2011年8月31日水曜日

ムラッ気に煽られて

よそ見をせずに自分の今すべきことに集中できる人が羨ましい。
優先順位がハッキリしているのだろう。

ところが,優先順位がわかっていてもつい関心が別のことに削がれる人がいる。

尻に火が2つも3つも点いている状態だ。
それ以外のことは最小限の労力と最短時間しか割り当てるべきではないはずだ。
ところが,さっさと済ませようとした事務処理に意外に時間が掛かり,
関連することまで済ませようとしたために丸1日潰れた。

結局,ジムにも寄れず,帰宅後ドトール・コーヒーに直行。
昼間の空回りを夜の短い時間で埋め合わせようというのだが,
しょせん無理な話。
翌日に持ち越しとなった8月30日。

ムラッ気は収まらなかったのは未だ暑いせいか?

2011年8月30日火曜日

低空旋回

月曜日,自宅研修という形を取ったので
土曜から3日間,自宅およびトールコーヒー、ファミレスでキーを打つことになった。

結果わかったことは同じ環境では「飽きる」「ボルテージが下がる」という当り前のこと。
窮状で応援,の誘惑を断ち切って呻吟していたものの,
低空旋回に終わった。

 8月27日 昼まで自宅。午後ドトールヒーヒーで居眠り^^;。ジム通いの後ファミレス。
 8月28日 前日とほぼ同様。最後のファミレスをロイヤルホストに替えたくらい^^;。
 8月29日 ジム通いをサボり,ファミレスに行かなかず,午後皮膚科通院した以外は前々日,前日と同じ。


2011年8月28日日曜日

見損ねた代償

見損ねてしまった。
パリーグ歴代2位の記録達成を。
マー君完封!強打ソフトBから毎回18K

日中一杯「球場に行こうか」行くまいか悩んでいたが,
結局,仕事が進まず。。。
つくづく要領の悪さを痛感。

 8月27日 昼前近くの歯医者にて月1回の奥歯の矯正。ついでに既に治療が終わったはずの隣の歯が噛むと痛む点をチェックしてもらったり,歯垢を除去してもらったり。午後,ドトールコーヒー,ジムでマシーンの後,ファミレス。
観戦に行かなかった代償ではあるまいが,マー君みたいに快刀乱麻とはゆかなかった。

2011年8月27日土曜日

恩師から

特別休暇を挟んで2日ぶりに登校してみると
学部,大学院を通した主任教員である逢坂充先生からお便り。

まずは8月初めにお送りした論文抜刷へのコメント。
「論旨を。。。。というように理解した次第です。もし,そうであれば,小生も同意できますが,ただ,この点をも少し積極的に強調したほうが積極的でわかりやすいと感じました」

暖かいお言葉とアドバイス。
自分は別方向に傾斜しかけていたので,改めて再考を迫るものだった。
もちろん,この点は自分自身でよく考え,判断するしかないが,
恩師からのコメントはいつになっても身が引きしまる思いで考えさせられる。

次いで同封されていた同窓会報に載せた記事の紹介。
最後に近況。
近々検査入院とのこと。
2週間に亘る,と記してもちっとも深刻ぶる風ではなく泰然とされている。
学問への態度は真摯でぶれないることがない。
他方で,趣味にも興じられ,しかも多彩(多才)だ。
そのような内実と一体化したような先生のスタイルなので,
「かくあるべし」と思っても,容易には真似られない。

何事もないことをお祈りいたします。
有り難うございました。


一年に1回のブレイクファースト

昨年はすべて終了して2時間も食事できなかったが,
今年は最初に胃内視鏡検査がおこなわれたため,
ちょうど一日人間ドックが終了する12時前には飲食可能になった。

ただ医師による問診直前の待合室で「解禁時間」を迎えたので,
そこにおいてあるビスケットとおかきが前日19時からの絶食のブレークファーストになった。

年に一度の人間ドック特別休暇。
絶食の後,を楽しみにしていたのだが,
検査結果を待つ緊張感とは対照的な
駄菓子山盛りのだらけた雰囲気にほだされて間食に手を出してしまった。

帰宅後,近くのドトールコーヒー,ジム,ファミレスはいつもの休日と同じ。

2011年8月25日木曜日

間一髪

週末を挟んで久しぶりに登校してみるとメールが発信できない。
そのうちにブラウザも表示できなくなった。
事務方に確認してみると,午後から停電のため学部メールサーバーは朝から停止させているとのこと。

