2011年9月11日日曜日
今は昔
今は昔。
アマチュア野球に将来を嘱望された選手がいた。
いまの星野楽天監督が北京五輪野球代表監督として唯一アマチュアからて代表チームに喚ばれた大学生投手,
長谷部康平だ。
その後,東北楽天イーグルスがドラフトで長谷部投手を引き当てた時は「
ルーキーイヤーでも10勝は堅い」「今後十年以上,チームの左腕のエースとして君臨するだろう」
などと下馬評が立ったものだ。
しかし,プロ入り直後に古傷を痛め,勝てなかった。
というか、簡単にランナーを出すろ四球でランナーを溜めて失点する,先発投手として試合を作れなかった。
往時の面影,速球とそれで押し通すマウンド度胸,は見られなかった。
そして今や相手先発がダルビッシュ投手の時,つまり負け戦の当て馬的な先発投手だ。
今日、味方は打者を出しても続かずダルビッシュから「点を取れる予感がしない」展開が続いた,
子どもたちも退屈そうだった。
ただ降板する6回まで1失点に抑えたのは大きい。
攻撃陣はほとんど連打が打てなかったのに,ダルビッシュ投手が降板した途端(8回裏),
これまた「12球団で最も期待されていない4番打者」山崎武司選手の逆転2ランが飛び出した。
「山崎はまた三振だろうと期待した人がこの球場にも2,3人いたでしょうが」って笑いを取っていたが,
実際ほとんどの観客は諦めていた。
さすが4番打者。
「祐君じゃないですけど,やはり僕も持っています」
そうだ,千両役者!
第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル2日目。定禅寺通り以外でもセッションが行われていたが,たまたま通りすがりで耳にしたのはジャズというよりもロック,しかも80年代のブルースロックという趣だった。こちらも「今は昔」の感がある。
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