福井新聞WEB版によると,「原発運転継続容認」7割超という。
「東京電力福島第1原発事故を受け、敦賀の原発をどうすべきかについては『運転は止めずに安全対策を充実させる』が66・8%と最も多く、『これまで通り運転を続ける』を合わせた運転継続の容認意見が7割を超えた。」
「安全対策を充実させる」こと自体は,原発を全否定しない限り,誰も否定しないだろう。
問題は今の管理体制,電力会社の隠蔽体質,保安院によるチェックの脆弱性でそれが果たせるか,という点にあると思うが,「運転は止め」ないことは争う余地のないことのようだ。
また興味深いのは若年層ほどその傾向が強いことだ。
「年代別では『運転は止めずに安全対策を充実』と答えた20、30、40代は7~8割台に上る一方、50、60代、70歳以上は5~6割台。『一度停止して国の基準、方針を待つ』は20代6%、30代11・5%、40代8・3%に対し、50代23・4%、60代21・2%、70歳以上26・8%で年齢が高い方がより慎重な姿勢を示す傾向となった。」
経済的に疲弊する中で地元の景気,雇用に直結する問題なのかもしれない。
原発城下町,企業城下町,基地城下町。
経済的依存関係は抜き差しならない。
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