それまで暢気に?雑用をしていたが,
昼までしかパソコンが使えないとすれば,自分の仕事を優先せざるを得ない。

午後からといっても12時と13時と14時とでは当てにできる仕事の量,というほど進むことはないが,とにかく当てが大いに異なる。
そこで事務方に再確認して「13時停電」という情報を得た。

「13時停電」といっても,実際にはフライングもあり得る。
その時,文書を編集中だったら,それまでの作業が泡となる。
随時保存させているが,確認が必要だ。
また作業結果を随時保存させていても,保存先がいつものようにパソコン内蔵のハードディスクだと
停電中はファイルを引き出せない。

そこでUSBメモリ上のファイルを直接編集することにし,
秀丸エディタの一時保存の設定を「ファイルを直接更新する」にした。

こうすれば,万一13時前にフライング気味に停電しても作業中のファイルはほぼ保存され,
そのままパソコンから引き離して作業を続けられる。

こうして昼食は後回しにして停電までは作業を進め,
12時54分頃終了。
プリントアウトして1,2分で「予告通り」停電。
作業量はともかく,アジェンダ完遂は滅多にないことと我ながら関心。

3号棟は午後から通電すると聴いていたが,
どうせ夕方まではノー。トパソコンのバッテリーは持たない。
昼食を済ませるとそそくさと学校を後にし,
国分町スタバにて作業再開。
結局,停電による作業内容喪失の危機を乗り切り、18時過ぎまで作業を続けてようやく全体を見直すことができた。

これで内容上の発展がみられれば,瀬戸際を歩むような危機はとっくに脱出しているのだが。。。。

2011年8月23日火曜日

別れ話で頭ももつれ

前日,ファミレスの向いの席から漏れてきた男女の別れ話に
聞き耳を立てたわけではないが
女性の声がよく通るので,聴くと話に頭に入った。
若い男女の別れ話,結論は疾に出ている話を延々とされては
こちらの方がドッと疲れた。

そのせいではなかろうが,
帰宅後も自宅で未明まで報告スライドの編集。
仮眠後,旧女子高と現私立女子校の間の通りを歩いて研究会場まで。
途中コンビニで打ち出しておいたペーパーを人数分コピー。
会場について報告の準備を仕様としていると,持参したメモリには更新ファイルがコピーしていなかった。
メモリをパソコンに挿して間もなくコピーコマンドを出したせいか,パソコンがメモリを認識していなかったようだ。

結局,プロジェクターでは古いバージョンの,といっても深夜1時頃スライドを上映しつつ,
更新した部分は3時頃印刷した配付資料の参照を求める形で報告。
「別れ話のもつれ」ではなく,「頭のもつれ」でとんだ醜態。

懇親会は国分町の銀兵衛
20時前には終了してバスで帰宅。

本当の疲れが出た翌23日は登校せず,スタバ等で編集を続けた。


2011年8月22日月曜日

終わった話を延々と

 研究会報告を翌日に控えながら,日毎に,イヤ午前と午後で細部の構成が変わるという切羽詰まった状況で,自宅,ドトールコーヒー,ジム^^;,ファミレスと渡り歩いた。

 ファミレスでは向いの席に着く人も何組か入れ替わった。
 最後は若い男女のカップルで,
 男性の声はこちらに背を向けていることもあり良く聞こえなかったが,
喋っているのはこちらを向いた席の女性。
良く通る声で「別れ話」を延々^^;。

 仕事時間も休日も不規則で会わせてもらうのも気が引けるが,
そちらに会わせるのも大変。
 仕事に専念したいし,
 縛られることなく交友関係を持ちたい。

 一対一で拘束を強く求める男性と仕事に恋愛にもっと自由でいたい女性。

 これでは端から続かないこと明白。

 しかし,男性の方は諦めきれないのか,時々ボソボソと抵抗するものだから?
女性側の一方的な説諭が延々と^^;。

 傍目には、とっくに終わったカップルだが,
こんな話を中年以上のカップルが公の場でしていたら,いつ刃傷沙汰になるのかと周囲は身構えるところ。
「公然」と話し続けられるのは若いからこそと羨ましくもあった。

