最近,校正作業が続いている。
紀要原稿は,1月中旬から,初校,再校,三校と繰り返し,先週初めようやく終えた。
研究年報は,1月末から初校が始まり,今週再校が届いた。
元々は昨年度のうちに書き上げようとしていた労働ないし労働組織の多様性に関する論文が,検討しているうちに,扱う論者の「労働組織の多態性」論を検討する前に,その前提となる論者の方法論を論じる必要があると考え,10月初め締切りの大学の紀要,社会科学編と11月末〆切の学部年報に分けて投稿した。
ほぼ1年係で仕上げたものの,どちらも執筆自体が夏休み開始から,あるいは前稿投稿から2カ月しか時間的余裕がなく,文章の練りが足りなかった。特に研究年報は構成を練る時間が足りなかった。
投稿から2カ月以上立って読み直してみると,説明が足りない,あるいはそもそも詰めが足りないなど種々粗が見つかった。
しかも校正の度にである。
校正に至って大きな構成上の変化を加えるわけにはゆかないので,所定の展開,流れの中で飛躍している部分を埋めるしかない。
なんと詰めが甘いのだ,と冷や汗が出る。
同時に,足りない部分の発見は,次の論文の課題になる,といっては言い訳だろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