専門基礎演習を担当することになった。
同科目は昨年度の基盤教育改革に呼応する形で導入された2年生向け専門科目だ。
つまり開講されるのは今年度が最初だ。
特徴は,同じく全員必修で開講される1年次のスタートアップセミナーがレポートやプレゼンテーション,ディベートとスキル中心の学習であるのに対して,専門基礎的な学習を志向していることだ。
もう1つは,スタートアップと同じく受講生のアドバイザー教員を務めることだ。
今までアドバイザー教員は,1,2年次の2年間持ち上がりだったが,実際には学生との関係は,休学や復学,退学などの異動や不祥事が生じない限り,半年に一度成績表を渡すくらいだった。
ところが,現在は,半年科目とは言え,演習を通じて毎週顔を合わせる関係とになる。
そこで科目用に作った名簿,エクセルのワークシートに学務情報システムに登録されている写真をコピー&ペーストして教室に持ち込んだ。
最初なので自己紹介をして貰いながら,名簿の写真と見比べてみたが,写真通り?という学生の方が少なくて,自己紹介の言葉を聞き漏らすくらい戸惑った。
さすがに学生証用の写真を修整する学生はいない。
よく見ると確かに本人であるには違いない。
しかし,身分証明用の写真を眺めていたからといって,目の前の学生とはなかなか一致しない。
結局,身元確認という意図で角度を変えながら凝視すれば「確かに本人」と認識できるにすぎない。
証明写真とスナップ写真は全く別物と痛感した。
4月27日 自身のサイトに載せている担当科目のシラバスを更新したくらいしか覚えていない。「市場と組織」は学問上の議論よりも正社員の職業生活--勤続昇給,雇用調整,セイフティ・ネット--の解説に力点を置くようになった,つまり教養科目化しつつある。関心を持って貰わないと仕方がないと思っているからだが,その内容については試行錯誤。「地域社会論」は科目の紹介のみ。
4月28日 7月30日開催の学部紹介「オープン・キャンパス」では各コースから1名ずつ模擬講義を実施する予定だが,せっかちなのか,早速,下交渉を進め内諾を得た。また再来月の出張講義についても内諾を得た。学部広報委員紹介部会の引継を受け3週間,方々に頭を下げっぱなし。「専門基礎演習(2年生ゼミ)」はゼミの進め方と自己紹介。1年次に受けた素タープアップセミナーについて語って貰ったところ,ディベートはかなり盛り上がったようだった。
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