2012年4月30日月曜日

爺さんのぼやき


先発塩見投手は5回まで2安打と,日ハム打線をよく抑えていた。
ただ6回先頭打者に四球を出すとあっさり先取点を取られてしまった。
その場面,二死走者2塁で「勝負する必要はない」と言っていた隣のお爺さんは,
タイムリーを打たれると「捕手は頭が悪い」「捕手を替えなきゃ」とぼやいていた。

他方,打線の方は全く点と取りそうな気配はなかった。
電光掲示板に2番,3番の得点圏打率が1割台前半であることが映ると,観客はチャンスにも諦めるしかなかった。
ガルシアに2号ソロが出て球に打線が繋がったが,それも7回だけの現象だった。

ともかく開幕3連戦を加え6度目の生観戦で初めて勝ち鬨を聴くことができた。

4月30日 島捕手のフィギュアを目当てに試合開始2時間前に並んでみたものの,数百人前で品切れ。球場を出てガストへ。終了後はジムでサウナ,の後,自宅近くのドトールコーヒー。

海老バーガーの香り

北海道日本ハムファイターズ4x0東北楽天イーグルスは,2時間40分,国分町スタバ経由で40分遅れで入場したため個人的には2時間,盛り上りもなく終わった。

帰りmyイーグルス2号を漕いでいて,イーグルス海老バーガーの香が後味として残ったくらいだ。


ジムでサウナ。再び国分町スタバ。

2012年4月29日日曜日

GW初日の昂揚と消耗


日本ハムの稲葉篤紀選手が,初回一打席目,ライトライナーで1打点を上げて,2000本安打を​達成した,
野村ヤクルト時代から活躍していた選手だから失点したものの,試合は初っぱなから盛り上がり,気分は高揚した。

ところが,肝心の試合の方は日本ハムファイターズ3x3東北楽天イーグルスと引き分けに終わった。
先制された試合を5回裏一挙逆転したのに,直後6回表にエラー,四球がらみで同点に追いつかれたので勝ち試合を逃した気分だ。
おまけに4時間余り掛かったので消耗感も著しい。

ジムに寄りサウナ。帰途ドトールコーヒー。






生活保護制度の見直し

報道されたのは2日前だが,厚生労働省の社会http://www.asahi.com/politics/update/0426/TKY201204260503.html保障審議会特別部会が生活保護制度見直しを検討することになった,という(朝日)。

26日付日本経済新聞は主な見直し点を4つ挙げる。

1つは,生活保護費の約半分を占める医療費の,受給者が受診する医療機関の指定制度の見直し。げんざい無期限の措定を数年後と更新に改める。

2つめは,現在受給者が働けば,賃金分だけ給付額が減らされる点(いわゆる「失業の罠」)を,保護期間中積み立てておき,本銀が需給を終えた後に配分する制度の導入も検討する。

3つめは,北海道、宮城、神奈川では最低賃金より高い保護費の水準見直し。

4つめは, 都市部で目立つ年金との逆転現象への対応。

実は私は生活保護制度の見直しに否定的ではない。
現実と遊離した保護制度は,不正受給を産み出し制度の支え手に支える意欲を失わせる。また本当に受給を必要とする人々にとっても使い勝手の悪いものとなる。

もちろん現在の給付で生活がカツカツという世帯もあるだろうが,
給付水準を見直したからといって直ちに詰んでしまう訳ではない。
給付水準自体はある程度調整可能なのである。

制度が現実と乖離したままでは多くの人々から共感が得られず,たとえば不正受給の存在を盾に制度自体が否定されたり,保護が必要な人が申請をためらったり事態が生じるのを怖れる次第である。

2012年4月26日木曜日

矛と盾

昨25日の朝刊に撚れば,「年金の世代間格差、厚労省が内閣府の試算に反論」。

内閣府経済社会総合研究所が1月発表した試算では「国民年金や厚生年金などの公的年金をもらえる額から支払った額を差し引いた生涯収支を世代間で比較。1955年生まれ(57歳)世代以上で収支がプラスになる半面、それ以下の世代で収支がマイナスになり、若い世代ほど不利になる結果となった」。

