2月28日~3月5日 公務員対策講座の論作文セミナーの準備。
論作文セミナーは,昨年度まで時事解説の講義1回,論作文2回(内1回は論作文試験,後1回は相互批評)だったが,今年度は講義が廃止され,論作文試験も統一問題による一斉試験になったので,自分の担当するセミナーでは相互批評のみ実施することとなった。
また,昨年度まで論作文セミナーは学生の希望に基づいて割り振られていたが,今回は試験も26日に統一問題で一斉試験実施後,ランダムに答案が割り振られ,自分の担当は5名となった。
27日午後5枚の答案を受け取ると,週末の内にメモを取りながら読むことを繰り返して,論評を作成。
同時に,学生が相互批評するための採点基準も作成。10日のセミナーでは5枚の内2枚の答案を皆で読んで採点結果を論評することになる。
その後,解説集の作成に着手。
例年「格差」について時事解説していたが,今回は講義が廃止されたので,学生の試験勉強,あるいは論作文,集団討論のネタ帳として「格差」および統一問題の「少子高齢化と移民」についてパワーポイントで配布資料を作成。参考資料を図表として割り付けるにはパワポは便利だ。
その後は,月末,八王子セミナーハウスで開かれるSGCIME研究合宿の準備。
今回合評が行なわれる沖公祐『余剰の政治経済学』(日本経済評論社)第1,2,5章を改めて読んでみた。
ご本人からは出版時に献本を受けていたので,その際,一読しているが,自分の関心とのズレか,メモを取っていなかった。
今回はもう少し読み込む必要があり,上の3章を選んだわけ。メモ取りはこれから。
月末の合宿には他の本の合評も予定されているが,手を付けるのは上記作業を済ませた後になる。
その他にも2つ研究回が合宿直前に予定されているが,細々とした仕事を抱えているため,出席できるか否かさえ不明。
3月7日(土) 東北大学文系総合研究棟にて「経済的側面から見た国家と共同体の関係についての理論・歴史・現状」という長い名前の研究会。
報告は井手英策(慶応大学)「財政の歴史性と普遍性ーー互酬と再分配の再構築に向けて」。
予定されていたもう1件の報告は,事情により中止。
その後,上杉通りに面した花蔵にて懇親会。
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