かつて研究室サイトでは,担当科目の講義の進み具合を示していた。毎回の進度の他に学生の質問への回答,単位評価の分布も掲げていた。
しかし,既述の大半は日記のようなものであった。
ほぼ毎日更新していた。
学外からは更新できないので,ぷららにミラーサイトを開いて土日はそちらに書き込み,月曜日に研究室サイト(以下,本サイト)に追加していた。
そのうち,学内の日常雑記の記述を巡ってトラブルが発生したので,このブログを利用することにした。
すると,本サイトのメインは日常雑記だったため,本サイトにおける講義記録の更新もサボり勝ちになった。
さらに一昨年半ばくらいから,研究室および自宅のパソコンでhtmlファイルを編集すると、途中で編集ソフトやファイルを操作するファイラーがハングアップするようになり,本サイト,ミラーサイトの更新が困難になった。
また,学部HP改革に併せて、サイトのフォルダも刷新されたようで,本サイトがなくなった。
実はそのことに気付いたのは昨日で,慌ててhtmlファイルが編集可能なパソコン(いつも可能は限らない!)で,ミラーサイトを更新してみた。
ここ2年くらいほとんど更新していなかった講義記録を再と再現しようと思うと、かなり時間を要する。
しかし,最近はどの大学もオンライン授業支援システムを利用していて,受講生で授業の進度を確認したり,講義資料をダウンロードできるいみは
つまり,受講生向けには本サイトを運営する必要はもやはほとんどない。日常雑記ならこのブログで済むからだ。
もちろん,学外者向けに今やマイナーな科目である経済原論でどのような講義が行なわれているか,公開する意味はあるであろう。
その場合も,手続きに手間が掛かる学部の本サイトを再建するよりも、未だ生きているミラーサイトに絞り,講義記録を綴った方が良さそうである。
更新しなかった昨年分を新設するよりも,残り僅かとなった今年度後期科目や既に終わった前期科目について、暇を見付けて、少し少し公表しようと思う。
というわけで,ミラーサイト「みら原論」はどのサイトをも映していない。
しかし,地方の大学で行なわれているいくつかの科目の進行を伝えたい,と思う。
2015年1月15日木曜日
醒めた視線
14日は引き続き「経済指標の解説」の編集。
株式相場の項を見直していた時,数日前のロイターの記事に遭遇。
「14年は国内年金勢が日本株最大の買い手、外人買い95%減」
昨年1年間の売買主体別売買総額で,
・海外投資家の買い越し額は1兆円に満たず、15兆円買い越した13年から95%減少。
・その代わりに?,13年は3兆5635億円の売り越しだった信託銀行による現物と先物合計の売買は2兆6708億円の買い越しとなった。
「信託銀行の売買動向は、その大部分を年金資金が占めるとされる」
・対して,個人投資家は13年の8兆円超に及ばないものの4兆円弱の売り越し。
市場のアベノミクス支持も醒めた視線?
株式相場の項を見直していた時,数日前のロイターの記事に遭遇。
「14年は国内年金勢が日本株最大の買い手、外人買い95%減」
昨年1年間の売買主体別売買総額で,
・海外投資家の買い越し額は1兆円に満たず、15兆円買い越した13年から95%減少。
・その代わりに?,13年は3兆5635億円の売り越しだった信託銀行による現物と先物合計の売買は2兆6708億円の買い越しとなった。
「信託銀行の売買動向は、その大部分を年金資金が占めるとされる」
・対して,個人投資家は13年の8兆円超に及ばないものの4兆円弱の売り越し。
市場のアベノミクス支持も醒めた視線?