これに対し厚労省は「24日に開かれた社会保障審議会(厚労相の諮問機関)年金部会で「現役世代の生活水準の向上などの要素も世代間の比較では考慮すべきだ」と強調。試算に用いた保険料や受取額を現在の価値に引き戻す際の指標にも疑問を示した」という。

「世代間格差」を強調するのは高齢者も負担する消費税引上げ論者に共通のことだ。
自分自身は引上げに反対ではないが,
消費税値上げを論じるときには「世代間格差」を計算のうえ強調し,
現行年金制度,賦課方式の維持には格差はさほど出ないと計算を示す,
では国民も戸惑い,不振に陥るであろう。

現行方式や消費税引き上げのメリット,デメリットを満遍なく示すべきであろう。

2012年4月24日火曜日

待ちに待ったはずが


大雪厳冬のため開花が何時もより遅れた桜。
咲いてはみたものの午後のキャンパスは寂しい限り。
午後の授業中という時間帯のせいでもあるが,
以前はもっと密集してように記憶する桜の樹自体がまばら。

GW連休前,気温も20度近くになると,今更咲き誇るのを遠慮しているのか。
震災か何かで盛大なイベントを取りやめざるを得なかったかようのな一抹の寂しさを覚えた。


学生の反応

最近の学生は無表情というか無反応ということがよく言われる。

キャンパスや通学路で出合っても,指導教員以外に挨拶をしない,ということは前からあったし礼儀の問題だが,
本人自身が何を考えているのか,何をしたいのかよくわからない,という面もある。

大学受験や入学後の専攻の選択では資格取得や採用ルートの有無など就職のことを気にするくせに
いざ三年生になって就職活動する段になると,学部の説明会で教えられたのに,リクナビ等に登録することを怠ったり,企業説明会,企業訪問への参加に積極的で無かったりして面食らうことがある。また,就活をしてても,不合格になると,その後しばらく活動を再開できなかったり,ある企業から内々定をもらうと第一志望ではなくても就活を止めたり,と本人自身の問題なのになぁと訝しく思うことがよくある。

ことほど左様に「草食系」というか,全般的に不活性的な印象を抱くことが多い。

講義で,質問を求めても手を挙げないというのは以前からだが,
教室に入って「おはよう」と叫んでも返事が来ないということがよくある。

ところが,今朝「おはよう」と声を掛けところ,返事ではないが,教室がざわざわしてきた。
そのうち,ある学生から珍しく返事があった。
「先生,ここは日本経済論の授業ですよ」。

本学部の場合,週2コマの科目は,火曜日2コマ目の授業の続きは金曜日1コマ目というように互い違いに設定されている。
教師には普段無反応な学生も
金曜日と勘違いして火曜日1コマ目に現れる教師に対しては,
ニヤニヤしながら返事をするのは当たり前であろう。(4月24日)

 4月23日 一日中,講義資料の改訂をしていたため眼が乾ききって15時にはリタイア。

2012年4月22日日曜日

やはり花より団子

土曜日は,近くのドトールコーヒー,スタバ,ジム,スタバと渡り歩いて,さして成果も出なかったが,
18時過ぎの国分町は大変な人出だったように思う。

思うというのは,国分町の中にまで入らなかったが,
「本日のコーヒー2杯目は100円」に釣られて,広瀬通の市営駐輪場に自転車を駐めようとしたところ,表に「自転車 満車」の看板。
かといって路上駐車しようにも,広瀬通の国分町側は歩道にも自転車が鈴なりだった。
ずらっと三重に停められておいて,歩行者すれ違うのがやっとの状態だった。
(幸いダメ元で入所したところ高校生が出所するところに遭遇し,市営駐輪場に駐めることができた)

しばしばマスコミでは,復興需要により土木関連の商談,接待で国分町は賑わい,高価なブランドものが売れていると報じているが,
自転車で押し掛けるのだから,復興事業関係者ではないだろう。
賑わいは一般の市民,学生が繰り出しているからこそだ。

こちらでは桜の開花は未だ所々だ,
そのため,例年なら公園で開くはずの新歓コンパが国分町で開かれたのであろう。
やはり「花より団子」なのである。

2012年4月20日金曜日

未だはもうなり

今朝,近所の保育所に桜が咲いているのに気付いた。
しないでも未だ開花しているところは少ない。

そう思っていたら,「大学病院ではすでに満開」「福祉大の正門にも咲いていた」とのこと。
「『未だ』は『もう』なり」という相場用語があるが,
厳冬のため開花が遅れているとの思い込み「未だか」「いつになったら」と思っていたら,意外にも近所ではもう満開の状態だった。
週末が楽しみだ。

