2018年2月10日土曜日

迷っているはなし

 昨秋投稿した大学の紀要,年報の校正が,年が明けてから戻ってきた。
 1つは,査読意見に応じる過程で見直し,また初校でも丁寧に文章を点検したつもりだったので,再校は簡単なチェックで返却した。

  ところが,先週末戻ってきた三校,最終校を読み返してみると,
・叙述が重複している
・結論Bの説明が足りない
ことに気付いた。

 前者は,見ようによっては展開が蛇行しているように映り、推敲不足が露呈し,みっともない。しかし,展開まで見直すとページ進行が大きく変わり,後ろの掲載者に迷惑を掛ける。最小限の訂正に止め,重複したくどい表現には我慢して貰うしかない。

 後者は,これも推敲不足と言ってしまえばその通りだが,今のままではその意図が十分伝わらない。かといって,丁寧な説明を加えると,やはりページ進行を乱してしまい,他に迷惑を掛けてしまう。
 そこで,文章を補うとしても,最小限に切り詰める必要がある。
 さらにその前に,説明として難点不足しているか確定する必要がある。
 論理展開上,多少の無理があることは自分でも気になっていたが,補う必要のあるポイント,説明については,このままで良いのか,そもそも何点に分けて補足すべきか迷いがあった。

 今日一日で,補足を1つに絞り,一文に収まる補足を考えたが,三連休のうちに,簡潔でかつ不足を補える説明を練る必要がある。

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