2011年8月21日日曜日

意外性は大きな余震のみの夏休み

 ようやくエアコンを点ける必要がないくらい涼しくなってきた。
 本当に「夏が終わった」と感じざるを得ない。

 終わった夏を振り返ると,
 学期末がめちゃ忙しかった。
 仕事に追われた。
 八王子合宿に参加した。
くらいか。

 進捗状況を別にすれば、計画通りに淡々と進んだ。
 2日前の大きな余震がなければ,ハプニング全くなし。
 夏が終われば,元に戻れない自分がいる,というのは若者だけか。
 その意味でも寂しい夏の終わり。

 8月20日 午前中国分町スタバ。帰宅後近くのドトール。ジムで走った後ファミレス。場所は変わっても適切な言葉が出て来ない,論点整理にピンと来ないのは変わらない。CPUを変えるしかないのだが^^;。

2011年8月19日金曜日

長いのだけは勘弁

金曜日14時半頃,大学の研究室も揺れた
。余震には慣れっこだが,「揺れが長い」と3.11を想い出してゾッとする。

震源は福島県沖,深さ20kmで規模はM6.8。
宮城北部・中部・南部,福島中通り・浜通りで震度5弱。

Kindle 3G WiFi版のレビュー

アマゾン・ジャパンにAmazon製Kindle3 3G+WiFi版のレビューを載せた。


要は,ここで述べているように
ID,パスワードをすぐ忘れる
そのくせカット&ペースト機能がないためにメールアドレスからパスワードまで一々入力する必要が生じる,ということ。

お盆休み最後の日

一昨日17日夜くらいから書き込めなくなっていたので,「応急原論」に載せていた。
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Googleのブローガー「第三原論」に書き込めなくなったのでこちらに記す。
そういえば,Amazonの電子書籍端末Kindole3も急にブラウザが機能しなくなった。
急下落するドル陣営の断末魔か^^;.

月曜日から特別休暇を3日取ったので,13日土曜日から実質5連休になった。
仕事が詰まっていたので,相変わらず,ドトールコ-ヒーやファミレス行脚を繰り返していた。

しかし,さすがに4日目となると,
仕事が捗るか否かにかかわらず,
疲労困憊,自称「熱中症」に掛かって,
頭はぼっーとするし,肩,背中は凝るしで
最終17日は「完全オフ」とした。

しかし,ブックオフで取り寄せておいた
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(中公新書)はポイントが小さく,読みづらい。
しかも表題作は昭和初期,戦争前のエッセイだから,
家の造りや什器に,西洋文化に晒される前の,純日本風の陰翳を礼讃されたところで,
なかなかピントは来なかった。

そんなこんなで,ソファーに寝そべる,テレビの再放送ドラマを観るなど
寝正月のようなだれた休日を送ることになった。

その後,ジムで走ったり,マッサージをうけたりしたが,
休日を有意義に過ごすにもものを準備するだけでなく,周到な準備が必要なようだ。

 8月16日 朝方,2年生ゼミ「専門基礎演習」の期末レポート採点。近くのドトールコーヒー.午後から夕方のジム通いを挟んで久しぶりのほどほどの^^;ファミレスと良く通う安い^^;ファミレスを行脚。比べてみてよくわかったのは単価千円未満の格安ファミレスでは食事が終わってもテーブルから皿が片付けられないまま放ってあるのに対し,千円を超すと,間を置かずに片付けられる,ということ。但し,(翌日の昼時だったが)作り付けなのかミックスフライが5分も経たずに出てきたのには「やはり自分が利用するような大衆ファミレスでは」などと思ったものだ。

 8月17日 ジム帰り禁を破ってノート読み直し。3G対応で追加料金が掛からず通信し放題のKindle3Gでブラウザを利用しようとすると,昨夕くらいから突如"Http/1.1 service unavailable"とエラーが出て利用できなくなった。
 8月18日 久しぶりに登校。2年生ゼミ「専門基礎演習」の期末レポートの採点を終え,単位評価。