 4月19日 古い概説書,とっても名著を自炊(PDF化)しようと,裁断のうえスキャナーのフィーダーに掛けてみたが,何度か撚ってみても2枚噛むこと続出。自炊を諦め空腹状態。
 4月20日 GW旅行を睨み,先先まで講師資料を作り溜めようとしている。基本的には前年度版をもとに編集しているわけだが,前の回の質問や補足を反映しようとすると,そう先に進めない。また,学生のアンケートを承けてより簡潔でわかりやすいものにしようとは考えているが,簡潔にすると説明不足のように見えるし,論点を端折ると平板で面白味のない説明に見え,作業が捗らない。「未だ」「もう」の塩梅は難しい。

2012年4月19日木曜日

観桜会


毎年,4月教授会の後は,新任の教職員を歓迎する懇親会が開かれる。
4月も,教授会が開催される第3水曜日ごろは,山形でも桜の花が咲く頃なので,
この新歓懇親会は「観桜会」と呼ぶ習わしがある。

もちろん,会場のホテル宴会場で桜をみることは無いが,
窓を開けると,夜桜を眺めることができる,というのが前提の命名だ。

ところが,会場のメトロポリタンホテル山形の周り,つまり駅前にも街中も桜を拝むことは出来ない。
いかに今年の冬が寒かったということだ。
大雪に影響は高速バスを2,3度日中運休にしただけでは無かった。

2012年4月16日月曜日

庶民の福音書届く

研究会の先輩か
『なぜ税金で銀行を救うのか―庶民のための金融・財政入門』が届いた。

「「研究や資格取得といった明確な動機」を持てない」者,庶民のための金融・財政入だそうである。

幸いこの分野で論文を記す予定は無いから,
自分のこの分野では庶民の一人である。

講義のネタでも拾えないか,楽しみである。4月16日

完オフ

原稿を書いていないときはなるべく日曜日に仕事を入れないことにしている。
4月15日もその完オフで
14日夜からドイツサッカー,ブンデスリーグのシャルケ1x2ドルトムントの後半を,また3時間くらい置いて15日2時からダルヴィッシュが登板したMLBのツインズ2x6アスレチックスを観戦して昼前に起きてからは,
専らGW旅行の宿探しをしていた。

特別旅行好き,というほどではないが,
レジャーは計画を練るときが一番楽しい,という質である。

その影響か,日曜日夕方の,ジムの「コア・ヒーリング」クラスでは
棒のうえに仰向けになったままほぼ30分眠り込んでいた。

再び暗渠へ

ひと仕事と終えて,新学期始まるまでの間,しばし時間的に余裕ができたが,
その間,したことと言えば,ある論者のいくつかの論文,著作の一部を繰り返し読み,ノートをつくり,また作り替えた。

しかし,新学期はもう始まり,内容が錯綜したノート,テキストファイルが残っているだけである。
暗渠に入り込んで,どこに向かうのか,またいつ日の当たるところに出られるのか,わからない状態から始まる。
毎度のことである。4月14日

2012年4月13日金曜日

付いて回る教養

最近の大学では,大学進学率の向上の故か,専門教育への導入が重視され,専門科目らしいことは出来にくくなっている。
「かつてのような専門科目は大学院で」「学部教育はその前段階」という位置づけが広まり,専門科目も教養科目のような扱いになってきた。
つまり,専門科目ならでの学問上の議論は控え,ちょうど高校までの授業のように確定した知識のように教える,という風になってきた。
そのため,専門科目か教養科目かというように対立的には捉えなくなってきた。

自分の場合,「経済原論」のテキストは,それ以前から,教養のテキストを用いてきた(日高普『経済学』)(岩波全書)を用いてきた。

今年度は思うところあって,同じ著者の専門科目としてのテキスト日高普『経済原論』(有斐閣選書)を用いることにした。

最初は内容が深くなる,程度にしか考えていなかったが,
講義スライドを作成するために,序論を読み返してみたところ,
叙述が専門的というだけでなかった。

他の科目で学ぶことは説明せずに用いている。
例えば,経済学としての整序は,ウィリアムペティからアダム・スミス,リカードゥいたる経済学の進展のなかに明らかだ,というだけで,その意味内容は,経済学史で学ぶことが前提にされていて,触れられていない。ゆかず,

