2011年6月3日金曜日

メールが届かない不安

講義のなかで解説記事の読み取りをして,その日のうちにメールで解答して貰うことにした。
本務校ではWebclassという授業支援システムを用いているので,そこにオンラインで書き込んで貰えばよいのだが,非常勤講師先の授業だったので,メール提出にした。

ところが,
夜になっても一件も提出がない。
メールというのが拙かったかな。
アドレスはプライベートなものと捉えていれば,メールで提出ことに不安を感じたのかもしれない。
女子大学だし。
しかし,そのことを考慮して,講義のなかで「携帯メールでは受付けたという返信が夜間到着することもあるし,アドレスを知られるのが不安な人もいるだろうから,不安に思えば,GmailやYahooメールなど,ブラウザを開いた,アクセスした時しか受信しない,しかも無料のアカウントを利用しなさい」と説明しておいた。

あるいは,当日,東北太平洋岸は集中豪雨で交通渋滞ないし寸断が生じ,出席できなかった学生もいただろうから,それらの学生を差し置いて,出し抜く形で課題を提出するのが憚られたのかな。
こちらは早朝登校していたので被害の程度をよく知らなかった。講義が終わった後,他の先生から通学,通勤路で渋滞が発生したと知らされた。また電車も一部不通になっていたらしい。
しかも一人も提出しないとはすごい団結力だ。
しかし,いくら友情に篤いといってもこんなところで団結しなくても。。。

あるいは問題に戸惑ったのかもしれない。
読んでもらったのは柄谷行人「国家と資本--反復的構造は世界的な規模で存在する」(『朝日ジャーナル』2009年4月30日号)で,前回,資本主義の形成過程を講義していたので,資本主義の発展について概要と現代の捉え方の一パターンを知ってもらおうと思ってのことだ。
本務校の講義で用いた専門論文よりは簡明と判断して用いたのだが,経済学関連科目が少ないコースの学生からしてみれば,初めて耳にする概念ばかりで戸惑ったかもしれない。

あれこれ理由を考えながら登校してみると,
学部のサーバーが週末からダウンしていた。
学部のメールサーバーに届いたメールは全て民間のプロバイダーのサーバーに転送し,
常日頃,その民間サーバー上でメールを送受信していたので,
学部サーバーがダウンしていたことには全く気付かなかった。
そういえば,課題以外に,返事が来ない,遅れているメールが2,3件あるなとは思っていたが。。。

課題の解答はこれから採点するが,
サーバーダウンということを知らなかったばかりにいろいろ考えてしまった。

 5月30日 宮城学院女子大「経済理論」。「クールビズ着用を5月1日に前倒しせよ」と文科省お達しにいくら何でも5月初旬からと逡巡していたが,5月最終週は6月諸人にもかかることにより,本日から「半袖,ノーネクタイ」。むしろ週明けから気温が下がったためジャケット付き。GW旅行前後からアトピー性皮膚炎が悪化し四六時中痒いので病院に駆け込む。飲み薬一部変更。左膝の痛みは退いたものの用心してジムでは20分徒歩。その後はファミレスで呻吟しただけ。
 5月31日 「経済原論」は産業資本。昼休み美容院でカット。美容室帰りは定番,正門前の丸五蕎麦。夕方サーバー復旧から課題受領の返信等で忙しくなったものの,宮城球場に「ちょっとだけ」寄ってみる。帰宅後,本日17時〆切のレポート等について整形作業。

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