2017年1月9日月曜日

2つの論点

 1月7日 宮城学院女子大学「経済社会特論」最終回19日分のスライド編集。

予定では12日非正規雇用,19日少子高齢化としていたが,非正規雇用を1回で済ませると,焦点が数的に多い主婦のパート,いわゆる家計補助的労働の問題と,若年層における非正規雇用比率とジニ係数の上昇という問題の2つに分断してしまう,あるいは端折り気味の解説になり混乱させてしまう。
2つに分けたら分けたで,1つ1つの解説が教養科目にしては細かくなる虞がある。

また,非正規雇用問題を1回で済ませる代わりに,最終回を29日期末試験の答案練習?に当てることも考えてみた。
どこの大学でも最近,段落冒頭字下げなしや段落バランスが取れていないなど,論述式の解答の体裁ができていなくて,形式的な要件で減点しているケースがある。
例題を出して,まず構成を考えさせ,実際に書かせてみるのもよい。

7日以前から迷いに迷って,非正規雇用問題と若年層の雇用問題の2回に分ける案で固めたのが8日午前。
答案練習まで行かないが,答案の書き方については残り2回の講義の終わり部分で解説する必要がある。

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