2011年8月16日火曜日

お代わり

お盆に合わせて15日の月曜日から17日の水曜日まで休暇を取った。

最近の休日は
朝からスタバ,昼や吉野家で牛丼並盛り生卵掛け,午後再びスタバでお代わり100円コーヒー。

15日もその通りに行動してたら
午後3時前後には息切れ。

帰宅後一休みして
ジムで走った後
ファミレス。

結構粘ったが
さすがに「もう何も出ない」

お代わりは1杯まで,ということか。

2011年8月14日日曜日

誰でも手間を省く

2,3日前myイーグルス2号が道の段差にぶつかるように乗り上げたので嫌な予感がしていたら,案の定,後輪の空気が抜けていた。

そこで金曜日帰宅後,近くの自転車屋にマイ。。。を持ち込むと
「もう閉店です」
では明朝でも。
「明日からお盆休みなんです」
こちらが途方に暮れたような顔をしていたのか
「チューブ交換で良ければ,早く済むのでしますよ」
予定はなかったが,お盆休み中,Kスタ宮城球場に行けないというのも辛い。一も二もなく応諾した。
早く済む,という割には20分近く待たされて「2900円のところ2500円にしておきます」
負けてもらってもあまり嬉しくなかったが,チューブ交換したので,さぞ丈夫になっただろうと納得することにした。

ところが,そのままドトールコーヒーの前に置いて2時間,戻ってくると今度は前輪がぺちゃんこになっていた。
前輪も空気を充たすために一応チェックしてくれたのではないか,などと不審に思ったが,
既に閉店。16日までお休み。

仕方なく翌日ホームセンターで「パンク修理キット」を購入し,
さらにその翌朝,気温のさほど上がらないうちに自らパンク修理,
実に○○年ぶりだ。
パンク修理も車のタイヤ交換もやろうと思えば自分でできるが,
つい手間を省いて業者に委ねる。
業者は業者でパンク修理よりチューブ交換が早いと閉店前はお客にそう促す。
贅沢というほどではなくても,人間みな楽な方を選ぶ。
ましてや本業で忙しくなると,「時間を買う」意識になるのは致し方ない。

そんなわけで久しぶりに手が真っ黒に汚れた。
しかし,不思議なのは久しぶりの,素人のパンク修理も20分少々で終わったということだ

対策は隣の芝生

学生レポートを読んでみて思ったこと,その2.

学生はワーキング・シェア好き^^
いや,すぐ対策を示したがる。
「学問は現実適用のため」と見れば当然かもしれない。

しかし,適用される前の対策,政策は皆「青く見える」
郵政民営化しかし,道路公団民営化しかり。
選挙民には事業仕分けも,子ども手当も,高速道路無料化もそう見えたのではないか。

[期待と違う」というのであれば,
政策の問題もともかく
「現実の問題への分析」が足りなかったのではない。

今何が問題になっているのか,
ボトルネックになっているのはなにか。

不要な意思,効果の薄い施設や道路が造り続けられている原因はどこにあるのか
その分析が甘ければ,あまたある対策の中から,その時々で任意に一つ二つが選び取られるだけであろう。

対策論も,説得力の根拠は現状分析にあるのである亜。

初級教程

木曜日夕方締切りの,2年生ゼミ「専門基礎演習」のレポートを翌日まとめて読んでみた。

気付いた点は2つ。
意外に多いお作法違反と分析の甘さだ。

前者は,常識の問題で小学校以来繰り返し指導を受けているはずだが,なかなか治らないものらしい。
あるいは「レポートの提出」をしょせん外部の台車の目には触れない学校内部の問題として甘く見ているのかもしれない。

後者は,専門家によらない読み物の受け売りなのか,
もっともらしい要因を並べているが,それがどこにどういう風に影響しているかの分析がない。
これを2年生に求めるのは酷かもしれないが,
専門科目である以上,ニュース番組の,時間が限られた中での解説を超えた「立ち入った分析」が求められるのは当然である。
これらも所詮は専門家という他人の分析の借用,援用であるとはいえ,
このテーマを勉強していない同級生が新聞,ニュースから得た知識を覆したり,深めたりしているからこそ意味を持つ。

例えば,制度には必ず一方で不充分な点と他方で過剰な点,というか抜け道がある。
そのため「セイフティ・ネットから漏れる人がいる」とか「不正受給が発生したり,働く意欲をよいでいる」といった類の指摘は,専門的に勉強していなくても,道を歩いている普通の人,高校生でも可能だ。

具体的にどこに問題が発生しているか
良く耳にする対策案が効くのはどの点か,効かないとすれば何が問題か
初学者なりにも分析,下調べが求められるのではないか。,

2011年8月13日土曜日

迷子

学期末になると,研究室のある階の廊下にはお目当ての教員の部屋を探してうろちょろする学生をしばしば見かける。
自分の期末試験の成績や最終的な単位評価が気になるのであろう。
年中行事,半年毎だから期中行事だ。

