いい歳をして今さら赤面もないものだが,
いい歳だから恥ずかしくなるときがある。
選手末,恩師から頂いて手紙を読んでいると
「春秋に富む若い学生」という表現に出くわしてはたと途惑った。
聴いたことのない表現だ。
地方に係るなら,四季の変化が鮮やかという意味だろうが,人間に掛かる言葉かな,と。
早速WEB辞書で検索して,この場合の「春秋」とは年月であり,「春秋に富む」とは「若くて,将来のある」という意味だと知った。
『史記』でも用いられ,我が国でも『方丈記』でも用いられていた表現だという。
この歳で初めて知ったというのは相当の無知だ,ということだ。
誰か傍にいるわけではないが,赤面するしかなかろう。
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