しかし,最近の大学生は他の科目で学んだことは覚えていないことが多く,
他科目での解説を前提にする訳にはゆかない。

すると,専門科目としてのテキストを用いていても,狭い専門領域だけを教える訳にはゆかず,他科目で説くこともあたかも確定した知識のように,つまり教養科目的に教えざるを得なくなる。

テキストのレベルは上がっても,教師に求められていること,あるいは教師が教えるべき内容は,相変わらず教養科目的なそれではないか,と思い至った次第である。


 4月10日 相変わらず電話,ネットが通じない。一番の問題はクラウドdro​pboxやevernoteに置いたファイルが取り出せないこと​。そこで,同じ階の会議室の廊下にノートパソコンを持ち込んで無線LANに​繋ぎファイルを取り込んだ。その後,研究室からでも会議室の無線LANに接続できることがわかったが,デスクトップPCは無線LANに接続できてもその外のネットには繋がらない。なぜ? ジムで4km走。

 4月11日 同僚に手伝って貰い引っ越し先のデスクトップも第3会議室​の無線LANに接続。しかし,引っ越しから5日も経っているので​いい加減に部屋の有線LANに繋がる番号を発行して欲しいところだ​。昼休み3名で会議。

 4月12日 毎月の皮膚科通院。待ち時間70-90分掛かるので開始40分前​に待合室で並ぶと10分だが,実質50分待ち。帰宅後,来週火曜日の講義プリント完成。午後,レンズキャップを外しても感知せず撮影できなくなったデジカメ,ニコンL100を量販店に持ち込み修理依頼。最低修理代金が高いのも痛いが,GWに間に合いそうにない​のはもっと痛い。スタバ,ジム,ドトールコーヒーもさほど進捗せず。深夜,予報鳴らないうちに地震2,3撃。

2012年4月9日月曜日

少しミスリーディング

4日の毎日新聞ウェブサイトの記事「政府・民主:「後期医療廃止」白紙に 知事会反発で」というタイトルは少しミスリーディングではないか!

要は「厚生労働省は知事会などと協議する場を設け、新たな案を作る。税と社会保障一体改革大綱に盛り込んだ、今国会への「後期医療廃止法案の提出」は断念し、現行制度の修正案提出を検討する」であって,政府民主党は廃止自体を諦めたわけではなさそうだ。現に読売新聞は4日後の社説で「後期高齢者医療 民主党は「廃止」にこだわるな」と,同等が廃止に固執していると,批判している。

毎日は同等の改革案の骨子を3点挙げているが,
(1)老人を現役世代と同じ保険に入れるは旧老人保健制度と同じ(老人だけ別勘定とする点では後期高齢者医療制度の継承)。
(2)都道府県単位の運営は現行後期高齢者医療制度そのまま。

つまり民主党の後期高齢者医療制度廃止案とは実は同制度を表面的に否定しながら温存している「名ばかり廃止案」に過ぎない。

都道府県が反発しているのは
(3)現在、市町村単位としている国民健康保険を都道府県単位とする、老人医療に限定しない改革案。

とすれば,政府と知事会との争点は老人医療制度ではなく,
現役世代を含めた公的医療保険制度の,国と地方との財政分担なのだ。

2012年4月8日日曜日

声はすれども外部に届かず



準備に3日掛かった引越、運搬自体は院生の協力もあり、午前中2時間で終了。ただゴミとも資源とも言える細々としたものが棚や床に散乱しており、その処分で夕方まで掛かった。

さらに「今までの番号そのまま使える」と説明を受けていた電話が繋がらない。
ネットへも「まだ番号が割り振られていない。早急に手配します」でも繋がっていない。
隣の部屋とはパテ-ションで区切られているだけで,天井下1mはがら空きだ。
人の声,電話やゼミの会話は筒抜けでも,外部とは切断された不思議な空間だ。

