木曜日の教養セミナーは初回ガイダンスに参加し,「参加の意思があれば」と氏名,学生番号をノートに記して貰った学生のうち,連絡も無く履修登録しなかった者が2,3名いた反面,
ガイダンスに参加せず,こちらに連絡もせず履修登録している学生も数名いた。
制度上は教員に連絡せずに履修登録することは可能だが,学生主体のゼミなので,運営方法のレクチャーを改めて行なう必要がある。
おまけに2週目は当日までレジュメが揃わず,ガイダンスの繰り返しで終わるのかなと思っていたが,
ゼミの時間内でレジュメを印刷配布して報告をして貰った。
議論の方は,
いきなり新自由主義か社会主義かだったり(対立概念がハッキリしない)
「僕の提起した問題とズレているのでは」と問題提起者からクレームが出たり,
少し荒っぽかったが,肩慣らしにはなったのでは。
そもそもみんな専門外だ。
工学部生がほとんどで,人文学部生も人間文化の学生ばかりだ。
初回16名だった参加者が24名に増え,演習室に収まるか心配だったが,
こちらもギリギリ椅子が埋まる状態。
専門外が共通テキストをベースに疑問点や意見を交える教養セミナーは
教員としてもどこまで発言介入するか,常に悩まされるが,
今年度は不測の事態が生じた割には「産むが易し」の船出だったのではないだろうか。
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