2015年1月14日水曜日
若年層,特にその前半
13日(火)は一端書上げた「経済指標の解説」の校正。
字句の修正のみ成らず,関連性の薄い文章を削ったり,抜けていた文章,データを追加。
完全失業率について,男女の率の差,率の推移ははさほど問題ではないと考え,若年層(15歳-34歳)について『労働力調査』のサイトから長期時系列データを取得。Excelでグラフにしてみた。
起点を2009年にしたのは,リーマンショックの翌年で,その影響が最も大きく現れた年だからだ。
その年の7月には月間失業率としては直近最高の5.5%を記録している(年齢計は一番下の折れ線)。
日本経済は,2011年夏のタイ洪水,欧州金融危機の影響を受けながら,失業率は基本的に下落を続けた。
ところが,若年層前半,15-24歳層(一番上の折れ線)は2010年5月に10.1%に跳ね上がり,同6月に10.9%に達している。
08年リーマンショックの影響が10年4月からの新卒採用等で顕現したのであろう。
一端下落した後,2010年12月から11年2月まで9%台に再上昇した後は,他と同様,下落を続けている。
同時に,若年層前半の失業率は振幅が大きいことも目に付く。
かつて引用したように「初職時の非正規雇用比率」は上昇している。
若年層の失業率の動向には引き続き留意が必要であろう。
字句の修正のみ成らず,関連性の薄い文章を削ったり,抜けていた文章,データを追加。
完全失業率について,男女の率の差,率の推移ははさほど問題ではないと考え,若年層(15歳-34歳)について『労働力調査』のサイトから長期時系列データを取得。Excelでグラフにしてみた。
起点を2009年にしたのは,リーマンショックの翌年で,その影響が最も大きく現れた年だからだ。
その年の7月には月間失業率としては直近最高の5.5%を記録している(年齢計は一番下の折れ線)。
日本経済は,2011年夏のタイ洪水,欧州金融危機の影響を受けながら,失業率は基本的に下落を続けた。
ところが,若年層前半,15-24歳層(一番上の折れ線)は2010年5月に10.1%に跳ね上がり,同6月に10.9%に達している。
08年リーマンショックの影響が10年4月からの新卒採用等で顕現したのであろう。
一端下落した後,2010年12月から11年2月まで9%台に再上昇した後は,他と同様,下落を続けている。
同時に,若年層前半の失業率は振幅が大きいことも目に付く。
かつて引用したように「初職時の非正規雇用比率」は上昇している。
若年層の失業率の動向には引き続き留意が必要であろう。
もはや人手不足
鹿児島で社会保険労務士を務めている旧友から届いた年賀状に「人手不足」の文字が躍っていた時は,地方なのに,と違和感を覚えた。
ところが,それから10日も立たないうちに,認識を新たにさせられることになった。
毎年労組の春闘パンフレット向けに「経済指標の解説」をしている。
毎日,日経と朝日の電子版を読み,気になる記事はWEB上でEvernoteにクリップしている(Evernoteは,登録しただけで1日60MB無料で使え,プレミアム会員契約すれ1GB)。
とは言っても,経済,景気の全体像を掴むには,個別の指標を1つ1つチェックし,まとめるという作業が必要だ。
個人的には,解説の執筆がそれに当たる。
〆切が1月下旬早々になので,正月が空けた頃から準備にとり掛かる。
内閣府や県の月例経済報告等,官庁資料を基に,経済指標を挙げて,景気ないし経済の現況を解説するのだが,12月発表の日銀短観を見ていて,日本経済は既に「人手不足状態」に突入してた。企業規模,製造業・非製造業の別を問わず,人手簿即気味であり,3か月後の先行き予測でも大企業以外それが解消されないという見込みが多い。ちなみに短観でいう大企業は資本金10億円以上,中堅企業は同1億円以上10億円未,中小企業は2千万円以上1億円未満である。
それは地方も同じで地方財務事務所の「法人企業予測調査」でも人手不足感が表われている(BSIとは「上昇」等と回答した企業の構成比から「下降」等と回答した企業の構成比を引いた値)。
その背景には,11月の有効求人倍率[季節調整値]が1.23倍であること,原数値[パートタイムを含む全数]では1.28倍であり,58か月連続上昇となっていることがある。
同時に,正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.66倍に止まることも留意が必要である。
ところが,それから10日も立たないうちに,認識を新たにさせられることになった。
毎年労組の春闘パンフレット向けに「経済指標の解説」をしている。
毎日,日経と朝日の電子版を読み,気になる記事はWEB上でEvernoteにクリップしている(Evernoteは,登録しただけで1日60MB無料で使え,プレミアム会員契約すれ1GB)。
とは言っても,経済,景気の全体像を掴むには,個別の指標を1つ1つチェックし,まとめるという作業が必要だ。
個人的には,解説の執筆がそれに当たる。