2012年4月6日金曜日

計画に合わせるということ

箱詰め予定通り3日間で終了。
前日までは福岡時代の本やノート,カード類まで荷造りしていた。
大学院および助手時代に集めた書籍--当時は古本屋を探しても本は購入すべきとされていた--は,関心,テーマが移ったので,赴任後殆どあるいは全く紐解いていないものが殆どだ。ノートやカードに至っては既発表論文の抜け殻に過ぎない。また当面紐解くと思っていないからこそ耐震工事で退避中,上山市の倉庫に送るよう指示を段ボールに記していた。

それは単なる感傷かもしれないが,3日目(4月5日)にはその余裕がなくなった。
開講が来週半ばに控えているため,当初から「今週中に引っ越しを済ませる」計画を立てていた。
午前中5,6箱本を詰めたまでは良かったが,それからはなかなか進まなくなった。
残っているのが論文コピーや委員会記録,各各種委員会が発行した報告書,更に個人的なメモ,備品の類いで,なかにはとっくに廃棄したパソコン周辺機器やソフトウェアのマニュアルや保証書,あるいは「いずれ使う」と取っていたメモ帳,ノート,原稿用紙,裏面を印刷に利用するつもりの反故紙,スーパーのレジ袋等がわんさか出てきた。
夕方近くなると,まだまだ再利用な資源も廃棄したのと同様,「いずれ」目を通しそうな論文コピーも,いざ必要になれば,他大学の図書館からでもコピーできる,と腹をくくって廃棄。委員会記録は個人情報を含んでいる紙を抜き取り他はすべて資源回収箱へ,そこも塞がるとその上に。
つまり20年以上前のものはそっくり保管された,数年前から10年くらい前のものは廃棄された。
日程は計画を守った形だが,内容には整合性はない。

あるいは論文の締切りや字数制限と同様,制約があってこそ準備に苦労した,時間を掛けた,思いで深い等の感傷を排して取捨選択が可能になった。
工事を終えたばかりで研究室にまだ何もおかれておらず空間的制約が緩いときが正念場,といえそうだ。

2012年4月4日水曜日

3箱のみ

午後は昼休み旧講座会議,13時半から定例学科会議と会議続きのため,本の箱詰めは基本的に午前中のみとなった。
しかも,本棚の本二手を伸ばすための脚立の設置場所を確保するために,前日までに床に散らかした書類を整理するだけでかなりの時間を食った。

数年以上前の会議記録は基本的に古紙回収のボックスに収めれば良いのだが,なかには個人情報を記した書類も含まれるため,資料をめくってそれを引き抜きシュレッダーに掛ける必要がある。

また,この際,本をテーマ別に箱詰めしようとしたので手間取った。
院生,助手時代に集めた本は,赴任時,書架に納める際,基本的に五十音順に並べておいた。
ところ,こちらはその後の関心の推移により,棚晒しになっており,直ちに使う見込みもないから,耐震工事のための避難中は上山市の大学設備に補完したままにする。
他方,赴任後の書籍は,大別すると法人資本主義論,企業論,労働論,ジェンダー論,その他現代資本主義論に分けられるが,入手した順に並べているので,テーマはバラバラとなっている。
しかし,避難と復帰の計2度引っ越すこの際,テーマ別に配列したい。
それにはテーマ別に箱詰めすれば良い訳だが,
床,テーブルには本を置くスペースがないので,
箱詰めする前に,本棚の上でテーマ別に並べ替える必要がある。

そんなこんなで今日は2,3箱で打ち止め,となった。

 4月4日 昨晩遅くサッシ窓ががたがた鳴ったものの,朝は小雪と小雨が入り交じって風も若干強いかなという程度だったので,もう暴風は去ったのかと思っていたら,午前中,JR新幹線​,在来線運休,高速バスも山形自動車道が通行止めで欠航​したみたいだ。学科会議に遅れそうになった同僚もいた。幸い,下校時には運行再開していたので,個人的には暴風の影響はなかった。

2012年4月3日火曜日

15箱で打ち止め

耐震工事に伴い研究室を引き払うことになったが,期限が5月末だし,相手先が3月末まで空かなかったので,4月になってから授業の準備の合間にちょっとずつ荷造りしようと考えていた。

ところが,例えば本棚を塞いでいるパソコンラックを移動させないと本を取れないが,ラック上のFAX兼用プリンターを机の上に置くと,仕事が出来ないという状況になり,荷造りを進めることにした。

