた。
他の会場を回って戻ってくると六法の解説の件で
「ハイ,憲法!,民法!!,刑法!!!」
「声が小さい。憲法民法刑法」
「ハイ,憲法!,民法!!,刑法!!!」
「よろしい」
自分の頭で考えろ,で復唱とは奇異に感じるが,
視覚に訴えたり,口を動かしたりと学生を飽きさせないためであろう。
皆さんさまざま講義の工夫をされているのだ,と実感した。

 7月30日 山形行き始発バス,3番目の停留所,広瀬通では満員で乗れず。今日は仙台の某私大とオープンキ​ャンパスの日程が重なっていたが,満員客が本学参加者だったらいいなぁ^^;。帰宅後はファミレスで呻吟。
 7月31日 朝方うとうとしていたら強い揺れ。思わず飛び起きた(福島県沖地​震,マグニチュード6.5,宮城の震度は4)。ただ揺れが短かったので安心して!再び床へ。起床後はノートPCをデイパックに詰め外出。夕方一旦帰宅して近くのドトールコーヒーへ。

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