今朝,3月5日の新聞は「セブン&アイがベア復活」の見出し。
イトウヨーカ堂のベアは「2009年以来4年ぶり」とのこと。
経営側から毎年のように定期昇給の廃止が主張されるようなデフレ常態化のなかでは,ベア(ベースアップ,基本給の引き上げ)は「遠い昔の思い出」「夢のまた夢」のような響があった。
しかし,小売業社員自ら節約では消費の拡大につながらいことや製造業との賃金格差是正が図られることが理由らしい。
(もっとも社員の士気を高める,若年期に賃金を低く抑えた分を還元するという意味で定昇は続いていた)
昨年末来の円安傾向や株式市場高揚が後推していることは間違いない。
株式など有価証券所有者を中心であろうが,温かくなった懐の紐が緩んだ,という話はよく聴く。
他方で,対象はあくまで正社員で,小売業に多い非正規雇用にはベアは及ばない点もまた留意が必要である。
しかし,何より「最初の一歩」である。
これが他産業にも波及すれば,くさガが広がる非正規雇用の処遇もこのままでは良くない,ということになる。
週末,3月2日,3日は駅スタバ,国分町スタバ,ジム,ドトールと行脚とそっくり繰り返し。
懸案の複雑労働の扱いについて,考えをまとめるために集中せざるをえなかったからだ。
成果は,と言われると、具体的に挙げるのは難しいが,論点構成が固まってきた,といったところか。
何より2日は強風で、自宅洋間の直系30cm以上ある蛍光灯の丸い替え電球がデイパックには入らないので,自転車のハンドル部に下げていると,
袋毎大きくスイングして,車体に当たったり,脚の外側に当たったり,さらには脚の内側に当たったりして,しばしばブレーキ。
強風に抗いながら前に進もうとしているところに,ハンドルにぶら下げた蛍光灯が脚で漕ぐのを邪魔する,という体で,
通常10数分で済むところ30分以上,向かい風と格闘していた感覚が残った。
0 件のコメント:
コメントを投稿