この間,「アベノミックス,実はオールド・エコノミックス」と書こうとしていた。
大胆な金融緩和によって円安の為替差益と輸入原材料の昂騰はあっても,インフレ目標を達成するには至らず,
成長戦略と言っても,大衆薬のネット販売も三木谷楽天会長が不徹底とコウギして辞任を表明(後に撤回)
TPPと言っても,年内妥結は見込み薄で,
減反廃止と言っても,代わりに転作補助金等で農家所得は農地集約に至らなくても増える見込み,
他方で,復興法人税は1年前倒しで廃止され,
増税対策として,5兆円の経済対策が施される,
等々,守旧派そのままであることが露呈した。
さらに,マニフェストにない特定秘密保護法案上程(可決)と官僚サイドの政治も見事に復活。
しかし,時間が取れなかった。
この間,ここ1,2か月,ある論点を追って,戦後の議論を振り返る必要が生じ,
古い文献を読みあさってみたものの,
その整理に時間を取っただけで,それだけでは論文になりそうもないことがわかってきた。
ヤレヤレ!
結局「元に戻った」点は政治と同じか。
0 件のコメント:
コメントを投稿