2012年5月26日土曜日

1年後の総会

10時からマンション管理組合総会。
形通りに議案書を見ていると,形通りには行かなかった1期前の管理組合理事を務めていたことが走馬燈のように浮かんできた。

中庭に面した一階各戸の目隠し導入,外壁や機械式駐車場の塗装し直し,周辺住宅のTVアナログ放送障害対策施設の撤去工事の発注,電子ブレーカー設置とうとういろいろな案件が舞い込み,10年秋には特別に臨時総会まで開いた。そして,後は2011年3月11日の大震災と最後は息切れ気味だったが,

防災対応を謳った系列の管理委託会社を頼って契約した住民も多いようで,
1年前の総会ではその点を問う声も上がったが,
組合の倉庫にはヘルメットや毛布,照明などがいくつか置いているだけで食料は備蓄されていなかった。
また共用の水道の蛇口もどこにあるか,周知徹底してはいなかった。

結局,地震対策といっても,短期に収束する局地的地震が想定されていたようで,
東北の太平洋岸全体を巻き込んでライフラインが長期に亘って使えなくなることなど想定されていなかった。

もちろん物資は別しても,住民の安否確認などあっても良かったが,
住所録すら「個人情報」が壁になって作成されておらず,子どもの交遊を通じた自然発生的なネットワークに頼っている状況では,
各戸を確認して回るなど思いも寄らなかった。

震災後の対応については,初めてのこともあって特別なことは何も出来なかった,と言って良い。

1年経って,
マンション会社,管理会社が作成した全国的なマニュアルが回覧に供されているが,
当マンション独自の対応が練られても良いように思う。

総会や議案書は定例的なスタイルに戻ったが,
復帰した日常の裏で次の大震災への備えは必要であろう。



5月24日(木)は自宅研修とし,眼科,皮膚科に通院しつつ,合間にスタバやドトールで構想を練っていたが,
構想はこの2ヶ月近く空転気味。
どうも診て貰う部位を間違ったようだ。

5月25日(金)は朝一の「経済原論演習」で生産価格,利潤率均等化法則の解説。その後は講義準備。

5月26日(土)はマンション管理組合総会。午後は歯列矯正。

総会終了後ようやく朝刊を手にしたところ,朝日新聞は一面で文科省が国立大学の持株会社方式を検討していると報じていた。
「大学間連携」は震災対応なのか,それ以前からの文科省の方針なのか。

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