テーブルの上に飾っていた楽天イーグルスの選手フィギュアや旅行の土産,沖縄のシーサー,高山のさるぼぼ,郷土山口の大内人形を損傷させないためにどのように袋詰めすればよいかかとか,赴任が決まったとき恩師逢坂充先生からいただいた伊万里焼の壺をどうやって運ぼうかと悩んでいる内は楽しかったが,
いざ本の箱詰めに掛かると,
10年以上棚晒しの本,資料が山とあり,取り出す度に埃が舞い上がる。
これらは半年の避難中も紐解く可能性はきわめて低いから,上山市にある大学施設に送ることにした。

さらに,古いノートやメモ,文献コピーや本のなかにはもはや使わないものもあるから,わざわざ荷造りしたり,運んだり,更に半年後,再び運び込んで架する必要はない。この際,過去の委員会記録共に,この際,廃棄した方が手っ取り早い。
しかし,搬送か廃棄かを判断するためには,バラバラのノートやメモ,コピーをざぁっとでも読む必要があるが,それはそれで時間が掛かる。埃を払いつつ一緒に箱詰めするしかない。むしろ殆どの本と一緒に箱詰めして,半年後研究室に戻ってからも箱に仕舞ったままにした方が良いかもしれない。

そんなこんなで段ボール15コくらい箱詰めしたところでモウロウとしてきたので下校。


 4月3日 帰宅後,外れた矯正器具を直してもらうために近くの歯科へ。その後,ドトールコー火では殆で頭回らず。

世代間格差論には注意が必要だが


2日の読売新聞「社会保障と安心」。

世代間不平等を強調するのは消費税論者に共通だが,
同紙は「「恵まれた高齢者」対「困窮する若年層」という図式ではなく,「高所得高齢者の一人勝ち」なのだ」と格差の所在を明らかにしている。

また生活保護受給世帯の4割が高齢者世帯であり,高齢者の貧困率はOECDの平均をかなり上回っていることを指摘し,その原因として年金が現役時代の所得に比例することを挙げている。

その他にも,失業給付,生活保護,年金相互の連携,バランスがとれていないという点もあるだろう。

生活保護や年金制度の見直しを「改悪」と決めつけるのではなく,先ず現行制度の「使い勝手の悪さ」を再認識する必要がある。

 4月2日 耐震工事のための研究室移転先がようやく空いた。しかし,鍵がまだ配布されないし,事務連絡の混乱で「先生は他の部屋ですよ」とストップが掛かったため,段ボール詰め1コで終了。ほぼ10日ぶりに4km走ってみれば,試合観戦より楽!


2012年4月2日月曜日

高校生のコメント

先月半ば,出張講義に赴いた宮城県立高校より,生徒の講義への感想が届いた。

出張明けの今朝,早速ざぁーと読んでみたところ,
「グラフを用いた丁寧な説明」「(スライドの配付資料も印刷され)わかりやすかった」。なかには「推薦の練習課題である程度理解していたので,とても楽しく楽に講義を受けることができました」との好評も散見されたが,
なかには「まず1つ難しかったです」「難しくて理解はあまり出来なかった」「とてもむずかしく,グラフや表をどう見ていいのか,とてもなやみました」という率直なコメントもあった。

そもそも若者にこそ身近だと思って設定した主題の「非正規雇用」について,
実態もそうでだが,概念,非正規という括り方自体がピンっと来ない(「非正規雇用とは何かを..知りませんでした」),ということもよくわかった。

特徴や影響等,内容解説に入る前に,言葉について丁寧に解説する必要がある,と実感した次第だ。

2012年4月1日日曜日

マフラー3枚

開幕戦から3日球場に通った。
昨日,今日はデイゲームだったが,寒かった。

最初の2戦は安打数こそ相手チームを上回りながら,得点は下回っていた。
失策が多く,走塁にも難があった。
そもそも「繋ごう」という意思が感じられなかった。

第3戦は4安打で2点と効率は良くなったものの,
投手が,簡単に適時打を許していた。



今季の展望という意味では収穫は全くなかったが,
入場者用のマフラー3枚と消臭スプレー2コはしっかりゲットした。


「高い買い物」だった。