先週末から読み始めた。
佐藤滋・古市将人『租税抵抗の財政学』(岩波書店,2014)だ。
読むのが遅いので昨日ようやく読み終えたところだが,疑問が2つ芽生えた。
著者等は,日本で「租税抵抗」が続く原因を,政府の国民からの信頼が低い点に求め,給付に所得制限を課さない「普遍主義」で国民の信頼を勝ち取り,その財源として,所得税,その累進性強化を主張している。
疑問は生じたのは,正にこの主命題に係わることで,
ノートも未だメモ書き程度なので,詳しくは論じられないが,
第1に,「普遍主義」の内容。
第2に,「財政抵抗」は国民からの信頼感がないからなのか。
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