連休の谷間6日は「経済原論」の実質初回。
先月26日に科目の紹介,ガイダンスは済ませているが,内容に入るのは今回から。
「経済と経済学」
「生産関係」という経済原論特有の概念を紹介して
経済自体は普遍的でも,経済学は商品経済を対象にしてはじめて成立したことを説明していく。
しかし,生産関係の説明は迂遠的で難しかったようだ。
資本主義的生産関係を説明する前に
比較対象として封建的生産関係を説くわけだが,
封建的関係からしてピンと来ないみたいだ。
学生の関心が退いていくのが判る^^;。
次は「資本主義の生成」。
テキスト日高普『経済学』では,商品経済の発達史を古代に遡って説いているが,
範囲が広すぎるし,
そもそも人類の歴史が商品経済の発達とパラレルであるわけではないから
資本主義の生成期に絞って解説。
これも普通に解説すると時間一杯喋る必要があるので,一工夫必要になる。
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