もう2月。「逃げる」ように去って行くのか。
土日,日中ドトールコーヒーに籠るが,進展なし。集中力も足りなかった。
代わりに,朝刊の書評欄,文庫本紹介に載っていた稲葉連『命をつなげ』(新潮文庫)を併設書店でゲット。
ジムから帰宅後,3章の内2章読んでみた。
太平洋岸国道45号線の復旧に当たった釜石・宮古(岩手),南三陸・気仙沼(宮城)の国道事務所,土木会社の取り組み。
一方で,東日本太平洋岸を結ぶ幹線道路には早期復旧の社会的要請がある。
他方で,2次災害の可能性も否定できない。
職員も被災者であったりする。
従来,道路復旧のために,長時間作業を続けていた。
しかし,大災害時,業務だが,安全を考えると,どこまで業務命令できるのか,何時間拘束できるのか,現場は悩みながら使命感で臨んでいた。
震災復興には,国道45号線の場合も,
山形県長井市の土木会社等ボランティアの協力があった。
しかし,中心,主力は,業務で普段から国道の維持に当たっている道路整備局国道事務所や土木事務所をおいて他にない。
すると,「強制」でもある業務にこそボランティア「自発性」,社会的使命感が問われる。
ボランティア論に影に隠れていたことを強く認識させられた。
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