先日,トイレから戻ると,自分の研究室を覗くように女子学生が足っていた。
僕に用事?
「ええ?」
鍵を開けて,まぁおは入り、と促しても入口で佇んだままだ。
市場経済のY先生ですか」
そうだよと言いつつ,学期末になっても担当教員の名前と顔が一致しないようじゃ,単位はかなり危ういなぁと頭の中で素早く結論を導いていた。すると,
「失礼しました」
えぇ,どうして。
「金曜日1コマ目の市場経済の先生を捜していたんです」
僕の市場経済は金曜日の3コマ目だよ。
「???」
待ちなさい。先生探してあげるから。基盤教育の時間割を開くともっと長い科目名のK先生であることがわかった。
3号棟の8階。そこ曲がってまっすぐ行くと新しい建物と接続しているから,そこの8階。

迷子に道を教える
普通にいえば,善行となるはずだが
学期末になっても科目名と教員名を覚えていない学生を教員の研究室に導いたことは
双方の、行く末の不幸を承知した上での行動だったのではないか
後ろめたい感じすらした。

2011年8月11日木曜日

雇用ポートフォリオ論の理解

研究合宿に参加していて
自分は周囲とかなり考え方,現実経済へのスタンスが異なると感じた。
例えば,格差問題の原因。
1999年に労働者派遣法が改正され,派遣業種の原則自由化が非正規雇用増大の直接の契機になったことは否定しないが,格差問題の淵源は別にあると考えている。差別的賃金はそれ以前から存在したからだ。

また雇用流動化と旧日経連が95年に発表した『新時代の「日本的経営」』との関連。



同書の「雇用ポートフォリオ」論が雇用流動化の呼び水をなしたとされることが多い。


しかし,
雇用流動化は日本だけではない。世界経済全体のトレンドだ。
同ポートフォリオの特徴は,専門職「高度専門能力活用型グループ」の創設だと思われるが,未だにそれほど広がっていない。
「雇用柔軟型グループ」といっても非正規雇用者の比率は33-34%止まりだ。

リーマンショックでさらに非正規雇用比率が高まったという声は聴かない。
今春の大卒の就職率は低かったが,来週は採用増を計画している企業が多い。(「大卒採用13.7%増」6/20付日経)
ポートフォリオでは「一般職」は「雇用柔軟型グループ」でその賃金は「時間給制,職務給,昇給なし」,賞与「定率」(32p図表8)となっているが,企業は「時給制で昇給なし」として募集をかけていないし,大学生も昇進するまで初任給のままでは誰も応募しない。
13.7%も採用が増えるのは依然として年功的社員だ。

結局,企業は労務管理の一手法として「勤続昇給=正社員中心システム」を手放せないということだろう。

それだけではない。
ポートフォリオの流動層「雇用柔軟型グループ」は勤続昇給しないだけだが,
現実の非正規雇用は端から賃金格差に見舞われ,賞与(ボーナス)は「定率」どころか「ない」。

賃金格差は正社員の勤続昇給(単なる企業特殊熟練を超えた年功賃金)や
主婦パートを「家計補助的労働」(男性正社員は年功的だが長時間労働)と位置づける両性の働き方と表裏一体だから,
その見直しは労働組合を巻き込んで正社員の賃金構造見直しが不可欠である。
あるいは企業の年功賃金が国の貧弱な社会保障制度の補完物とみるなら,後者の見直しも不可欠だ。
しかし,それには踏み込まないでは流動的だが「職務給」(同一労働同一賃金)で賞与も「定率」保障された「雇用柔軟型グループ」は誕生しないのである。
(13/08/16最終段落補足)

勉強

8月7日 
長津田から横浜線で八王子へ。
今日も午前中,ファミレスに籠もる。

正午過ぎバス停に移動すると,同じくSGCIME合宿に参加する2名に遭遇。タクシーにて八王子セミナーハウスへ,

冒頭の院生報告は「市場生産価格」。

2011年8月7日日曜日

バッテリー切れ


8月5日葉山型花笠踊りの初日。道路が混雑すると思ってくるまで登校。ところが,帰路,仙台も七夕祭の前夜祭,花火大会のため意思道路封鎖で市街地に向かう作並街道大混雑。

