2012年11月19日月曜日

携帯電話,スマホのない生活

携帯電話のない生活を望む人も多いだろう。
週末の朝日新聞か日本経済新聞の別冊でも特集していた。

授業中密かに携帯を覗く学生も多いが,
自分自身,バスの待ち時間だけでなく,手持ち無沙汰の時にはよくニュースを覗く。
そこには手持ち無沙汰の時間を余裕を以て迎えられない自分がいる。
ちょうど居間で観たい番組もないのにテレビを点けっぱなしにしているのと同じだ。
暇ならもう少し自分に向かい合う時間をもちたい,と常々思っている。

そうはいっても,ガラケーとスマホの二刀流を止めたくなって先週末スマホを購入した。
今までネットの閲覧は液晶画面7インチのタブレットで行なっていたが,
おサイフケータイ(電子マネー)に対応していないため,ガラケーを手放せなかった。
通信と通話も別々だった。

今秋今冬の新製品のラインナップにもおサイフケータイに対応した7インチタブレットは出なかったが,それまでのタブレットと同シリーズのスマホが5.5インチで発売されたため,予約の末,入手した。

ショップ店員の説明も長かったが,
契約通りの設定に2,30分かかるというので,母と近くの百貨店で買い物をすることにした。
それぞれ買い物を済ませ,30分経った頃,地下1階で待ち合わせ,ショップに向かっていたところ,母とはぐれてしまった。

百貨店受付で問い合わせをしているうちに,すぐ後ろを歩いていた母がいなくなっていた。
先にショップに向かったのかと思ったが,いなかった。
ついには店内アナウンスを依頼すると同時に,百貨店の防犯係の方に探索までして貰った。

誘拐,行き倒れ,老人に多い彷徨などの可能性が浮かんだ。
出で立ちからしてお金持ち老人には見えないので誘拐はあり得ない。
行き倒れというか,倒れていれば,店内で騒ぎになるはずだ。
十分高齢なので,突如ボケが始まって彷徨・徘徊するようになったという可能性が一番大きい。
その場合,店内および付近を捜索して探し出すのにもその日一日では済まない可能性もあったが,さらにその先,見つかった後も独り身ではどう介護して良いか見当が付かないと思うと,気が重くなった。

結局,母はアケード外を別方向に進んでしまい,ショップの系列店から問い合わせをして元の店に辿り着いた。

この間1時間,最後は閉店後の一斉店内捜索の場面まで頭に浮かんだ。
もちろん,彷徨の末,帰宅した可能性もあるので,自宅に電話もしてみたが,
母親のスマートフォンへは電話しなかったし,こちらのガラケーも鳴らなかった。

家族で一緒に携帯電話を購入すると,それぞれのハード代金を割り引くキャンペーンを利用したため,
自分のガラケーもスマートフォンに切り替え中で利用できないばかりでなく,
母の旧スマートフォンも新スマートフォンに切り替え中で通話できなかったからだ。

結局,ゆっくり,じっくり内省的生活を送りたいという思いとは別に,
少なくとも外出した場合には片方でも携帯電話,スマートフォンを所持していないと随分不便だ,ということがよくわかった。

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