2024年3月10日日曜日

送別会での挨拶 2024.3.4

この間,労働力商品概念について考えてきたが,今まで報告してきたこと,書いてきたことのまだ延長線上にあるように思うので,もう少し進展してからいずれ。

 先週は経済・マネジメントコースと職組人文支部でそれぞれ送別会を開いて頂き,送別の辞を述べた。

 経済・マネジメントコース送別会(2024年3月4日,シベールのレストラン,ボーノ)での言葉。

 1991年旧経済学科に赴任した者として,振り返ってみていちばん大きな出来事は法経2学科が統合した法経政策学科の発足です(H8=2006) 。新たしく出来た第3のコース,公共政策コースには,カリキュラム的には経済学,法律学の掛け合わせでありながら,教員組織的には政治学専攻中心という2つの側面を持っていました。そして,実際に発足してみると,推薦入試や編入学入試の志望理由書「地元に貢献したいので公共政策コースを希望する」という学生が法経2コースに比し圧倒的に多く,それでいながら,3年次からのゼミの選択は3コースでバランスが取れていました。公共政策コースの学生は法経のゼミも選択できたからでしょう。しかし,学際性,「インター・ディスプリナリー」を掲げた平成29(2017年)の組織改革では,ゼミの選択は基本的にそのコースのゼミに限られることになり,コース毎のゼミサイズに大きな偏りが生じたように思います。

 本学は「2030年グラインド・デザイン」として組織改革を標榜しています。私は3月で退職しますので,今後のことは想像だにできせんが,M省のお役人は昨年末の講演でH29年改組について,「1学科に減られしても5コースとして温存させてしまった」と少し批判的感想を漏らしたそうですので,インター・ディスプリナリーな方向が強まり,コースとゼミとの関係もまた変ってくるのではないかと想像しています。

 振り返ると,専門教育は各科目とコース編成をその時の環境で組み替えながら維持・発展してきたように思います。

 今後も経済・マネジメント分野の専門教育が紆余曲折を経ながら発展していくと期待してお別れの挨拶といたします。

 長い間お世話になりました。


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