2011年8月14日日曜日

初級教程

木曜日夕方締切りの,2年生ゼミ「専門基礎演習」のレポートを翌日まとめて読んでみた。

気付いた点は2つ。
意外に多いお作法違反と分析の甘さだ。

前者は,常識の問題で小学校以来繰り返し指導を受けているはずだが,なかなか治らないものらしい。
あるいは「レポートの提出」をしょせん外部の台車の目には触れない学校内部の問題として甘く見ているのかもしれない。

後者は,専門家によらない読み物の受け売りなのか,
もっともらしい要因を並べているが,それがどこにどういう風に影響しているかの分析がない。
これを2年生に求めるのは酷かもしれないが,
専門科目である以上,ニュース番組の,時間が限られた中での解説を超えた「立ち入った分析」が求められるのは当然である。
これらも所詮は専門家という他人の分析の借用,援用であるとはいえ,
このテーマを勉強していない同級生が新聞,ニュースから得た知識を覆したり,深めたりしているからこそ意味を持つ。

例えば,制度には必ず一方で不充分な点と他方で過剰な点,というか抜け道がある。
そのため「セイフティ・ネットから漏れる人がいる」とか「不正受給が発生したり,働く意欲をよいでいる」といった類の指摘は,専門的に勉強していなくても,道を歩いている普通の人,高校生でも可能だ。

具体的にどこに問題が発生しているか
良く耳にする対策案が効くのはどの点か,効かないとすれば何が問題か
初学者なりにも分析,下調べが求められるのではないか。,

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