土曜日は朝から国分町スタバに「籠もる」も昼過ぎノートPCバッテリーとオナカのバッテリー低下。
帰宅後,近所のドトールコーヒー。
ジムでリラクゼーションマッサージの後ファミレス。

バッテリー補充したPC,午後には出番ほとんどなかった^^。

2011年8月4日木曜日

内より外が忙しい

2年次の基礎演習,最終回だがいつにも増して「しゃんしゃん」ゼミ。

17時から放送大学卒論指導が予定されていたため,山形駅へ。
駅スタバにてKindle3に入れた文献読み2時間弱。

帰仙後,国分町スタバにてノートPCに入力。

すでに8月も4日。
大学は学期末を迎えるが,大学の外には仕事山積み。
頭を切り替えてゆかざるを得ない。
山形は5日から「花笠祭」。前日4日は七日町が歩行者天国になり出店​で賑わっていた。

2011年8月3日水曜日

胸にしみ入る蝉の声

早朝定禅寺通りにさしかかったところで耳にした蝉の声に
思わず「夏も終わりか」と思ってしまった。

蝉が鳴くのは夏の盛りだから,未だ終わりではないはずだが,
盛り,ピークという言葉から「後は下るだけ」をイメージしてしまったようだ。

期日のことが頭から離れないと,ちょっとした時候の変化にも敏感に反応してしまうようだ。

具体性がなくても社説

今朝の日経は社説で「自立促す生活保護へ見直せ」と謳っている。

「生活保護の受給者はこの10年、増え続けている。今年3月には200万人を超え戦後の混乱期に並んだ。国と自治体の負担は10年度で3兆円強になっている」「最低限の生活保障はもちろん大事だが、「働かない方が得」「年金保険料を納めない方が得」とならないよう、基準や支給方法などを見直す必要がある」。

趣旨はもっともだが,具体的指摘といえば,「年末の特別な支出を補助する期末一時扶助や、妊産婦が栄養補給するための妊産婦加算など時代に合わない項目もあるが、これらは廃止してもいいのではないか」と本論と直接関係のないことばかりだ。

「民間の職業紹介機関の力も借りてきめ細かな就労支援をし、自立を促したい。少しでも働けば有利になるよう多様な仕組みを工夫するのも大事である」

すでに指定都市市長会が昨年夏,「有期保護」を提案している
それに対する賛否,あるいは修正案を出すなら未だわかるが,
今時この程度の「社説」とは漠然としすぎていないか。

仮に大学生がこのような内容のない報告をしたら,やり直しを指導されるだろう。

 8月2日 忙しくて後回しにしていた先週木曜日「総合講座III」の学生コメントにようやく目を通す。「データ,グラフがあってわかりやすい」「確認問題があ瑠のが便利」という湖面がある一方で,「表の一部が潰れている」「早口」「詰め込みすぎ」「抽象的で難しい」とのコメントも。いつも指摘され,通委しているつもりでも,結果としてやはり詰め込み気味。すでに8月になっていたことにようやく気付いた^^。「ジムに通うどころじゃないぞ」と帰宅後ドトールコーヒーでケーキセット。

2011年8月2日火曜日

一歩一歩

月曜日は宮城学院女子大にて「経済理論」。
来週休講にしたためこの日が前期の最終講義。

日本と同じくグローバリズムと規制緩和の中で非正規雇用比率が3割,女性限定では5割を超えたドイツにおける取組みを紹介した解説論文を読んでもらい4回目の読み取り。

帰宅後,昼食と近くの皮膚科への通院を挟んで採点。
期末テストは課さず,途中4回の読み取りテストの合計点で単位認定。

学生が夏休み前に数科目の期末試験を受け,レポートを提出するとしたら,
教員側は担当科目毎の試験と成績集計。
そして最後に成績表転記。紙媒体だったり,オンライン入力だったり。
当然,これが一番緊張する。
上記科目は受講生が少ないから未だ良いが,多い科目もある。
またオンラインの場合,画面上のチェックでは心許ないので,
打ち出したり,画面上には違いないがエクセルの元ファイルと番号,点数を関数で照合させる。

こうして夏休みへ一歩一歩近づいていく。
否,夏休み中に報告等が組み込まれているので,
夏休み前からその準備を始めている。

夕方からドトールコーヒー,スポーツジム,ファミレスと練り歩いた。
構想,構成のパーツを構成したり,組み替えたり,
この2,3ヶ月と同様,準備で夏休みが終わりはしないか,不安になった。