19日辺りから出身大学院の同窓会報に載せる自著紹介の随想を練り始めたが,構想が二転三転してしまった。
昨年夏要請があったときは,締切りが半年先だし,論文ではない短いエッセイだからと,二つ返事で引受けた。(実際には返信がだいぶ遅れたが)
また,執筆するまでの間も,あれこれ文章が思い浮かんび,勝手に進んでいるつもりでいた。
いよいよ膨大な答案用紙の採点に入る前に,春闘パンフレットの経済指標の解説とこのエッセイを仕上げる必要があり,先週急遽筆を執った。
当初は,一般人が読者である同窓会報に本の内容を真正面から説明しても迷惑だろうと,学部は違ったが入学から13年に亘る大学生活に紙幅を割こうとした。
学部を選んだ経緯,教養課程以来の印象に残る授業,他の専攻の大学院に進もうとした経緯,さらに同期生のこと。
大学を出てから現在のテーマに打擲するまで長いので,その間の紆余曲折。
結局「自分語り」が長くなった。
ファンの多いタレントや著名人ならいざ知らず,一回の人間の来歴を読まされても困るだろう。
そこで,本題に戻って,自著の問題意識,独自の分析枠組みを簡潔に記すことにした。
もちろん,同窓先学の諸説にも若干触れる予定だ。
下手な細工は不要,ということであろう。(1月23日)
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