〆切が1月下旬早々になので,正月が空けた頃から準備にとり掛かる。
内閣府や県の月例経済報告等,官庁資料を基に,経済指標を挙げて,景気ないし経済の現況を解説するのだが,12月発表の日銀短観を見ていて,日本経済は既に「人手不足状態」に突入してた。企業規模,製造業・非製造業の別を問わず,人手簿即気味であり,3か月後の先行き予測でも大企業以外それが解消されないという見込みが多い。ちなみに短観でいう大企業は資本金10億円以上,中堅企業は同1億円以上10億円未,中小企業は2千万円以上1億円未満である。
それは地方も同じで地方財務事務所の「法人企業予測調査」でも人手不足感が表われている(BSIとは「上昇」等と回答した企業の構成比から「下降」等と回答した企業の構成比を引いた値)。
その背景には,11月の有効求人倍率[季節調整値]が1.23倍であること,原数値[パートタイムを含む全数]では1.28倍であり,58か月連続上昇となっていることがある。
同時に,正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.66倍に止まることも留意が必要である。
2015年1月5日月曜日
正月休みは松蔭
大河ドラマは,もう随分前,学部学生,あるいは大学院生の頃から全く観なくなったが,
2015年は吉田松陰の妹が主人公ということで,年末も押し迫ってから,正月休みように文庫本を漁った。
近所の書店に在庫がある場合はそのまま購入したが,ない物,絶版の物はアマゾンにて中古を注文。(アマゾンが扱う中古本は1円の物もあるが,送料が必ず1冊257円かかる)。
元日は,そのうちまず,古川薫『吉田松陰』(河出文庫)。
元は83年少年少女向け小説として企画された本なので,読むのの遅い自分でも夕方からでもさっと読めた。
淡々とした叙述には余りのめり込めなかったが,老中暗殺計画(1858年)にそれまでの支援者が距離を置いていったり,弟子,江戸にいた久坂や高杉がたしなめる側に回ったりして,松蔭が取り乱し,弟子に絶縁状を送りつける件は興味深かった。
大きな孤独を味わった後,処刑(59年)の直前,遺書「留魂録」で自分のなしえたこと,30年の生涯に納得する。
晴天だったので,昼過ぎ,散歩がてらに崎八幡宮の初詣風景見物。
2日は,同じく古川薫による『花冠の志士--小説久坂玄瑞』(文春文庫)。
高杉と並ぶ松下村塾の傑物も。
1)純粋だが、陰影乏しく、主人公としての魅力は?ーー理念先行に見える松陰も、山鹿兵学の家に生まれながら飽きたらずに西洋兵学に手を伸ばしたり、黒船に便乗して密航しようとしたりと、単純な攘夷ではなかったが、ここで描かれている玄瑞は排外主義一辺倒。
2)松陰の妹との縁談をためらうう理由を友人に尋ねられ「嫁にするなら、美しい人をと、これは前々から考えちょったことであります」。大河ドラマのヒロインに同情。
夕方ジム系列店。
3日は,読書にも飽きて(読むのが遅いせいもある),校正の仕事。夕方ジム。その後,ファミレス。
4日は,2日に届いた古本,古川薫『桂小五郎』(上)。夕方ジム。その後ドトールお渡り,文庫本2章のみ。
2015年は吉田松陰の妹が主人公ということで,年末も押し迫ってから,正月休みように文庫本を漁った。
近所の書店に在庫がある場合はそのまま購入したが,ない物,絶版の物はアマゾンにて中古を注文。(アマゾンが扱う中古本は1円の物もあるが,送料が必ず1冊257円かかる)。
元日は,そのうちまず,古川薫『吉田松陰』(河出文庫)。
元は83年少年少女向け小説として企画された本なので,読むのの遅い自分でも夕方からでもさっと読めた。
淡々とした叙述には余りのめり込めなかったが,老中暗殺計画(1858年)にそれまでの支援者が距離を置いていったり,弟子,江戸にいた久坂や高杉がたしなめる側に回ったりして,松蔭が取り乱し,弟子に絶縁状を送りつける件は興味深かった。
大きな孤独を味わった後,処刑(59年)の直前,遺書「留魂録」で自分のなしえたこと,30年の生涯に納得する。
晴天だったので,昼過ぎ,散歩がてらに崎八幡宮の初詣風景見物。
2日は,同じく古川薫による『花冠の志士--小説久坂玄瑞』(文春文庫)。
高杉と並ぶ松下村塾の傑物も。
1)純粋だが、陰影乏しく、主人公としての魅力は?ーー理念先行に見える松陰も、山鹿兵学の家に生まれながら飽きたらずに西洋兵学に手を伸ばしたり、黒船に便乗して密航しようとしたりと、単純な攘夷ではなかったが、ここで描かれている玄瑞は排外主義一辺倒。
2)松陰の妹との縁談をためらうう理由を友人に尋ねられ「嫁にするなら、美しい人をと、これは前々から考えちょったことであります」。大河ドラマのヒロインに同情。
夕方ジム系列店。
3日は,読書にも飽きて(読むのが遅いせいもある),校正の仕事。夕方ジム。その後,ファミレス。
4日は,2日に届いた古本,古川薫『桂小五郎』(上)。夕方ジム。その後ドトールお渡り,文庫本2章のみ。
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