2011年6月6日月曜日

他山の石

プロ野球は今季から統一球が導入されたせいか
どの球団も防御率が改善する反面,貧打に悩む試合が多くなったように思う。

「66イニングスタイムリーヒットゼロ」(ソロHRでのみ得点)は東北楽天イーグルスが更新した不名誉な記録だが,
他のチームも「50イニングス無得点」(広島)だったり,逆の立場だが「52イニングス無得点」(日本ハム)だったりと
貧打にまつわる記録が出ている。

しかし,他球団のことはこの際どうでもよい。
監督が日経のインタビューで機動力を活かした「イヤらしい野球を目指す」と答えていたのに,
HRでしか点が取れないとはどういうことか。

貧打と言っても相手チームと安打数は大差なかったり,むしろ多かったりする。
先日のコーチ陣大幅入れ替えに続き,日曜日には田淵ヘッドコーチ券打撃コーチが打撃コーチの職を解かれた。

標榜する野球を実現する術を示せない,むしろ逆の指示(早打ち)をするというのは選手には災難だ。
教壇に立つ者としては「他山の石」と肝に銘じるべきであろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