1月5日 宮城学院女子大学「経済社会特論」は給付と訓練。
福祉国家体制への批判として訓練受講を条件とした給付,ワークフェアの動きを解説。
しかし,学生の提出したレスポンスカードには「難しかった」。
福祉国家の批判,福祉国家終焉論を導くまでに,福祉国家体制の特徴として得再分配と完全雇用政策を説明するだけでなく,福祉国家以前の給付の特徴,さらに福祉国家の萌芽として19世紀末プロイセンの「飴と鞭政策」まで持ち出した。
さらに,給付と訓練の具体例として,アメリカのTANF,ドイツのハルツ革命,日本の求職者支援制度を挙げた。
例によって,張り切りすぎ,盛り込みすぎ^^;。
説明すべきトピックスが多いことも混乱のもとだが,トピックス一つ一つの説明が端折り気味になってしまう。
実際は講義終了後,山形へ向かい,午後一番の会議に参加。
国道286号線も県境近くは完全な雪道で轍もできていた,
会議終了後,上記レスポンスカードの整理,次回,講義資料の作成。
講義の基本は,前期基盤教育基幹科目「市場と人間の生活」と同じなので,その講義プリントを見直し,レスぽんカードに記された学生の感想や質問を紹介する形で加筆。
山形は一日中雪が降っていたわけではないが,復路は往路以上にスリップしやすくなっていた。
特論関連で終わった一日,
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